労働環境や家庭環境などさまざまな理由で、一人で育児を回していかなければならないワンオペ育児。
特に、お風呂はワンオペ育児のなかでも大変なミッションです。
安全に気を使わなければならない場所なので、試行錯誤をしてヒヤヒヤしながら子どもをお風呂に入れているママも多いでしょう。
この記事では、一人で赤ちゃんを入浴させるためのコツや二人の場合のスムーズな方法・工夫などをご紹介します。
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ワンオペのときのお風呂の入れ方
産後直後はパパやママの両方が揃っていたり親が助けてくれたりするため、赤ちゃんのお世話を協力し合って進められることが多いでしょう。
しかし、自宅に帰ったりパパが普段の生活に戻ったりでワンオペ育児になってしまうと、お風呂に入れるのが大変になってしまいます。
ここでは、ワンオペのときのお風呂のポイントや流れをご紹介します。
なぜ、どこが大変?
ワンオペの際のお風呂が難しいと思われる原因として、赤ちゃんの成長具合によって入浴方法が変わる点が挙げられます。
首がまだ座っていない時期や寝返りが打てるようになった時期、お座りができるようになった頃など、状況によって対応の仕方が変わります。
また、赤ちゃんから目を放せず、ママが自分自身の体を洗うのが大変と感じることも多いでしょう。
ワンオペ入浴の流れ
ワンオペ入浴の流れを確認していきましょう。
1.脱衣所や浴室は、湯冷めを防ぐために暖めておきます。
脱衣所にはママが着るバスローブやタオルを準備し、床が濡れないようにバスタオルを敷き詰めておくと便利です。
2.暖かい部屋に着替えや保湿剤、飲み物などを用意しておきます。
パジャマや部屋着、下着などは広げておくと、袖が通しやすくて楽です。
3.子どもは脱衣所に寝かせて待機させ、ママが素早く入浴します。
ドアを少しだけ開けておくと、何かあったときにすぐに気がつくので安心です。
4.浴室内で子どもの体や頭を洗います。
5.お風呂から上がったら、子どもをタオルやバスローブでくるんで素早く乾かします。
ママも体を乾かし、体が冷える前に暖かい部屋に移ります。
6.おむつや着替えをし、必要に応じて水分を補給をします。
7.肌が乾燥しないように、保湿クリームなどを塗って保護してあげましょう。
ポイントは事前の準備!
ワンオペ入浴では、入浴前の準備がポイントです。
事前に着替えや必要なものを準備しておくことで、赤ちゃんが冷えないようにスムーズな流れで入浴から着替えまでをおこなえるでしょう。
また、ママも体が冷えて体調を崩すと大変です。
ボタン付きのパジャマではなく、バスローブなど羽織れるものがあると便利です。
子どもが二人の場合はどうする?
下の子が生まれて子ども二人を同時にお風呂に入れることもあるでしょう。
ここでは、子ども二人を同時に入浴させる際の工夫やポイントをご紹介します。
洗う順番は「上の子→大人→下の子」
二人の子どもをお風呂に入れる際には、上の子から洗い始め、続いてママが体を洗い、最後に下の子を洗ってあげる順番がおすすめです。
下の子は、お風呂で使えるバスチェアなどを活用して安全なところで待たせておくと安心です。
上の子は、洗い終わったら浅めにお湯をはった湯船で待っていてもらいましょう。
上がる順番は下の子→上の子→大人
お風呂から上がるときは、湯冷めのリスクなどを考えて下の子から順番に体を拭いてあげるのがおすすめです。
次に上の子の体を拭いてあげ、待っていてもらいます。
最後にママが素早く体を拭いてお風呂から出ましょう。
お風呂上りにはママも子どももバスローブを活用するのも良いですね。
ボタンなどの手間がなく、全員が湯冷めを防ぎながら素早く体を拭けるでしょう。
ゲームやおもちゃも活用
複数の子どもをお風呂に入れる際は、待っている子が飽きてしまい泣き出したり騒いだりすることがあります。
また、お風呂に入りたくないとぐずってしまうこともあるでしょう。
上の子をスムーズにお風呂に入れて飽きずに待っていてもらうためには、お風呂用のおもちゃやゲームなどを活用するのがおすすめです。
カラフルなものや指先を使ったゲームなど、子どもが好きなおもちゃを用意してあげると率先してお風呂に入ろうとするようになり、ママも楽に感じるでしょう。
ワンオペお風呂の便利アイテム
最後に、ワンオペで子どもをお風呂に入れる際に便利なアイテムをご紹介します。
大変だと思うお風呂も、便利アイテムを使うことで少し楽に感じるかもしれません。
バスローブ
大人用のイメージも強いバスローブですが、赤ちゃん用や子ども用も展開されています。
湯冷め対策が第一のワンオペお風呂では、ボタンをかける必要のないバスローブが大活躍するでしょう。
ママが着替える間にバスローブで体に身を包んでおくだけで、水滴を吸収したり体が冷えるのを防いだりしてくれます。
大きめのバスタオルを羽織る方法もありますが、袖やフードのついたバスローブのほうがはだけにくくて効率的です。
お風呂マットやバスチェア
ワンオペお風呂では、子どもの怪我や転倒などの安全面が気になりヒヤヒヤしてしまうことも多いでしょう。
お風呂マットやバスチェアなどがあると、自分が体を洗っている間に安全を確保しながら待っていてもらうことができます。
月齢や子どもの成長具合に合わせて、こうしたグッズを活用すると安心感が増します。
濡れても使える保湿クリーム
お風呂上りは乾燥しやすくなるため、保湿クリームを塗って肌を保護してあげる必要があります。
時間が勝負のお風呂では、肌が濡れている状態でも使える保湿クリームを使うのが便利です。
浴室内で使うことができ、湯冷めせずに保湿対策ができます。
肌に合うことが確認できれば、さっと塗れて時短につながるでしょう。
まとめ:一人で入れるまでが大変!
ワンオペ育児のお風呂は、上の子が一人で体を洗ってお風呂から上がれるようになる5~6歳くらい、下の子が0~2歳になるくらいの頃までが大変です。
この時期を過ぎると、子どもが自分でできるようになることが増えていくので次第に楽になります。
お風呂で使える便利アイテムなど使えるものは積極的に活用して、大変な時期を乗り切っていきましょう。
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