クリスマスが近付くと、子どもへのプレゼント選びで悩むことはありませんか?
我が子が小学生の時、選べず困り果てた筆者は、サンタクロースを信じている子どもに真実を伝えてしまいました。
今回は、そのときの子どもたちがどのような反応をしたのか、体験談をお伝えします。
マンガ:サダイチ
クリスマス前プレゼントが選べずに真実を伝えてしまった
我が家には3人の子どもがいますが、当時上の子2人が小学生でした。
特に長女は普段から物欲がなく、誕生日でも何をプレゼントしたらいいのか、なかなか決まらないほどでした。
クリスマスを目前にして、何をあげたら喜んでくれるのか分からなくなり、筆者はサンタクロースはママだと伝えてしまったのです。
子どもたちの反応は「なんとなく知っていたけど…」
サンタクロースが本当はいなくて、実は親が毎年プレゼントを買って夜中に枕元に置いていたことを知った子どもたち。
反応はそれぞれ、全く違うものでした。
やっぱりね派
小6の長男は、やっぱりそうだったのかという反応でした。
学校でも、年上のきょうだいがいる同級生からサンタクロースは実は親が演じていると聞いていたようです。
わざわざ確認はしないけれど、そのうち打ち明けられるだろうと思っていた様子でした。
夢見ていたかった派
小4の長女は、まだまだ夢を見ていたかったという反応でした。
なんとなく気付いてはいるけれど、もしかしたら本当にいるのではと半信半疑の状態だったようです。
そんな状態で、本当はいないことを知らされてショックだったと言われました。
小学校の中学年だったこともあり、筆者も伝えるのが早すぎたと反省しました。
言ってしまったことを後悔
プレゼントを決められないのは自分の問題なのに、子どもをガッカリさせてしまったことをとても後悔しました。
小6の長男にはあまりダメージがなかったものの、小4の長女には申し訳ないことをしてしまったと反省しきりでした。
せめて中学生くらいまでは、夢を見させてあげれば良かったと今でも思います。
一方で、末っ子にサンタの真実を伝えたときには、「知ってたけど誰も本当のことを言わないから、知らないフリをしていた」と言われ、拍子抜けしたことも覚えています。
大切なのは子どもを思う気持ち
その後、本当に喜ぶものを買ってあげたかったという親の気持ちは長女にも伝わり、翌年からは一緒にプレゼントを買いに行くようになりました。
プレゼント選びに限らず悩んだり迷ったり、子育てにはつきものですよね。
ときには間違えて反省することもありますが、それも子どもと真摯に向き合っているからこそ。
ママが子どもを思う気持ちは、サンタの真実を伝えたあとも変わることはありません。
筆者にとっては少々苦い記憶ではありますが、忘れられない大切な思い出のひとつです。
ママライタープロフィール
大学生の息子、娘、中学生の息子を持つママライター。(※原稿執筆時)
知的好奇心を満たしてくれるものが大好物。 今ハマっているのはCOTEN RADIOとKevin’s English Room。苦手なのは計算と掃除。