中学校の部活は吹奏楽部!マイ楽器は必要になるの?

ホルン

子どもが中学校に進学すると始まるのが部活動。

わが子が中学では吹奏楽部に入りたいと言った場合、気になることの一つがマイ楽器の購入が必要かどうかではないでしょうか。

そこで今回の記事では、中学校の吹奏楽部において楽器購入はどうしたら良いのか、値段の目安など具体的にイメージできるように紹介します。

学校ごとのルールなどもあるので、記事を参考にしてマイ楽器購入の検討の参考にしてください。

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吹奏楽部ではマイ楽器が必要なの?

トロンボーン

中学生になったら吹奏楽部に入りたいとわが子が言っている場合、楽器はどうしたら良いのか不安なママやパパもいますよね。

吹奏楽部で使用する楽器は入部したら必ず買わなければいけないものではありません。

楽器を持っていないと希望のパートになれないわけではないので安心してください。

吹奏楽部で使用する楽器は、マウスピースなど個人で買うべきものがある場合もありますが、楽器本体は学校の備品が使用できます。

ただし、学校によっては暗黙の了解で買うものとされていたり、強豪校はマイ楽器が前提とされていたりすることもあるようです。

マイ楽器が必要になるかは入部前に情報収集をする必要があるでしょう。

マイ楽器購入の有無とかかる費用の実態調査

株式会社マーケットエンタープライズがおこなった実態調査を紹介します。

調査は公立の中学校を対象におこなわれました。

調査によると、「学校の楽器を使用」が68.4%、「新品を購入」が21.2%という結果でした。

その他は中古を購入したり、知人から譲り受けたりなどの方法で楽器を入手したようです。

マイ楽器購入にかかった平均金額は以下のとおりです。

  • 新品:244,480円
  • 中古:13,487円
  • 知人から購入:57,190円

楽器購入以外にかかった諸経費は年間平均で約60,000円。

内訳の平均額は以下のとおりです。

  • メンテナンス費用:24,591円
  • 消耗品費用:10,919円
  • 遠征費用:59,503円

※出典:
公立中学校の吹奏楽部入部には30万円が必要 吹奏楽部の活動に関する実態調査|PR TIMES

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パート決めはオーディション

吹奏楽部への入部直後は一通りの楽器に触れて、本人の希望や楽器の適性を見定める期間があります。

この期間では、マウスピースを吹いて音が出るか、大きな楽器なら体格はどうかなど、さまざまなことを確認できる、楽器選びには欠かせない貴重な期間です。

パート決めは最終的に希望者でオーディションをして、顧問や先輩が判断することがほとんどです。

楽器を持っているから必ずそのパートになるわけではないので、マイ楽器の購入を検討するのはパートが決まってからになります。

オーディションなしで希望の楽器に決まるケース

トランペットとケース

中学校の吹奏楽部では、場合によってはオーディションなしで希望の楽器に決まるケースもあります。

どのような場合なのかご紹介します。

経験者

選んだ楽器の経験者は一からその楽器を練習して覚える必要がないので、即戦力として優先的にそのパートに決まることがあります。

ただし、経験のある楽器ではなくほかの楽器を希望する場合は、ほかの未経験者と同じようにオーディションになるでしょう。

状況によっては、「経験者だからこのパートになって!」とお願いされる可能性もあります。

楽器を持っている

マイ楽器を持っていると希望のパートに決まりやすい場合があります。

学校の備品には限りがあり、楽器は安くても10万円台、高いと100万円近くするものも。

学校としても簡単に増やせない楽器なので、マイ楽器を持っていれば学校側も助かります。

ただし、自分や家族が楽器を持っている場合など、顧問の耳にその情報が入ると、自分は違う楽器が良くても希望が通りにくいこともあります。

どうしても希望の楽器を担当したい場合は、家に楽器があることを言わないか、その楽器を学校に貸すから希望の楽器を担当させて欲しいと交渉してみるのも一つの方法です。

人気がない楽器を希望

楽器のパートはオーディションで決めるとこが多いのですが、希望者が少ないパートはオーディションなしでそのまま決まるケースが多くなります。

例えば、サックスやトランペット、フルート、クラリネットなどのメジャーでメロディーを担当する楽器は人気が高く、オーディションになることがほとんどです。

しかし、バリトンサックスやチューバなどは、その大きさや担当するパートが低音部の伴奏が多いことから人気が低い傾向にあり狙い目といえるでしょう。

マイ楽器購入は顧問に相談してから

楽器は決して安い買い物ではありません。

楽器に詳しくない状態で自己判断で買ってしまうと、質が良くない値段が安いだけのものを買ってしまうこともあります。

購入したときに格安だったとはいえ、それなりの値段がするものです。

また、一度使ってしまうと買い替えはできません。

なかには部内でメーカーを統一していることもあり、わからない状態で購入すると違うものを購入してしまう可能性もあります。

高いお金を出して購入するものなので、どのように選んだら良いのか、顧問と相談しながら選ぶのがおすすめです。

その際、おすすめの楽器店も聞いてみると良いでしょう。

マイ楽器にいくらかかるの?

楽器の値段はピンキリですが、目安となる金額を紹介します。

楽器目安の値段
トランペット3~10万円
トロンボーン10万円
ユーフォニアム30万円
チューバ30万円
ソプラノ・テナーサックス20万円
クラリネット30万円
オーボエ30万円~
ファゴット50万円
フルート5~10万円

もちろんもっと安い楽器もありますが、プロ仕様になるともっと高額で、まさに金額はピンからキリまであります。

中高生が使うものとしては、プロが使うような高額な楽器を購入する必要はありませんが、それなりの品質を求めるためにも購入前の相談は重要です。

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まとめ

フルート

今回の記事では、吹奏楽部の入部を検討する子どもがいるママやパパに向けて、マイ楽器の必要性やパート決めのおこない方、金額の目安、購入する際にはどのようにしたら良いのかなどを紹介しました。

楽器は決して安い買い物ではありません。

まずは、用意しても良いのかどうかの確認をしてみましょう。

購入するようなら、顧問に相談し失敗がないように楽器選びに進んでください。

楽器購入の際は、自分に合った楽器で、部活を楽しめるように選んでくださいね。

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