筆者は現在7歳3歳の男の子を子育て中です。
学校がお休みの日は基本的に兄弟お揃いの洋服を着ます。
色違いやトップスだけお揃いのときもありますが、お出かけのときは意識して上下お揃いの装いです。
兄弟の洋服をお揃いにする意味や子どもたちの反応、サイズの違う兄弟の洋服をお揃いで揃えやすいブランドをご紹介します。
(この記事では、長男=兄、次男=弟 と表現しています。)
目次
ママライタープロフィール

小2・年少の男の子兄弟を子育て中のママライター。(※原稿執筆時)
一級建築士資格を有し、物件探しと間取図鑑賞が趣味。
安全な部屋作りや防災に敏感。
体力の衰えと出不精予防のために、ピラティススタジオに入会しました
お揃いにする理由1|迷子・連れ去り防止
※筆者提供写真
兄弟が同じ服を着ることは、迷子や連れ去り防止にも役立ってくれます。
覚える服装は1種類。子を見失いにくい
お揃いの服を着ていると、お出かけのときに助かります。
公園の遊具の中やショッピングモールなど、子どもの人数が多くて人口密度が高めの場所では子どもを見失いがちです。
そんなときも兄弟は同じ服を着ているので、人混みに紛れてもそれぞれがどこにいるのか気が付きやすいです。
人が多い場所に出かける際は特に、赤や黄色、柄物など特徴的な洋服を選んでいます。
兄弟で同じ服を着ていると覚える服装は1種類でいいので混乱しません。
また、どちらかが迷子になったときには、もう片方の子を指差し「同じ服を着た子を見ませんでしたか?」と周りに助けを求めやすいです。
周りから見て兄弟であることが一目瞭然
同じ服を着ているので、兄弟であることは周りの目から見てもすぐに気付いて貰えます。
公園の大きな遊具で兄弟で遊んでいる際、兄が弟を見失って探していると近くにいた方から「弟くんはあっちにいたよ」と声をかけて貰ったこともあるようです。
あってはならないことですが、万が一兄弟どちらかが連れ去り被害に合いそうになったときにも、咄嗟に周囲の方に違和感に気が付いてもらいやすいと思っています。
お揃いにする理由2|可愛いから!
親バカですが、お揃いの服を着た兄弟は可愛い!これにつきます。
文句を言わずに着てくれるのもあと数年!?
3歳半離れた兄弟は、弟がまだ赤ちゃんの頃からお揃いや色違いの服を着ています。
母である筆者の一存で、お揃いや色違いの服を選んで着せ始めました。
第二子である弟は兄と同性なのでほとんどがお下がりの洋服でこと足ります。
買い物の際バリエーション豊かな可愛らしい女の子の洋服を見ては、女の子の洋服を買ってみたかったな、という思いが募ります。
その反動で兄弟にお揃いの服を着せることで心を満たしています(笑)
新しく洋服を購入する際、兄弟どちらかに買えば良い場合でも、せっかくだから……とお揃いで2着買ってしまうことも多々。
1シーズンでサイズアウトするパジャマも毎年購入するので、自然とお揃いか色違いで購入するように。
また、弟が赤ちゃんの頃は色違いで購入することも多かったのですが、自我が芽生え出した弟が「こっちの色がいい!」「兄と一緒がいい!」と主張することが増えたので、だんだんと色も一緒の完全なお揃いの服を購入するようになりました。
そうこうしているうちに、ほとんどの洋服がお揃いのものになりました。
ふたりとも小さかった頃は、お兄ちゃんになったばかりの兄が赤ちゃんの弟をあやす姿や、最近では兄が優しく弟の手を引いて仲良く歩く姿は、お揃いの服を着ていることで可愛さが倍増している気がします。
兄も小学2年生。
もう少し大きくなれば自分の好みの服が着たかったり、弟とお揃いの服を着ることに恥ずかしさを感じたりするようになるかもしれません。
本人の気持ちを尊重しつつ、良いよと言ってくれるうちは可愛い姿をたくさん写真に残そうと思います。
7歳3歳の今|兄弟の反応は?
※筆者提供写真
平日の服装は、小学生の長男は私服、幼稚園生の次男は制服です。
主に休みの日に2人共が私服を着る場合、お揃いの服を選ぶようにしています。
兄:7歳の反応
迷子防止になることなどを理解している兄は「今日はお出かけするからお揃いだよね?」と自らの服選びのときにもお揃いを考慮して選んでくれます。
兄のサイズしか持っていない洋服は、お揃いの必要のない平日に着ています。
小学生の兄が着ることを考えてキャラクター物など子どもっぽいデザインの服はなるべく選ばないようにしているからか、今のところお揃いの服を着ることに関して恥ずかしい気持ちはない様子です。
弟:3歳の反応
兄が大好きな弟。
言わずもがな、「兄と一緒」なことが第一条件なので、手放しで喜んで着てくれています。
悩むのはお揃い服のお下がり問題。
このままお下がりしていくと、弟はサイズ違いで延々と同じ洋服を着ることになります。
痛み具合も考慮しながら、お下がりにするか処分するか判断せねばなりません。

お揃い服の困りごと
兄弟のお揃い服の扱いで困ることをご紹介します。
兄弟どちらの服かわからなくなる
デザインが同じなので、パッと見てどちらの洋服かが認識しにくいです。
特に最近は、兄弟のサイズ差が縮まったこともあり、一方だけを見てもどちらの洋服かすぐにはわからなくなってきました。
サイズ表示を確認しながら片付けなければならないのは一手間ではあります。
難しいサイズ選び。コツは?
発達の段階によって、それぞれの成長のスピードが違うので、サイズアウトのタイミングにズレが出る年もありました。
例えば、兄は120サイズが2シーズン着られますが、弟はその間に90〜100にサイズアップします。
サイズ選びのコツは、弟は次のシーズンまで着られるようになるべく大きめサイズを購入し、兄はその年のジャストサイズを購入することです。
兄の場合はジャストサイズでも2シーズン着られることが多いです。
ズボンなど大きめが難しいアイテムは、弟の分のみサイズ違いを買い直すこともあります。
リンクコーデを楽しもう!子どものリンクコーデのおすすめブランド
※筆者提供写真
お揃いの洋服のことを一昔前は「ペアルック」と表現していましたが、昨今は「ペアルック」も含めて「リンクコーデ」といい、コーディネートを楽しむ人が増えています。
リンクコーデとは
リンクコーデとは
親子・恋人・友達同士などが、お互いの服に同じ素材や配色を使うことで、さりげなくつながりを感じさせるコーディネートのことです。リンクコーデならば全くのお揃いでなくて色や柄を合わせるだけで良いので、異性のきょうだいや親子でもお揃いを楽しめます。
引用:goo国語辞書|リンクコーデ
男の子と女の子のきょうだいでまったく同じ洋服を着るのが難しい場合でも、ズボンとスカートの柄を一緒にしたりして楽しめます。
また、チェックやボーダーなど柄の種類を一緒にするだけで、ブランドが違う洋服でもリンクコーデをしやすいです。
お揃い・リンクコーデをしやすいブランド
お揃いやリンクコーデの洋服を探すときに重要となるサイズ展開。
ベビー、キッズ、ジュニアまでのサイズが豊富で、お揃いやリンクコーデをしやすいブランドをご紹介します。
ブランシェス
ブランシェスはベビー服からキッズ・ジュニアサイズが揃うカジュアルブランドです。
ベビー用、男の子用、女の子用が同じ柄で展開する「男女ベビーペアシリーズ」があり、子どもの性別や年齢を問わず、可愛くリンクコーデが楽しめます。
参考:子供服&ベビー服 ブランシェス 公式通販オンラインショップ
プティマイン
こちらもベビー服からキッズ・ジュニアサイズが揃うブランドです。
前述のブランシェスよりくすみカラーやパステルカラーの商品が多く、女の子用のベビーサイズとキッズサイズのリンクコーデが出来る商品が豊富です。
母と娘でリンクコーデが出来るアイテムもあります。
個人的にヒットだったのが、甚平と浴衣のサイズ展開が豊富なこと。
弟がまだ赤ちゃんの頃、弟用に甚平、兄用に浴衣をお揃いで購入できました。
男の子用の浴衣の取り扱いがあるのは珍しいです。
残念ながら、今シーズン(令和4年6月現在)の男の子用浴衣は発売はないようですが、ベビー用のロンパースタイプの甚平とキッズ用の甚平でリンクコーディネートが可能です。
ブリーズ
70・80のベビー服と90〜150までのキッズサイズで同じ生地柄でお揃いにできる商品が豊富です。
ベビー服は60サイズの商品もあり、ねんね期の赤ちゃんとのリンクコーデも可能です。
こちらのブランドはズボンの種類とサイズ展開が豊富なので、ボトムスをこちらで揃えることが多いです。
外遊びで目立つようトップスを派手にすることが多いので、シンプルなスキニーパンツを色違いで数本持っています。
また、よくパジャマを色違いで購入します。
トミー ヒルフィガー
トミー ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)の子ども服は、同じデザインで80から165まで展開されている商品が多いので、兄弟がベビーサイズの頃からよく着ています。
ガールズのTシャツは女の子っぽい形をしているので男の子が着ることは難しいですが、逆にボーイズの洋服はユニセックスに着ることができるので、スポーティなデザインが好きな女の子にもおすすめです。
大人サイズの洋服もあるので、家族でリンクコーデを楽しむこともできます。
参考:Tommy Hilfiger – トミー ヒルフィガー 公式オンラインストア
ラルフローレン
ポロシャツを初め、チェック柄のシャツなど定番の商品が多く、サイズが豊富に揃っています。
男の子はシャツ、女の子はワンピースなど、柄を合わせてのコーディネートも可能で、ハレの日の装いにもってこいです。
このブランドでは、サイズアウトした洋服を兄から弟にお下がりにするタイミングで、サイズ違いで同じ服を兄用に購入したことがあります。
長期間定番の商品を取り扱っているブランドなので、あとから同じデザインを追加購入できて大変助かりました。
記念日には家族みんなでリンクコーデ
※筆者提供写真
兄弟だけではなく、家族みんなでリンクコーデをすることもあります。
普段のお出かけで家族お揃いは少し気恥ずかしいですが、親戚の集まりや記念日など写真を撮る場面が多い日は、特別感がある「衣装」と思ってお揃いでコーディネートしています。
子どもの誕生日にフォトスタジオで記念写真を撮ったときは、兄弟はお揃い、夫婦は同じブランドの違う柄のボーダーのカットソーを着て写真を撮りました。
正装とは違う、カジュアルな装いで自然な写真が取れていい思い出になりました。
お揃いやリンクコーデで家族写真を撮ると、まとまりのある良い雰囲気の写真が撮れておすすめです。
