普段、気にも留めない場所も注意して見てみると実はとても魅力的だったりする。そんな場所があなたの身近にあるかもしれない。山口県のどこかを写真と一緒にご紹介します。
以前、山口市小郡のSLデゴイチをご紹介しました。今回もSLなのですが、すこし趣が違うドイツ製のSLがみられる防府市のスポットを紹介します。
防府から徳地まで運行された防石鉄道
なぜSLがここにあるか?それはかつてこの防府から山口市徳地までを運行していた防石鉄道という鉄道の歴史があるからです。ここに展示されているのは当時使用されていたドイツ・クラウス社製の機関車です。デゴイチはなじみがありますが、こうした欧州の機関車はなかなか当時としてはハイカラで珍しかったのかもしれませんね。

この機関車は明治27年(1894年)に製造、日本に輸入され、最初は川越鉄道(現在の西武鉄道)で使われ、大正7年に防石鉄道に譲渡されたそうです。
山陽と山陰を結ぶ夢
防石鉄道の防は防府、石は山陰の石見を意味し、当初は防府から石見益田までをつなぐ壮大な構想があったそうです。紆余曲折があり、残念ながら昭和39年に鉄道営業を終えることになりましたが、山陽と山陰をつなぐ夢を見た人たちの功績を今に伝える場所と言えるでしょう。


































