名古屋市天白区では、過ごしやすい街になるように住民たちが進んでまちづくりに関わり、行政や事業者と協働しています。
自分たちでより良い街をつくっていこうとさまざまな取り組みをおこなっている街です。
子ども食堂や交通安全運動など、子育て世帯にとってもうれしい取り組みも多くおこわなれています。
この記事では、名古屋市天白区が子育て世帯にとって優しい街かどうかを解説します。ぜひ参考にしてください。
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名古屋市天白区の子育て環境
まずは、名古屋市天白区の子育て環境をみていきましょう。
子どもの人口
2021年9月1日現在の名古屋市天白区の0～14歳の子どもの人口は20,445人です。
名古屋市天白区の人口全体の約12.9％に相当します。
参考：学区別、男女別、年齢(5歳階級)別公簿人口(区別) 名古屋市
教育施設の数
名古屋市天白区の教育施設の数は、下記のとおりです(2019年度時点)。
| 幼稚園 | 9園 |
|---|---|
| 小学校 | 17校 |
| 中学校 | 7校 |
| 高等学校 | 3校 |
参考：e-Stat・政府統計の総合窓口-名古屋市天白区のデータ
なかでも、ひばり幼稚園は年長クラスになると、毎週の体育指導と英語指導がおこなわれています。
絵本の読み聞かせも積極的におこなっており、日々の園生活のなかで心も体も成長していく姿を見られる幼稚園です。
子育て支援の一環として、未就園児を対象にプレスクールも開催しています。
園舎でお友達とあそんだり、園の行事に参加したりと、入園に向けて準備している親子が少しずつ園の雰囲気に慣れることができます。
参考：ひばり幼稚園
天白区にある病院
名古屋市天白区には、約40ヵ所の小児科があります。
なかでも、松川クリニックでは、週に一度、発達障害・小児がん・肥満・小児腎臓の専門医による診察を一般診療とは別に受けられます。
毎週土曜日には、臨床心理士によるカウンセリングもおこなっています。
専門医ならではの細かいアドバイスを受けられるため、親にとって信頼できるクリニックではないでしょうか。
病児、病児後保育事業もおこなっているため、親が仕事でどうしても休めない場合でも、一人で悩まずに気軽に相談ができます。
天白区の買い物環境
名古屋市天白区には、スーパーが約25店舗、コンビニエンスストアが約65店舗あります。
ほかにも、大型ショッピングセンターのピアゴが2店舗あり、買い物環境が充実しています。
フードコートもあるため、小さな子ども連れの子育て世帯の方もお買い物をしやすいです。
参考：NAVITIME
天白区の治安状況
名古屋市天白区は、名古屋市内のほかの区と比べると比較的犯罪件数の少ない街です。
しかし2021年1月～8月までの犯罪件数をみてみると、前年に比べて自転車盗難や住宅を対象とした侵入盗の犯罪件数が増加傾向にあります。
住宅や自転車などの施錠を徹底するなど、普段から防犯意識を高く持ち、犯罪を未然に防ぎましょう。
天白区にある公園
子育て世帯としては、公園の数や場所は事前にチェックしておきたいポイントではないでしょうか。
名古屋市天白区には約135ヵ所の公園があり、名古屋市内では3番目に公園が多い街です。
遊具の種類が多い天白公園や、自然と動物に親しめる名古屋市農業センターdelaファームなどがあります。
名古屋市天白区の子育て支援制度
ここでは、名古屋市天白区の子育て支援制度をご紹介します。
かぼっち広場
天白区役所2階、民生子ども課の前に設置されている広場です。
子育て支援ボランティア団体と連携することで、行政が管理している子育て情報だけでなく、天白区での子育て情報を収集できます。
子どもが遊べるフリースペースや絵本コーナーもあり、子育て世帯にとって優しい広場です。
参考：かぼっち広場
すくすく訪問(赤ちゃん訪問)
産後おおむね3ヵ月の赤ちゃんを対象に、地域の児童委員や主任児童委員が自宅を訪問する取り組みです。
育児に関する相談や、地域の子育て情報を聞くことができます。自宅で話ができるので、初めての育児でわからないことがあっても、気軽に相談ができて安心です。
すくすくサロン(子育てサロン)
子育てサロンは各地域にあり、天白区には約50ヵ所の子育てサロンが開かれています。
子育て中のパパママが気軽に交流できる場であり、子ども同士の遊び場としても利用可能です。各サロンによって、開催日や内容が異なるため、事前に確認して参加しましょう。
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名古屋市天白区の待機児童数
名古屋市全体で、7年連続で待機児童数ゼロを達成しています。
保育施設が充実しているため、働く子育て世帯が安心して暮らせる街です。
待機児童数ゼロを達成していますが、令和2年度も保育施設の整備や、定員数の拡充に取り組んでいます。
名古屋市天白区で子育てにおすすめの施設
続いて、名古屋市天白区にある子育て世帯におすすめの施設をご紹介します。
天白公園
自然豊かな天白公園には、アスレチック遊具やローラー滑り台などの大型遊具があり、幅広い年齢層の子どもが楽しめます。
公園内には、子どもが自由に遊べるプレーパークがあります。
プレーパークには、子どもの遊びを見守りプレーワーカーがいて、親も安心してゆったりとすごせる遊び場です。
曜日によって遊びの内容が変わるため、事前にチェックしてからの参加をおすすめします。
名古屋市農業センターdelaふぁーむ
農業に親しむことができる施設で、牛が放牧されている姿や孵化したばかりのヒヨコを見ることができます。
農業センターで搾乳した生乳を使った牛乳やアイスクリームを味わえるため、小さな子どもも楽しめる施設です。
梅の名所としても有名で、毎年2月～3月頃になると約700本の見ごたえのある梅が咲き乱れます。
名古屋市天白児童館
天白児童館は、0歳～18歳までの児童が利用対象です。
また、乳幼児の利用には保護者の同伴が必要です。乳幼児専用のスペースと小学生以上の児童が利用するスペースが区切られているため、ケガの心配もありません。
ほかにもオムツ替えスペースやベビーベッド、授乳スペースが設けられており、ママも安心して利用できます。
参考：名古屋市天白児童館
名古屋市の子育て支援制度一覧
ここでは、名古屋市が取り組んでいる子育て支援制度をご紹介します。
べびぃたっち子育てサークル
生後2ヵ月～7ヵ月頃の赤ちゃんを対象としたベビーサークルです。
ベビーマッサージで赤ちゃんとママとのコミュニケーションを取ることや、ママ同士の交流を目的としています。
全6回の完結型サークルになっているため、日程などを事前に確認しておきましょう。
共働きカップルのためのパパママ教室
最近では出産後も仕事を続けたいと考える女性も多いことから、共働きで子育てをしていくために大切なポイントなどを伝える教室を開催しています。
名古屋市に住民票があり、妊娠6ヵ月以上の妊婦さんとパートナーが対象です。
リフレッシュ預かり保育事業
パパやママの育児疲れの解消を目的とする取り組みで、幼稚園や保育園を利用していない就学前の子どもが対象となります。
市内の公立保育所にて、子どもを預かってもらうことができるため、親もリフレッシュして子どもと接することができるのではないでしょうか。
まとめ
名古屋市は、子育て世帯だけに限らず妊娠期からの支援が充実している街です。
なかでも天白区は、より良い子育てができるように親向けの講座などの子育て支援も充実しています。
子育て世帯にとって子育て支援制度が充実していることは、暮らしやすいと感じる大きなポイントではないでしょうか。
これから名古屋市で居住地を探す予定の方は、ぜひ名古屋市天白区も検討してみてください。
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