節分におすすめの絵本をご紹介。子どもと楽しく節分について知ろう

節分におすすめの絵本をご紹介。子どもと楽しく節分について知ろう

2月のイベントといえば、節分ですよね。

節分というと鬼のイメージが強く、子どもたちにとっては怖さ半分、ワクワク半分の楽しいイベントではないでしょうか。

ここでは、節分をより身近に感じるために、子どもにおすすめの節分絵本を年齢別に紹介します。

節分の由来や理由が絵本でわかる!

節分の由来や理由が絵本でわかる!

節分は「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまいたり、恵方巻きを食べたりする日。

しかし、なぜそのようなことをするのでしょうか。

子ども向けの節分に関する絵本を読めば、そんな疑問もわかりやすく教えてくれます。

子どもにとっては怖い鬼が出てきてスリルも味わえるため、単純にお話としても楽しめるのが良いですね。

年齢別・節分におすすめの絵本

年齢別・節分におすすめの絵本

乳児から小学生までの年齢別に、おすすめの節分絵本を紹介します。

年齢にぴったりの絵本を選ぶことで節分の由来や理由をよく知る機会にもなるため、ぜひ参考にしてください。

乳児(0歳児、1歳児〜)向けの節分絵本

◯まめのかぞえうた
題名にあるように、豆を1〜10まで歌に乗せて数えていく絵本です。
節分に食べる豆への関心や、歌に乗せてリズムよく数える楽しさがあります。
豆の話で終わるかと思いきや、最後には鬼が豆を食べるシーンも。
赤ちゃんが「おに!」と指差しながら、キャッキャと盛り上がる姿が目に浮かびますね。

文:西内ミナミ
絵:和歌山静子
出版社:鈴木出版

◯おにのパンツ
保育園や幼稚園でもおなじみ、「おに〜のパンツはいいパンツ〜♪」の歌が本になった、小さい子どもでも楽しめる絵本です。
かわいらしいイラストの赤鬼・青鬼や、うさぎやくまなどの動物たちもでてくるので、怖い鬼とは無縁なのも良いところ。
まだ言葉がわからない0〜1歳の頃は、このような歌やリズム、言葉の繰り返しなどがある絵本で言葉やリズムに親しんでいくのがおすすめです。

構成・絵: 鈴木博子
出版社:ひさかたチャイルド

幼児(2歳児、3歳児〜)向けの節分絵本

◯おにはそと
節分の夜に豆まきをして鬼を退散した子どもたち。
ところが、子どもの鬼が逃げ遅れてしまい、人間の子どもと仲良くなって……。
短くシンプルな内容ですが、かわいいイラストと子どもの鬼の登場で、「鬼は怖いもの」という先入観から解き放ってくれるステキなお話です。
絵を見ながら豆まきの方法もわかるので、これから節分行事の参加が始まる2〜3歳頃の子に特におすすめです。

文・絵:せなけいこ
出版社:金の星社

◯ちいちゃんとまめまき
まだ保育園に通っていないちいちゃん。
ある日保育園に行ってみたくなり、こっそり保育園のなかをのぞいていると、何やらみんな豆まきをして遊んでいる……。
ちいちゃんも羨ましくなって、友達と3人で鬼のお面を作って豆まきをはじめます。
子どもらしいアイデアの連続と、豆まきの一連の流れがぎゅっと詰まったかわいらしい絵本です。

文・絵:しみずみちを
出版社:ほるぷ出版

幼児(4歳児、5歳児〜)向けの節分絵本

◯c幼稚園によく遊びにくる男の子の名前は、「におくん」。
運動神経抜群でみんなに人気な、におくんですが、ひょんなことで園長先生に鬼ということを知られてしまい……。
園長先生の優しい対応や、鬼はすべて悪いものではないということを学ばせてくれる一冊です。
人の気持ちを考えられるようになってくる4〜5歳頃にぴったりの絵本です。

文:中川ひろたか
絵:村上康成
出版社:童心社

◯おにたのぼうし
節分の夜、どの家も豆まきをしていて行く場所がない「おにた」。
そんななか、豆のにおいがしない1軒の家を見つけ、なかを覗くと病気のお母さんと女の子がいました。
そこで、おにたの取った行動は……。
大人でも切なく泣けてしまう内容と、岩崎ちひろさんの優しい絵に心を打たれる一冊です。
子どもはどのような感想を持つのか、そんなことも楽しみながら読み進めたいですね。

文:あまんきみこ
絵:岩崎ちひろ
出版社:ポプラ社

小学生向けの節分絵本

◯泣いた赤おに
山のなかにたった1人で住んでいる赤鬼は、毎日寂しくて人間の友達ができることを願っていました。
しかし鬼というだけで人間は赤鬼を怖がり、誰も友達になってくれません。
そこに親友の青鬼が現れて……。
節分の行事とは直接関係のない内容ですが、鬼という存在やイメージについても深く考えることができます。
友達の大切さや人の優しい気持ちにフォーカスした感動的なお話です。
ページ数が多めなので、文字を読む練習にもなるでしょう。

文:浜田廣介
絵:梶山 俊夫
出版社:小学館文庫

◯鬼が出た
節分には鬼に向かって豆まきをするけれど、そもそも鬼ってなんだろう?という疑問を解決していく絵本です。
悪いものの象徴として扱われることの多い鬼ですが、じつは人間の心のなかにも鬼は存在するのかも……。
知識を深めることはもちろん、視野を広めることへの学習にもつなげられる一冊です。
鬼について友達同士で議論するのも楽しそうですね。

作:大西廣
絵:梶山 俊夫
出版社:福音館書店

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恵方巻きを楽しめる絵本

恵方巻きを楽しめる絵本

◯おばあちゃんのえほうまき
恵方巻きは、関西から広まった文化なのだそうです。
そんな恵方巻きにはどのような意味があるのか、おばあちゃんが恵方巻きを作りながら教えてくれる絵本。
恵方巻きを自分で作る楽しさやなかに入っている具材の意味まで学べるので、お料理が好きな子にもおすすめです。

文・絵:野村たかあき
出版社:佼成出版社

◯のりまき
おいしそうなのりまきの絵に引き込まれる絵本です。
のりまきの作り方がわかるのはもちろん、なかに入れる具材へのこだわりや、細かく描かれた絵に思わずうっとりしてしまいます。
内容は短くとってもシンプルなので、小さい子への読み聞かせや、絵をじーっとみるだけでも楽しめますよ。

文・絵:小西英子
出版社:福音館書店

まとめ:子どもと楽しく節分について知ろう

節分に関する子ども向けの絵本を紹介しました。

節分の由来や豆まきの理由、恵方巻について楽しく学べるため、ぜひ親子で楽しんでみてください。

また、節分の絵本には「良い鬼」もたくさん出てきます。

鬼は悪いものという概念を払拭し、新しい考えに出会える良い機会にもなるのではないでしょうか。

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