温暖な気候に恵まれ、自然も豊かな静岡県。子育てをするにあたり、どのような制度や施策があるのでしょうか。
この記事では、静岡県で子育てをする際に知っておきたい県の取り組みや、静岡県ならではの取り組みを4つピックアップしてご紹介します。
これから子育てを静岡県でする予定のある方、今まさに子育てをされている方はぜひ参考にしてみてください。
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明日からすぐ利用できる!身近で効果的な静岡県の子育て支援制度
「しずおか子育て優待カード」(子育て支援パスポート)事業
「しずおか子育て優待カード」事業は、静岡県と県内市町が協働して取り組んでいる事業です。
18歳未満の子どもを同伴した保護者又は妊娠中の方が、優待カードを協賛店舗・施設で提示すると、店舗・施設ごとに決められた「応援サービス」を受けることができる事業です。
※「応援サービス」は、協賛店舗・施設の負担によるもので、しずおか子育て優待カード事業は、協賛店舗・施設のご協力により支えられて実施しています。
事業の目的
- 子育て家庭を地域、企業、行政が一体となって応援する。
- 地域とのふれあいの中で、子育ての孤立感をなくす。
- 子どもと保護者とのふれあいを深める。
カードの利用方法
18歳未満の子どもを同伴した保護者又は妊娠中の方が、優待カードを協賛店舗・協賛施設で提示(妊娠中の方については、併せて母子手帳を提示)していただくことで利用できます。
協賛店舗・施設には、下に添付のポスター、ステッカー、ミニのぼりが掲示されています。ご確認ください。
参考:「しずおか子育て優待カード」(子育て支援パスポート)事業(静岡県)
待機児童ゼロへの取り組み
静岡市では、「静岡市子ども・子育て支援プラン」及び「静岡市子ども・子育て・若者プラン」に基づき、保育所等の定員拡大など、子育て環境の充実に積極的に取り組んできました。
その結果、2023年4月も、待機児童ゼロを実現することができました。
ただし、厚生労働省の定める待機児童ではないにせよ、保育所等の利用申し込みを行っても利用ができなかった児童がいたため、市では今後も定員の拡大を進める方針です。
少しでも待機の確率を減らしたい子育て世帯の方は、静岡市への移住を検討しても良いかもしれません。
入園の状況や受付については、各自治体の公式HPや各園の公式HPを事前にご確認ください。
予防接種モバイルサービス「わくチー」
「わくチー」とは、子どもの予防接種のスケジュール管理ができるモバイルサービスです。
携帯電話、スマートフォンの他、パソコンからでも利用可能となっています。
子どもの生年月日や出産予定日を登録すると、子ども1人ひとりに合わせた予防接種のスケジュールを自動作成してくれます。
予定通りに接種できなかった場合も、次の予定を入力すれば全体予定を自動で調整。
2人目・3人目の子どもの分も入力でき、接種日が近づくとメールでお知らせしてくれます。
予防接種の可能な医院の検索も可能で、利用・登録も無料。
登録は、下記HPのリンクから専用サイトへアクセスしてみてください。
参考:静岡市子ども予防接種モバイルサービス「わくチー」のお知らせ(静岡市)
静岡県子育て未来マイスター
静岡県では、子育て未来マイスター研修を修了した職員を「静岡県子育て未来マイスター」と認定し、各子育て支援センターの質を高める取り組みを行っています。
子育て未来マイスターとは「子育て支援に関する知識・経験の豊富な職員」のことで、県内には現在276人の子育て未来マイスターがいます(令和4年3月25日時点)。
子育て未来マイスターは、「複雑・深刻な相談事例にも対応する」「地域や拠点の他の職員の相談・指導役となる」などの高度な役割を担っており、どの施設にどのマイスターがいるかは下記公式HPの一覧表から確認できます。
効果的で、明日からすぐ役立つ取り組みが目立つ静岡県
「待機児童ゼロへの取り組み」など、子育て世帯にとってとてもt嬉しい結果を残している静岡県。
「静岡県子育て未来マイスター」の育成も県全域の子育てサービスの質の高さを感じられるので、安心して県内の施設を利用できるのではないでしょうか。
また、「しずおか子育て優待カード」や「わくチー」など、日々の子育てにすぐ役立つ取り組みも目立ちます。
県民に寄り添い、大変実用的な取組みを行っているのが静岡県の特徴でしょう。
また、各自治体によって独自の取り組みを行っている場合もあるので、詳しくはお住まいの自治体の公式HPもご確認ください。
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