稲作や漁業が盛んで、「食材王国」とも呼ばれる宮城県。子育てをするにあたり、どのような制度や施策があるのでしょうか。
この記事では、宮城県で子育てをする際に知っておきたい県の取り組みや、宮城県ならではの取り組みを4つピックアップしてご紹介します。
これから宮城県で子育てをする予定のある方、今まさに子育てをされている方はぜひ参考にしてみてください。
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企業も個人もみんなでおせっかい!積極的な子育てが光る宮城県の子育て支援制度
みやぎっこ応援隊
みやぎっこ応援隊とは、地域の子育てを支援してくれる登録制の「子育ておせっかいさん」です。個人でも団体でも登録でき、子育て関連のNPOやボランティアサークル、企業や商店街など、幅広い種類の団体が登録しています。
みやぎっこ応援隊の取り組みとしては、子育てイベントの実施や職場体験の受け入れ、通学路での見守り・あいさつなどさまざまなものがあります。登録方法は指定の登録申請書とプロフィールカードに記入し、県の担当課に送付するだけ。プロフィールカードの内容は登録後、県のHPに掲載されるので、みやぎっこ応援隊にどんな人がいるのかもHPから確認できます。
参考:「みやぎっこ応援隊」の紹介(宮城県)
参考:「みやぎっこ応援隊」募集中!(宮城県)
子育て支援を進める県民運動
子育て支援を進める県民運動は他県でも行われていますが、宮城県は「地域みんなで!子育ておせっかい♪」を合言葉に、子育て支援の輪を広げるべく活動を行っています。
この県民運動は「子育てに対する不安感や孤独感を解消する」「子育てへの親近感を育む」「地域全体へ子育て支援の輪を広げる」の3つの柱から成り立っており、具体的にはみやぎっこ応援隊への登録やみやぎっこ応援の店(子育て支援パスポート事業協力店)への登録、「はぴるぷ みやぎ(子どもや子育てなどに関する情報誌)」の配布協力などがあります。
企業・団体だけでなく個人でも参加できる取り組みもあるので、気になる方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
キャラクターのPR使用
子育て支援を進める県民運動の一環として、そのシンボルキャラクターである「アニメむすび丸」を子育て支援のPRに使用できます。
使用の際は、事前に使用目的や内容、期間を所定の申請書に記入し、県担当課への提出が必要です。申請が承認されると、使用承認証が発行されキャラクターを使用できるようになります。使用料は無料で、「営利目的ではない」「コピーライトマークを付記する」などの使用取扱要綱に沿った内容で使用することになります。
「子育て支援を進める県民運動」のロゴや赤ちゃんと遊ぶアニメむすび丸などのデザイン一覧もあるので、使用を申請する際は事前にどんなデザインが使えるのか確認しておくとよいでしょう。
子育て支援の取り組みを動画で紹介
県HPでは、ベビースマイル石巻・岩沼市子育て支援センター・蔵王町子育て支援センターにおける子育て支援の取り組みを、YouTube動画で紹介しています。
例えばベビースマイル石巻では、石巻市内の仮設住宅で行われている子育て家庭の居場所づくりイベントの様子を動画に収めています。施設の様子や利用者親子の様子、イベント主催者の雰囲気など、実際に見学に行けない方にも現場の雰囲気がわかる動画になっています。
主催者や利用者のコメントも動画内で紹介されているので、こうした取り組みに参加するのが初めての方でも動画で様子を確認し、安心して参加することができます。
県ぐるみで積極的な子育て。PRも盛んな宮城県
「みやぎっこ応援隊」「子育て支援を進める県民運動」など、県全体で子育てを支援しようという雰囲気が強い宮城県。企業・団体だけでなく、個人でも子育て支援に関わることができるので、支援する場合もされる場合も心強いのではないでしょうか。
また、「キャラクターのPR使用」や「子育て支援の取り組みを動画で紹介」など、子育て支援をPRすることにも力を入れているのが特徴と言えます。県内でも各自治体によってそれぞれ取り組みが異なるため、気になる方はぜひ公式HPをご覧ください。
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