暑い日もひんやり楽しい!涼しげな室内遊びアイデア10選

瓶とおはじきと朝顔

夏の暑い日は、室内遊びで子どもと上手に時間を過ごしたいものです。

体を動かしたい子どもたちも、興味深い室内遊びのアイデアがあれば、すっかり夢中になってしまうに違いありません。

この記事では、季節感を楽しめる涼しげな室内遊びをご紹介します。

ひんやりとしたものや、涼感のあるものを使った室内遊びなら、外の暑さを気にせずに思いきり遊べて、子どもも大人も安心です。

ぜひ子どもと一緒に、おうちのなかで涼しく夏を楽しみましょう。

夏野菜のスタンプ

野菜のスタンプ

【使うもの】
  • 夏野菜(ヘタでも良い)
  • 新聞紙
  • 画用紙
  • 紙皿(絵の具の色の数だけ用意する)
  • 絵の具(いくつか色があると楽しい)
  • キッチンペーパー
【作り方】
  1. 夏野菜を切る。さまざまなスタンプの形ができるように切るとおもしろい
  2. 紙皿に絵の具を出し、軽く濡らしたキッチンペーパーをかぶせる
  3. キッチンペーパーの上に野菜の切り口を乗せ、スタンプにして、画用紙に押す

夏野菜の切り口を利用した、シンプルなスタンプ遊びです。

野菜をさまざまな切り方で切り、模様をいろいろ出すと楽しいでしょう。

もし「野菜がもったいない!」と感じるようであれば、料理のときに切り落としたヘタをスタンプにしてみてください。

少し大きな子なら、ヘタを落とすところから始めるのもおすすめです。

氷でお絵かき

製氷器の氷

【使うもの】
  • 水(適量)
  • 絵の具または食紅
  • 製氷皿
  • ストロー
  • 画用紙
【遊び方】
  1. 製氷皿に水を入れ、さまざまな色の絵の具や食紅を溶き色水を作る
  2. ストローを短く切り、製氷皿の一つひとつに刺してから、冷凍庫で凍らせる
  3. 凍ったら、ストローを持って製氷皿から取り出す
  4. 溶け出す氷絵の具を使って、画用紙にお絵かきをする

氷の絵の具は、氷が溶けてくるにしたがって、画用紙に絵の具が付く仕組みです。

なかなか溶けないのも、どんどん溶けてきてしまうのも、子どもにとっては楽しみでしょう。

スライム(ホウ砂なし)

スライムを作る子ども

【使うもの】
  • 洗濯のり、もしくは水のり(PVAタイプのもの)(120ml)
  • お湯(120ml)
  • 重曹(大さじ1)
  • コンタクトの洗浄液(大さじ1くらい。好みで量を調節してください)
  • なかに入れたいもの(ビーズ、食紅など)
  • 空き容器などの入れ物
【作り方】
  1. 容器に、お湯とのりを入れる
  2. 重曹を入れ、よくかき混ぜる
  3. ビーズ、食紅などを入れる(何も入れない場合、次へ)
  4. コンタクト洗浄液を入れ、よくかき混ぜる

子どもたちはたいていスライムが好きです。

この方法なら、ホウ砂がなくてもスライムが作れます。

コンタクト洗浄液は、入れすぎるとすぐに固くなるため、よくかき混ぜながら量を調節しましょう。

寒天遊び

カラフルなゼリー

【使うもの】
  • 粉末寒天(2g)
  • 水(500ml)
  • 食紅(好きな色で良い)
  • 牛乳パックなどの空き容器
【作り方】
  1. 水に、粉末寒天を入れて溶かす(溶け残りがあってもOK)
  2. 600wの電子レンジで、3分温める
  3. 食紅を適量入れてよく混ぜる
  4. 空き容器に入れ、冷やして固める

寒天は容器の形に固まるほか、固まったものを出して切り分けて好きな形にすることもでき、ごっこ遊びにも使えます。

さまざまな形の容器を用意しておくのがおすすめです。

手触りもひんやりとして、暑さをやわらげてくれるでしょう。

小さい子どもは誤飲に注意してください。

色水遊び

草花と色水

【使うもの】
  • さまざまな草花(色水の材料。花だけでなく葉や茎も使えます)
  • ビニール袋(破れにくいもの)
  • 空き容器(ペットボトル、紙コップなど、色水を入れるもの)
  • 水(適量)
【作り方】
  1. ビニール袋に水と、素材となる草花を入れて、手でもむ
  2. できた色水を容器に入れて楽しむ

原材料の草花によって、さまざまな色水ができます。

朝顔、ホウセンカ、ツユクサなどの植物がおすすめです。

色のついた花弁などは、ビニール袋でも色が出やすいですが、色の出にくいもの、葉や茎などはすり鉢を使うとスムーズでしょう。


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おはじき遊び

おはじき

【使うもの】
  • おはじき
【遊び方】
  1. 重ならないよう、おはじきを並べる
  2. じゃんけんなどで順番を決める
  3. 自分のとりたいおはじきと、そのおはじきに当てるおはじきを決める
  4. 2つのおはじきの間に、おはじきに当たらないよう、指で線をひく(おはじきに当たってしまったらアウトとなり次の人に交代)
  5. 4でアウトにならなければ、当てるおはじきをはじいて、とりたいおはじきに当てる
  6. 5で、他のおはじきに当たらないよう、目的のおはじきにだけうまく当たれば、とりたいおはじきをもらえる
  7. おはじきが残り一つになるまで、順番に3~6を繰り返し、最後にもらったおはじきが多い人の勝ち

おはじきのスタンダードな遊び方は上記のとおりですが、まずは目で見たり、触ったりして、夏らしい涼やかさを楽しんでみましょう。

自由に並べて遊ぶのもおすすめです。

小さい子どもの誤飲や、割れたおはじきでケガをしないよう、注意しましょう。

風鈴作り

風鈴

【使うもの】
  • ペットボトル(500ml)
  • テープ
  • 大きめのビーズ
  • 油性ペン
  • 折り紙
  • ヒモ
【作り方】
  1. ペットボトルを洗い、飲み口の付け根から10cmのところでカットする
  2. 飲み口をカットして取り除く
  3. 1でカットをした残りの部分から、飲み口をカットした穴よりも大きく、丸い形のパーツを切り出す
  4. 3に1ヶ所、真ん中まで切り込みを入れ、ヒモを通したビーズをはめ込んで、持ち手と折り紙をぶら下げる部分を作る。切り込みにはテープを貼って、ヒモが抜けないようにする
  5. ビーズよりも15cmくらい下に折り紙で作った短冊を取り付ける
  6. 1に油性ペンで好きな模様を描く
  7. 2の穴に、下側から5を通し、ヒモで吊す

風鈴はさまざまな図柄で、いくつも作って楽しむことができます。

ペットボトルを扱う際は、大人も子どもも、手を切らないよう気をつけてください。

切り口にもテープを巻くと安心です。

うちわ作り

和紙に色付けする子どもたち

【使うもの】
  • うちわ(骨のみ)
  • 白い和紙(障子紙でも良い)
  • のり
  • 水彩絵の具
【作り方】
  1. 水彩絵の具をなん色か、水に溶いておく
  2. 和紙をうちわの形に切り、タテに2回折って、細長い長方形にする
  3. 2をさらに小さく畳み、四角形や三角形を作る
  4. 和紙の折られた角を、絵の具に浸す。和紙が絵の具を吸い上げるのを待つ
  5. すべての角に好きな色をつける
  6. 紙をゆっくりと開き、よく乾燥させる
  7. うちわの骨にのりを塗り、乾いた紙を貼る

うちわの骨は、手作りうちわ用の、シールのついたものを利用すると便利です。

この場合、のりはいりません。うちわの紙も、手作りうちわ用のものが販売されています。

紙の折り方や、絵の具の色を変えると、さまざまなパターンができて子どもも喜ぶでしょう。

サマーリース作り

貝殻のリース

【使うもの】
  • 段ボール
  • 好きな飾り(貝殻、シェル型などのパスタ、流木、ビーズ、スパンコールなど)
  • 絵の具
  • ひも
  • 木工用ボンド
【作り方】
  1. 段ボールをリースの形に丸く切り抜く(皿などで型取りをすると良い)
  2. リースを全体、白の絵の具で塗る
  3. 絵の具が乾いてから、好きな絵の具で塗る。模様を描いても良い
  4. 好きな飾りを木工用ボンドで付ける
  5. ひも通しの穴を、近い距離で2ヶ所開ける
  6. 後ろ側からひもを通し、前で結ぶ

リースは草木や花で作るのが一般的ですが、シェルや流木など夏らしい素材にすると、季節感をたっぷりと演出できます。

シェル型のパスタなども上手に使って、好みの世界を表現してみましょう。

ビー玉のモビール作り

ビー玉のモビール

【使うもの】
  • ビー玉
  • 紙ねんど
  • ビーズやスパンコールなど
  • ひも
  • 竹串
  • 絵の具
【作り方】
  1. 紙ねんどで好きな形をいくつか作り、それぞれにビー玉をはめ込む
  2. ビーズやスパンコールで好きなように装飾する
  3. 竹串を使って、ひもを通す穴を各1~2ヶ所開ける
  4. 1~2日よく乾かす。絵の具で色をつける場合は、ねんどが乾いてから色を塗り、よく乾かす
  5. 穴にひもを通し、2~3個ずつつなげて、モビールにする

白い紙ねんどに、さまざまな色のビー玉がきれいに映えます。

紙ねんどに色を塗ってもカラフルに楽しめるでしょう。

仕上げに、紙ねんどの部分にニスを塗るのもおすすめです。

小さい子どもの誤飲などには注意してください。

まとめ

夏は天気が良く子どもが外に出たがる一方で、熱中症の心配もあります。

室内で過ごす時間が長くなっても、子どもが楽しめる室内遊びができれば、親子ともに飽きずに過ごせますね。

子どもたちは創造することが大好きです。

また、遊び方に「こうしなければならない」という決まりもありません。

この記事でご紹介した方法を使ったり、応用で新しいやり方を作ったりして、室内でも涼やかに、自由に楽しんでください。


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