鹿児島市は行政機関が集まる県の中心地です。
県の中西部に位置しており、薩摩藩72万石の城下町として発展した歴史を持ちます。
複数の路線の鉄道や九州新幹線が通っており、さらに離島へ向かうためにフェリーの利用も可能です。
この記事では、鹿児島市が子育て世帯にとって住みやすい街かどうかを詳しく解説します。
これから鹿児島市への引っ越しをお考えの子育て世帯の方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
鹿児島市は子育て支援に力を入れている
鹿児島市では、子育て支援に力を入れています。
鹿児島市で実施している子育て支援制度を詳しくチェックしていきましょう。
保育コーディネーターに相談できる
鹿児島市では、子育てに関することを保育コーディネーターに相談可能です。
子育て世帯のニーズを聞いて適切な保育サービスを伝えられるように、保育幼稚園課や福祉課などに保育コーディネーターを配置しています。
子育ておもちゃ便が利用できる
子育ておもちゃ便が利用できることも、鹿児島市の子育て支援の特徴です。
子育ておもちゃ便では、ジョイントマットや紙芝居、ブロックなどさまざまなおもちゃが借りられます。
参考：子育ておもちゃ便
鹿児島市の子育て環境
鹿児島市の子育て環境もチェックしていきましょう。
子どもの人口
2023年1月1日時点のデータによると、鹿児島市における0～14歳の子どもの人口は、80,719人です。
これは鹿児島市の人口全体の約13.5％に相当します。
教育施設の数
鹿児島市の教育施設の数は、下記のとおりです。
| 幼稚園 | 40園 |
|---|---|
| 小学校 | 82校 |
| 中学校 | 45校 |
| 高等学校 | 23校 |
なかでも鹿児島幼稚園は、鹿児島国際大学と連携を取って、子どもに望ましい教育環境の実現や教育内容の充実に取り組んでいる幼稚園です。
子ども一人ひとりに寄り添った保育の実践に努めているため、安心して任せられるでしょう。
参考：鹿児島幼稚園
周辺環境
犯罪情報や交通事故の情報、防災情報など、鹿児島市の周辺環境をチェックしましょう。
犯罪情報の確認
2021年中に鹿児島市で起こった刑法犯の認知件数は2,279件でした。
前年度と比較すると、230件減少しています。
交通事故の多い場所を確認
2022年1～12月に鹿児島市内で起きた交通事故の発生件数は1,390件でした。
この件数は、前年度よりも156件減少しています。
また、かごしまiマップの交通事故発生箇所表示では、実際にどのような場所で交通事故が起きているのかが確認できます。
参考：交通事故発生状況（市内）｜鹿児島市
参考：かごしまiマップ交通事故発生箇所表示
防災情報の確認
防災情報は、防災・危機管理のページなどからチェック可能です。
防災情報の伝達・入手方法や、自助・共助に役立つ情報などが確認できるようになっています。
鹿児島市で影響のある桜島の噴火に関する情報もチェック可能です。
引っ越し前にこれらの防災情報を確認し、日頃から十分に備えておきましょう。
参考：防災・危機管理
スーパーや医療機関の数
鹿児島市には、スーパーが約110店舗あります。また、鹿児島市にある医療機関の数は一般診療所が約460ヵ所、病院が85ヵ所です。
子育て世帯の方が引っ越し前に押さえておくべき周辺環境に関して詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
鹿児島市の主な子育て支援制度
鹿児島市の主な子育て支援制度をチェックしましょう。
短期入所生活援助(ショートステイ)事業
短期入所生活援助(ショートステイ)事業とは、保護者が児童の養育が一時的に困難な場合に、短期的に子どもを預けられる制度です。
さまざまな理由によって養育が大変な際に、うまく活用すると良いでしょう。
こども医療費助成制度
こども医療費助成制度は、医療費の助成によってこどもの健康と健やかな育成を図るものです。
受給資格の認定や受給者証の交付を受ける必要があるため、対象となるかどうかをチェックしてみると良いでしょう。
参考：こども医療費助成制度
地域の飲食店子ども食堂プロジェクト
地域の飲食店子ども食堂プロジェクトとは、子ども食堂を利用する子どもや子育て世帯を対象とした事業です。
子ども食堂などでチケットを受け取り、対象の飲食店でチケットを使うことで、無料または低価格で食事の支援を受けられます。
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鹿児島市の待機児童数
2022年4月1日時点のデータによると、鹿児島市における保育所などの待機児童数は136人でした。
当該年度の市区町村別の数値では全国ワーストの待機児童数となってしまったようです。
市ではこの結果を受けて、待機児童がいない街になるよう、重点的に施策を検討しています。
参考：市長メッセージ（国の待機児童数調査結果の公表を受けて）｜鹿児島市
参考：「保育所等関連状況取りまとめ（令和 ４年 ４月 １日）」を公表します
鹿児島市で子育てにおすすめの施設
最後に、鹿児島市で子育てにおすすめの施設をチェックしましょう。
平川動物公園
平川動物公園は、桜島と錦江湾の大パノラマが見える位置にあるスポットです。
キリンやシマウマ、ダチョウ、サイなどのさまざまな動物の群れが見られます。
園内には足湯が設置されていて、ゆったりと癒されながら動物たちを眺められるでしょう。
参考：平川動物公園
いおワールド かごしま水族館
いおワールドかごしま水族館では大きなジンベエザメに出会えます。
イルカショーも見られるなど、子どもと一緒に楽しめるお出かけスポットでしょう。
かごしまメルヘン館
かごしまメルヘン館では、鹿児島にゆかりのある近代文学関連の資料を展示公開しています。
また、遊びのなかで世界の童話や昔話を体感できる展示やイベントなど、物語の世界に触れられる施設です。
参考：かごしまメルヘン館
まとめ：鹿児島市に家族で住むならファミリー向けの賃貸物件が豊富な賃貸サイトを利用しよう
鹿児島市では、子育てに関するニーズを保育コーディネーターに相談して、適切な保育サービスを伝えてもらえます。
待機児童数は多いものの、待機児童解消のためにさまざまな手段を検討しています。
平川動物公園やいおワールドかごしま水族館など、休日のお出かけスポットは複数の場所から選択可能です。
鹿児島県への引っ越しを検討されている方は、子育て世帯が住みやすい鹿児島市も候補に入れてみてください。
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