レジリエンス教育って一体なに?どんな力が身につくの?

レジリエンス教育って一体なに?どんな力が身につくの?

レジリエンス教育とは、困難や逆境に直面したときにそれを乗り越える力を養う教育のことです。

レジリエンスは、元々は心理学用語として用いられていましたが、近年のコロナ渦によって再び注目を集めるワードとなっています。

ここでは、レジリエンス教育の特徴や教育方針などを解説します。

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レジリエンスとは?どうして注目されているの?

レジリエンスとは?どうして注目されているの?

レジリエンス(resilience)とは、直訳すると「回復力」や「反発力」という意味の英単語です。

詳しい概要や、昨今なぜこの言葉に注目が集まっているかを紹介します。

レジリエンスとは?

レジリエンス(resilience)は、回復力、反発力、復元力、逆境力などと訳されます。

心理学用語として、困難やストレスなどによる落ち込みから立ち直ることができる心の弾力性、しなやかさという意味で用いられてきました。

逆境やストレスにも負けない力は、ビジネスシーンにおける資質や能力としても役立つとして注目されている力です。

非認知能力の一つとしても注目

レジリエンスは、非認知能力の一つでもあります。

文字の読み書きや計算、スポーツなどの目に見える能力とは異なり、自信や忍耐、協調、自制など、目に見えない個人の心が持つ能力のことを非認知能力といいます。

心の弾力性やしなやかさを意味するレジリエンスは、大切な非認知能力の一つといえるでしょう。

近年では大規模な災害や海外の紛争など、予測不可能な事態が頻繁に起こるようになりました。

これからの予測困難な時代を生き抜かなくてはならない子どもたちにとって、レジリエンスを高めることは特に重視したいスキルです。

レジリエンスが注目される背景

レジリエンスという言葉は、日本では、2011年3月の東日本大震災以降、困難を乗り越える力や、複雑化する社会環境に適応する力として広まりました。

また、宇宙飛行士の野口総一さんが2020年9月の会見で自身が搭乗する宇宙船に「レジリエンス」と名付けたことでさらに注目を集めるようになります。

世界的なパンデミックによる困難から立ち直れるように、との願いを込めてつけられたそうです。

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レジリエンス教育とは?

日本の教育現場でも、レジリエンスを育むことで生きる力を身につける「レジリエンス教育」が一部の地域や学校で実施されています。

レジリエンス教育の必要性や実践例を紹介します。

レジリエンス教育の可能性や必要性

レジリエンス教育によって身につけられる力は2つあります。

一つは、日々の生活において事故や災害などの困った出来事が起こった際、落ち込みから立ち直る力。

もう一つは、家庭問題や貧困など、好ましくない養育環境のなかでも健やかに、適応して生きる力です。

レジリエンスの高さは、遺伝や乳児期の親との関わりなどによる気質的なものが影響しているといわれています。

一方で、安定的な人間関係や教育環境などにより、あとから育てることもできることもわかっています。

レジリエンス教育に触れることで、乳幼児期を過ぎても、困難を乗り越えしなやかに生きるための心を育むことができるのです。

特に集団生活を送る学校で、レジリエンス教育をおこなう意義は高そうです。

学校は人間関係や学習における困難さを乗り越える機会が豊富であると同時に、授業内でストレスマネジメントなどの講義をおこなうこともできる場所です。

実践・知識ともに身につけられる学校は、レジリエンス教育の表舞台として最適な環境といえるでしょう。

‎レジリエンスが高いと身につく力

レジリエンスの高さは、今後変化の激しい社会を生き抜くうえで、ストレスを乗り越え柔軟に対応する力を鍛えることにつながります。

ある研究では、レジリエンスや幸福度が高い子どもは学校の先生やクラスメイトと良い関係を築け、授業への参加意欲や成績も高い傾向にあるという結果が出たそうです。

また、心身ともに健康でストレスや逆境にも対応できるため、生涯に渡って社会的責任の高い役目を果たす人生を送る傾向が強いこともわかっています。

参照:しなやかで折れない心の教育ーレジリエンス教育の活用を通してー

レジリエンス教育の実践例は

近年、日本の教育現場では、いじめなどのトラブルを乗り越えしなやかに生きるための「レジリエンス教育」が進められています。

広島県や三重県の一部では、全国に先駆け実践的なレジリエンス教育が取り入れられているようです。

特に三重県では、2021度に5つのモデル校でソーシャルスキルトレーニングの手法を取り入れた学習プログラムを実施しています。

考え方の多様性やポジティブな感情の持ち方などを、レジリエンスの高め方と併せて6回シリーズで展開しています。

参照:三重県|生徒指導・学校安全

レジリエンス・プログラムとは

学校教育の他に、一般社団法人日本ポジティブ教育協会が提供するレジリエンス・プログラムもあります。

科学的根拠に基づいた「ポジティブ教育」という枠組みの一貫としておこなっており、普通学級から適応指導教室向けなど、その子の気質に合わせた教育機会を提供しているのが特徴です。

同協会の代表理事である足立啓美さんは、『子どもの逆境に負けない力 「レジリエンス」を育てる本』などのレジリエンスに関する本も出版しています。

参照:一般社団法人日本ポジティブ教育協会

家庭でできるレジリエンス教育

家庭でできるレジリエンス教育

学校や専門プログラム以外に、家庭でできるレジリエンス教育もあります。

声かけの例や子どもへの接し方などを紹介するので、参考にしてみてください。

親の声かけでレジリエンスを高めよう

先述の『子どもの逆境に負けない力 「レジリエンス」を育てる本』では、子どものネガティブな感情を否定しないことが大切としたうえで、ネガティブな感情から引き離すサポート方法が記載されています。

例えば、子どもが学校に行きたくないと落ちこんでいるときは、「行けば楽しいよ」や「気にすることないよ」といった声かけよりも、「教えてくれてありがとう」「そっか、ゆっくり休もう」などいったん子どもの思いを受け止めることが大切なのだそう。

また、結果だけを見るのではなく努力した過程を褒めるなど、なにげない声かけがレジリエンスを高める一歩につながると著者は伝えています。

レジリエンスを育むには

レジリエンスを育むには、小さな失敗と立ち直りを繰り返すことによって自信をつけさせることが大切です。

また、周りの人に援助を求める力も身につけたい能力の一つ。

この2つを育むには、集団の遊びやスポーツを通して失敗を経験することや、子どもと親がなんでも話せる環境を日頃からつくっておくことが重要なのだそう。

特に、親が自分を信じて見守ってくれた経験や、本当に困ったときに話を聞いてくれた経験は子どもにとって宝物です。

子どもから相談を受けたとき、「話してくれてありがとう」など、まずは悩みを受け止める声かけを積極的におこない、話しやすい環境を築いていけると良いですね。

まとめ:折れない心を育もう

折れない心を育もう

社会や環境の変化が目まぐるしい昨今において、弾力性や柔軟性を育むレジリエンス教育は今後ますます重要性を増すでしょう。

落ち込んでも素早く立ち直りストレスをしなやかに乗り越える力は、ビジネスシーンや普段の生活のなかでも大きく役立ちます。

子どもにたくましく育って欲しいと願うパパやママは、ぜひレジリエンス教育を取り入れてみてください。

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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。

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