子どもの空間認識能力って?遊びながら鍛える方法はあるの?

サッカーボールで遊ぶ幼児

子どもに育ませたい能力の一つとして、空間認識能力に注目が集まっています。

空間認識能力は、日常生活のみならず、スポーツ・勉学にも必要な能力。

例えば、飛んでくるボールを受け取るとき、工作をするときなどに発揮されます。

IQにも影響するといわれる空間認識能力を鍛えることで、子どもの基礎的な力の底あげにつながりますよ。

この記事では、子どもの空間認識能力とは何か、遊びながら鍛える方法があるのか、親ができることをご紹介します。

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空間認識能力とは

横断歩道を渡る男の子

空間認識能力とは、空間にある物体の位置や形状、動きなどを正確に認識する力のこと。

例えば、以下のような行動に空間認識能力が関わっています。

  • サッカーをするとき、ボールの位置を把握する
  • 工作をするとき、対象物の構造をつかむ
  • 道路を歩いているとき、向かってくる車を認識する

空間認識能力は、子どもの頃から徐々に発達します。

IQとの相関関係も指摘されている、人間にとって基礎的な力です。

【高い】と何が良いの?

空間認識能力が【高い】と、空間での事態を正しく認識できます。

3次元空間で自分がどのような状況に置かれているのかの正しい認識は、的確な行動を取るための前提条件。

空間認識能力を鍛えるとスポーツが得意になりますし、工作をしたり絵を描いたりする力を伸ばせます。

STEM教育(科学・技術・工学・数学)の分野に大きな影響があるだけなく、道路で向かってくる車を回避するなど、危機管理の面でも必要な力です。

【低い】と何が良くないの?

空間認識能力が【低い】と、自分がどのような状況に置かれているのか、事態を正しく認識ができません。

空間での距離感がつかめず、周囲にぶつかって転ぶことが増えてしまいます。

自動車などの運転をするとき、空間認識能力が低いと命に関わります。

子どものうちから空間認識能力を鍛えることで、事故防止にもつながります。

何歳までに鍛えるべき?

空間認識能力は、特に3~5歳の間に刺激を与えることで伸ばせます。

まずは、5歳を目標に鍛えると、能力アップ効果が期待できます。

ただし、年齢が5歳を過ぎている場合でも、空間認識能力を鍛えることはムダではありません。

年齢とともにゆっくり伸びていく力なので、気付いたときが鍛えどき。

子どもは特別なトレーニングをおこなわなくても、日常の遊びを通して、少しずつ鍛えられるのでチャレンジしてみてくださいね。

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子どもの空間認識能力を鍛える遊び

積み木で遊ぶ女児

子どもは日常の遊びを通して、楽しく空間認識能力を伸ばせます。

大切なことは、物体をさまざまな角度から眺めて、刺激を受けること。

子どもの空間認識能力を鍛えるための遊びをご紹介します。

積み木・ブロック

積み木・ブロックは組み合わせることで立体を形作れる、空間認識能力を鍛えるのにぴったりの遊びです。

例えば「ロボットを作りたい」と思ったとき、ロボットの形状を思い浮かべてパーツを選び、組みあげることで、3次元空間での想像力が身につきます。

積み木・ブロックに慣れておらず、何をしていいかわからない子どもには、まずはお手本を見せながら積み木・ブロックに触れるところから始めましょう。

簡単な組み合わせを子どもと一緒に作りあげ、完成したら褒めることで子どものやる気を引き出せます。

折り紙

平面的な紙を折りあげて、さまざまな形に作り変える折り紙は、空間認識能力を上手に鍛える遊びです。

決まった折り方でオーソドックスな作品を作れるほか、自由に折ることで想像力を高められます。

子どもが初めて折り紙に挑戦するときは、手数が少ない平面的な作品を折るのが良いでしょう。

できるようになったら、徐々に難易度をあげて、立体的な作品に挑戦してみましょう。

子どもが自分で折り方を確認しながら折り紙をすれば、空間認識能力アップにつながります。

パズル

パーツを組み合わせて完成させるパズルは、空間認識能力を鍛える遊びの一つ。

パーツがどの位置にくるかを予測すれば、頭の回転が速くなります。

絵柄を完成させる平面パズルだけではなく、立体のパズルにチャレンジすると、効果的に空間認識能力を鍛えられます。

パズルに慣れていない子どもは、簡単なパズルから挑戦してみましょう。

最初に難しすぎるパズルを与えると、完成させられずに子どもがやる気を失うかもしれません。

子どもの発達に合ったパズルを選ぶことで、楽しく取り組めます。

体を動かす遊び

空間認識能力を鍛えるためには、体を動かす遊びを取り入れましょう。

追いかけっこやかくれんぼ遊びで物体との距離感を感じ取り、すべり台、ジャングルジムなどの遊具で立体に触れることが良い経験になります。

また、ボール遊びや縄跳びなど、体と物体との位置を測る遊びもおすすめ。

小さな子どもの場合は、追いかけっこなどの基本的な遊びからスタートして、体力がついたら遊具に誘導しましょう。

室内遊びも大切ですが、さまざまな刺激を受けられるように、屋外でも体を動かしてくださいね。

子どもの空間認識能力を鍛えるために親ができること

楽しくお絵描きをする園児と女性

空間認識能力を鍛えるための特別なトレーニングは不要です。

とはいえ、子どもの習慣や意識づけは大切。

子どもの空間認識能力を鍛えるために、親ができることをご紹介します。

形や空間を意識した声かけをする

丸・三角・四角などの物体の形や、上下左右などの空間を意識した声かけは、子どもの空間認識能力を鍛えるのにとても効果的。

例えば、ケーキを食べるときに「このケーキ」で終わらせず、「四角いケーキ」と言及すると、子どもの空間への理解が深まります。

片づけをするときには「そこに置いてね」の一言を「椅子の右に置いてね」と言い換えてみましょう。

地図を使って子どもと散歩に行く

地図を読む習慣を身につけておけば、自然と空間認識能力を鍛えられます。

散歩をするときに、地図を持って出かけて、一緒に何があるかを探検してみましょう。

平面的な地図を現実に置き換えて、立体として把握するのは子どもにとって貴重な経験。

どこに何があるのか、地図の情報と周辺を見比べながら歩いてみてください。

地図が複雑で子どもがわからないときは、簡単な地図をパパやママが描いて見せるのがおすすめですよ。

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まとめ

空間認識能力は、空間を認識する基礎的な能力。

日常生活を快適に送るために必要なだけではなく、勉強やスポーツの成果にも影響します。

子どもの頃から少しずつ育まれる能力なので、知育遊びや外遊び、空間を意識した声かけを心がけることで、難しいトレーニングをおこなわなくても伸ばせます。

意識して鍛えることで、子どもの将来の幅も広がりますよ。

ぜひ、子どもと遊ぶときに空間認識能力を鍛える遊びを取り入れてみてくださいね。

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