保育園入園にあたって気になるのが長期休みがあるのかどうかではないでしょうか?
保護者も休みを取りやすいお盆休みの夏休みや年末年始の冬休みはそれほど問題ありませんが、保育園が春休みを設定している場合は対策を練らなくてはいけません。
この記事では、春休み直前に慌てることがないように、保育園に春休みがあるかないかの一般事情や春休みがある場合は理由や目的、春休み中はどのような対応が必要なのかをご紹介します。
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保育園に春休みはある?いつからいつまで?
新年度を迎える際、幼稚園や小学校では春休みがありますが、保育園に春休みはあるのでしょうか?
ここでは、保育園に春休みがある場合のお休み期間はいつからいつまでなのかをご紹介します。
保育園に長期休みはある?
保育園にも長期休暇はあります。
お盆にあたる8月13日〜15日の夏休み、年末年始にあたる12月30日〜1月3日の冬休みを長期休暇として設定している保育園は多数あります。
ですが、この期間は保護者も休みの場合が多いので支障は少ないでしょう。
一方で、春休みのあるなしは保育園によって異なるので確認が必要です。
認可保育園や認可外保育園、認定子ども園によって、それぞれ春休みの取り方に違いがある場合もあります。
認可保育園の場合は基本的に春休みはなく、在園時は通常保育がおこなわれる場合がほとんどですが、春休みがある園もあります。
保育園の春休みはいつからいつまで?
保育園の春休みは、基本的に年度の切り替え時である3月29日〜31日のほか、3月後半〜4月上旬の数日間が多いようです。
また、卒園式の日は、他の園児たちの春休みとしている園もあります。
卒園式は土曜日におこなわれることが多く、在園児卒園児保護者が仕事の場合は預かってもらえることも多いですが、園によります。
園によっては、春休み期間中も希望者は保育をしてもらえることがあるので、手続き方法などを調べておくと安心です。
いずれにせよ、年間予定で決まっているので、早めに春休みの有無を確認し対策を練るのがベストです。
保育園の春休みの目的と理由
夏休みや冬休みはお盆・年末年始にあたるため、保育士も休みを取りますが、春休みは年度の切り替え時期のため、さまざまな業務があります。
新年度を迎えるにあたり、園や教室のメンテナンス、修理、クラス替えや配置換えの準備などで大忙しなんです。
春休みがない保育園の場合は、3月31日の預かり終了時点から4月1日までの数時間で切り替えの作業をしなければならず保育士さんにも負担が……。
そのため、園によっては3月31日のお迎えを早い時間に変更してほしいとお願いされることもあります。
保育園の春休み中はどうする?
保育園の春休みの間、仕事や子どもの保育はどうすれば良いのでしょうか?
ここでは、仕事が休めない場合の子どもの預け先、対処法などをご紹介します。
有給などで親が仕事を休めないか検討
前々からわかっていることなので、両親共働きの場合はどちらかが仕事を休めないか検討することも一つの方法です。
夫婦で調整しながら有給休暇を使えないか話し合ってみるのも手です。
しかし、年度末で、子どもの予防接種や体調不良、旅行などのお出かけで有給休暇をすでに消化してしまっている場合もあるので、確認が必要になります。
有給休暇を消化し切ってしまった、年度末で仕事が休めないなど夫婦だけでは対処できない場合は別の方法を考えるしかないでしょう。
親戚や祖父母宅などに預かってもらう
父母(祖父母)や親戚にお願いして預かってもらう方法で乗り越える方もいるでしょう。
また、信頼できる友人やママ友などに預かってもらう方もいます。
同じ保育園のママ友と交代で預かりっこするなど協力しあって乗り切る方法もあります。
一時保育やベビーシッターなど有料で預ける
費用はかかりますが、民間の一時保育やベビーシッターサービスに預けることも検討しましょう。
ベビーシッターサービスは企業や個人が運営しており、依頼主の自宅で保育するサービス。
自治体のファミリーサポートサービスを利用できることもあります。
いずれも事前に登録手続きが必要なところが多く、仕事が休めず預け先が見つからないときは事前準備をしておきましょう。
リモートで乗り切る
仕事を休めず、預け先も見つからない場合はリモートワークを検討する手もあります。
春休みがあることがわかった時点でリモートが可能か会社と相談しておくと安心です。
会社によっては、春休み期間中を在宅ワークに切り替えられたり、子どもを連れて出勤できることもあります。
在宅で仕事をしながら子どもを自宅で保育できるかどうかという問題もありますが、夫婦で交代するなどして乗り切る選択をする家庭も。
春休みなどの長期休暇以外にも、感染症の流行で突如休園になる場合もあるので、いざというときのためにもリモートワークが可能か会社に確認をとっておきましょう。
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春休み中の保育園の保育内容
春休みがない保育園や希望者だけ預かってくれる保育園の場合も、保育士が新年度の準備を並行しておこなうため、通常とは保育内容が異なることもあります。
なかには縦割り保育をおこなう園もあります。
ここからは、春休みがない場合の保育内容をご紹介します。
異年齢保育(縦割り保育)などに変更
新年度の準備などで保育士さんの人数が足りなかったり、預かる子どもの人数が通常と変ったりするため、年齢の違う子どもたちが一緒のクラスで過ごす縦割り保育(異年齢保育)に変更する保育園もあります。
また、系列の園や近所の園など、他の保育園との合同保育になる場合もあります。
通常からクラス編成を縦割りにしている保育園もありますが、少子化が進み一人っ子も多く、異なる年齢の子どもと遊ぶ機会も減っている現代では、縦割り保育は子どもたちにとっても良い刺激になることでしょう。
給食の有無は?詳細を確認しよう
春休み期間中であっても保育がある園では給食が出る場合がほとんどです。
しかし、春休みは保育士だけでなく調理師の人数も変動するため、給食が出ない場合や簡単なメニューに変更になることも。
給食がお休みになり、お弁当持参になることもあるので、忘れないように事前に確認しておきましょう。
普段は給食の子どもにとっては、滅多にないお弁当の機会。
用意が大変ですが、凝ったものでなくても、子どもの好きなものを入れてあげられると良いですね。
新小1や幼稚園併用など春休み中の一時利用はどうなる?
卒園式を終えた新一年生になる園児は、卒園式のあとから3月31日までは保育園に預けることができます。
しかし、年度の切り替え時期のため、通常とは違う保育内容であったりお迎え時間が早くなったりする可能性はあります。
また、幼稚園児が長期休み期間は保育園を併用している場合も春休み期間の対応は園によって異なるので、事前に詳細を確認しておくと良いでしょう。
まとめ:保育園に春休みの有無や詳細を確認
基本的に保育園が長期休みになるのは、保護者も仕事が休みになるお盆、年末年始の期間のみ。
春休みは通常通りの保育をおこなう園が多いです。
しかし、春休みを設定している保育園もあります。
希望者は預けられる場合もあり、対応は園によって異なるので、直前に焦ることのないよう前もって確認し、事前に準備しておいてくださいね。
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