横浜市金沢区（神奈川県）のファミリー（家族）・子育て向け賃貸物件（賃貸アパート・マンション）を探す

横浜市金沢区は、横浜市の南端に位置しています。面積は30.96㎡で、市内18区中6位の広さです。人口約19万6,000人が住み、横須賀市・逗子市・鎌倉市・磯子区・栄区と接しています。区内では横浜シーサイドラインや京急本線、京急逗子線の3路線が乗り入れています。駅は全部で18あり、主要駅となっているのが金沢文庫駅・金沢八景駅・六浦駅など。路線バスは京急バス・横浜市営バス・神奈中バス・大新東バスが区内を運行中。車で移動するなら、首都高速湾岸線や国道16号を使うと便利です。

横浜市金沢区はかつて、鎌倉幕府隣接の港町・六浦湊として栄えた歴史のある街。そのため、朝夷奈切通(あさいなきりどおし)や琵琶島神社などの、鎌倉幕府に関連する史跡が点在しています。一方で、日本最大級の水族館を擁する横浜・八景島シーパラダイスなど、海と山に囲まれた自然豊かな土地を活かした場所が多いのも、特徴の一つ。

横浜市金沢区内の0歳から14歳の子どもの人口は、約2万1,000人です。金沢区内の全体の人口が約19万6,000人なのに対して、約11％を占めています。また、区内の教育施設は幼稚園11園、小学校23校、中学校12校と充実しています。金沢区は子育て支援にも積極的です。区内の各施設では地域育児教室をおこなっています。初めて育児をする方が対象ですが、赤ちゃんの事故予防、公園遊び、離乳食など、子育てに役立つ知識を無料で教えてもらえます。子育てで悩んだら、子育て支援者による子育て相談を活用しましょう。先輩ママが子育て支援者として、さまざまな相談に乗ってくれます。育児サークルの案内もしてくれるので、悩みがあったときに頼りになるでしょう。

また、横浜市全体での支援策として利用できる、子育て家庭応援事業のハマハグもおすすめ。協賛店舗や施設で会員証を提示すれば、お得な優待サービスを受けられて便利です。さらに金沢区内には、子育て支援の拠点も複数あります。金沢区子育て支援拠点・とことこでは、相談員への相談や子育ての情報収集をおこなうのに利用可能。その他、関東学院大学内の認定こども園・関東学院六浦こども園でも、子育て相談や交流ができる関東学院親と子のひろばを開設しています。また、社会福祉法人すみなす会が運営する金沢地域活動ホームりんごの森では、親子で楽しめるスペースとして、おもちゃ文庫が利用可能です。

横浜市金沢区自体が海と山に囲まれた自然豊かな土地であるため、都会の便利さを持ちつつ、自然にふれあえる子育てができるのは大きな魅力でしょう。

横浜市金沢区では買い物施設が充実しているため、生活に必要な一通りのものが揃えられます。Aコープ金沢店や横濱屋大道店、そうてつローゼン釜利谷店などのスーパーが多数。また大型商業施設も、アピタ金沢文庫店や三井アウトレットパーク横浜ベイサイド、ブランチ横浜南部市場とラインナップが豊富です。金沢区には、かわなこどもクリニックや横浜南共済病院、金沢文庫病院などの小児科があるクリニック・病院が複数あります。そのため、子どもが急に体調を崩した際も安心です。

さらに、定期的におはなし会を開催する金沢図書館や、金沢区地域子育て支援拠点・とことこ、はまぎんこども宇宙科学館などの公共施設も、子育てに役立つでしょう。家族でのお出かけや休日の癒しのスポットとしておすすめなのは、潮干狩りを無料で楽しめる海の公園や、全国的に有名な横浜・八景島シーパラダイス、希少動物も見られる横浜市立金沢動物園です。

横浜市金沢区は全体的に治安が良く、ファミリーが住みやすいエリアです。ただし駅やエリアごとの特色はそれぞれ異なるので、どんな街で暮らしたいのか、自身や家族の希望を踏まえて選びましょう。閑静な住宅街での暮らしを望むなら、能見台エリアがおすすめ。古くからベッドタウンとして知られてきた街ですが、駅前に大きな商業施設がないため、静かで暮らしやすくなっています。一方、ある程度にぎわっていて便利な街での暮らしを望むなら、金沢文庫・金沢八景エリアを選ぶと良いでしょう。人の往来も多く、駅前を中心として商業施設も多くあるため、買い物には不自由しません。 なお横浜市金沢区の家賃相場は、1LDK・2K・2DKは7.52万円程度、2LDK・3K・3DKは9.26万円程度、3LDK・4K以上は14.42万円程度となっています。立地条件や間取り、築年数などによって家賃相場が変わってくるため、物件探しの際は実際に足を運んで相場感をつかむと良いでしょう。