【2026年最新版】子どもの予防接種スケジュール一覧【0歳~小学校入学まで】

予防接種のスケジュールは種類や回数が多く、「次は何を受けるんだっけ?」と迷ってしまうママ・パパも少なくありません。

近年は五種混合ワクチンの導入やHPVワクチンの変更など、制度や接種内容も少しずつ見直されています。

この記事では、最新の予防接種スケジュールの基本から、接種漏れを防ぐためのポイントまでわかりやすく解説します。

最新の予防接種のスケジュールを再確認しよう!

赤ちゃんの予防接種は種類も回数も多く、「次は何を受けるんだっけ?」と迷ってしまうこともありますよね。

さらに近年はワクチンの種類や接種スケジュールの見直しも続いており、上の子どものときと内容が変わっているケースもあります。

まずは最新の予防接種スケジュールと変更点を確認しながら、接種漏れを防ぐポイントを見ていきましょう。

予防接種のスケジュール・ルールが次々と変化

ここ数年で、子どもの予防接種をめぐる環境は大きく変わっています。

例えば2024年4月からは、それまで別々に打っていた「四種混合」と「ヒブ」のワクチンがひとつになり、「五種混合ワクチン」として定期接種がスタートしました。

これによって、赤ちゃんが打つ注射の回数が減り、赤ちゃんやママ・パパの負担が軽くなっています。

さらに、2026年4月には新しく「RSウイルス」の妊婦さん向けワクチンが定期接種に加わるなど、ワクチンの種類やスケジュールは常に新しくなっています。

「上の子のときはこうだったから」と思っていると、実は制度が変わっていた、ということも珍しくありません。

参考:5種混合ワクチン|厚生労働省
参考:RSウイルスワクチン|厚生労働省

予防接種のスケジュール漏れを防ぐには「最新の情報を知ること」から

これだけ短期間に色々な変更があると、「自治体から届いた書類には『四種混合』って書いてあるのに、病院では『五種混合』を勧められた……」「上の子のときと進め方が違って混乱する」というママも多いのではないでしょうか。

まずは「今のルールはどうなっているのかな?」と最新の情報を少しだけ頭に入れておくだけで、これからのスケジュール組みがグッとスムーズになります。

【0歳~小学校入学まで】予防接種のスケジュール

ここでは、0歳から小学校入学以降までの予防接種スケジュールを、分かりやすく時期別にまとめました。

「次はいつ、何を受けるのかな?」と迷ったときのガイドとして、ぜひ参考にしてくださいね。

【生後2か月】五種混合・小児肺炎球菌・B型肝炎・ロタウィルス

生後2か月の誕生日を迎えたら、いよいよ予防接種がスタートします。

2026年4月現在の日本のスケジュールでは、このタイミングで以下の4つのワクチンを同時に受けるのが一般的です。

  • 五種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)の1回目
  • 小児用肺炎球菌ワクチン(PCV)の1回目
  • B型肝炎ワクチンの1回目
  • ロタウイルスワクチンの1回目

なぜ生後2か月という早い時期から始めるかというと、赤ちゃんがママからもらった免疫は、この頃から急速に減ってしまうからです。

一方で、百日せきなどの命に関わる感染症のリスクは高まるため、1日でも早く免疫をつけてあげるためにこの時期のスタートが推奨されています。

参考:子どもの肺炎球菌ワクチン|厚生労働省
参考:B型肝炎ワクチン|厚生労働省
参考:ロタウイルスワクチン|厚生労働省

【生後3~6か月】間隔をあけながら2回目・3回目を進める

生後2か月で予防接種をスタートしたら、五種混合や小児用肺炎球菌、B型肝炎などを、決められた間隔をあけながら2回目・3回目へ進めていきます。

五種混合は20日以上、標準的には20〜56日までの間隔をあけて初回接種を3回行います。B型肝炎は1回目と2回目の間を27日以上、1回目と3回目の間を139日以上あける必要があります。

ロタウイルスワクチンは、種類によって合計2回または3回接種します。初回接種は生後14週6日までに受けることが推奨されており、生後15週0日以降の初回接種は安全性の観点からおすすめされていません。

接種できる期間が限られているワクチンもあるため、生後2か月になったら早めに小児科へ相談し、スケジュールを組んでおくと安心です。

【生後5~8か月】BCGを忘れずに

結核を防ぐためのBCGワクチンは、生後5か月から8か月になるまでの間に1回受けます。腕にハンコを注射するような独特な形なので、覚えているママも多いかもしれませんね。

BCGは他のワクチンと違って「少し遅れてスタートする」ため、うっかり予約を忘れて後回しになりやすいので要注意です。

昔は地域の保健センターなどで集団接種することが多くありましたが、最近は近くの小児科で個別に受ける自治体が増えています。

参考:BCGワクチン|厚生労働省

【1歳】新しいワクチンと追加接種がスタート

1歳になると、新しく始まるワクチンと追加接種が重なるため、予防接種の予定が増える時期です。

  • MR(麻しん風しん混合)ワクチン第1期
  • 水痘(みずぼうそう)ワクチン1回目
  • おたふくかぜワクチン1回目(任意接種)
  • 五種混合ワクチン追加接種(4回目)
  • 小児用肺炎球菌ワクチン追加接種(4回目)

これらのワクチンは、同じ日に複数を接種する「同時接種」が可能です。通院回数を減らし、接種漏れを防ぐためにも広く行われています。

特に麻しん(はしか)は感染力が非常に強く、免疫がない人は同じ空間にいるだけでも感染する可能性がある病気です。

1歳の誕生日を迎えたら、できるだけ早めにMRワクチンを接種することが推奨されています。

参考:MRワクチン|厚生労働省
参考:水痘ワクチン|厚生労働省
参考:おたふくかぜワクチンについて|厚生労働省

【1歳6か月~3歳】水痘ワクチン2回目と日本脳炎の接種時期

1歳半以降は、乳児期に比べて予防接種の回数が減るため、次の接種時期を忘れないようにしておきましょう。

この時期には、水痘(みずぼうそう)ワクチンの2回目を接種します。1回目から3か月以上あけて接種し、標準的には6〜12か月後が目安です。

また、3歳になると日本脳炎ワクチン1期の接種が始まります。

乳児期のように頻繁に医療機関へ通う機会が少なくなるため、母子手帳や自治体からのお知らせを確認しながら、接種時期を把握しておくと安心です。

参考:日本脳炎ワクチン|厚生労働省

【5歳〜小学校入学前】MRワクチン2期を忘れずに

小学校入学前の1年間(年長児相当)には、MR(麻しん風しん混合)ワクチン2期を接種します。

定期接種として受けられるのは、小学校入学前日までです。

年長になると習い事や入学準備で忙しくなる家庭も多いため、早めに接種の予定を立てておくと安心でしょう。

また、この時期はおたふくかぜワクチン2回目の接種が推奨される時期でもあります。かかりつけ医に相談しながらスケジュールを確認しておきましょう。

【9歳〜13歳】忘れずに確認したい追加接種

小学校高学年以降にも、いくつかの予防接種があります。

  • 9歳から:日本脳炎ワクチン2期(1回)
  • 11歳から:DT(ジフテリア・破傷風)2種混合ワクチン
  • 小学校6年生〜高校1年生相当の女子:HPVワクチン

この時期は乳幼児期ほど予防接種の機会が多くないため、接種時期を見落としてしまうことがあります。

日本脳炎2期は9歳以上13歳未満、DTワクチンは11歳以上13歳未満が定期接種の対象です。

HPVワクチンも対象年齢が決まっているため、自治体からの案内が届いたら内容を確認し、計画的に接種を進めましょう。

参考:DTワクチン|厚生労働省
参考:HPVワクチン|厚生労働省

予防接種のスケジュール管理で気をつけたいポイント

予防接種は種類も回数も多いため、「気づいたら接種時期を過ぎていた」ということも少なくありません。

特に入園や仕事復帰、きょうだいの誕生などで生活が忙しくなると、つい後回しになってしまうこともあります。

接種漏れを防ぐために、ママ・パパが知っておきたいポイントを確認しておきましょう。

無料で受けられる期間が長くても、後回しにしない

予防接種には、「標準的な接種時期」と「定期接種として受けられる期間」が設定されています。

例えば五種混合ワクチンの追加接種(4回目)は、標準的には1歳頃から1歳半頃までに受けることが推奨されています。一方で、定期接種として受けられる期間は比較的長く設定されています。

そのため、「まだ期間があるから大丈夫」と思っているうちに、入園や引っ越し、仕事復帰などで忙しくなり、接種時期を過ぎてしまうことも。

接種漏れを防ぐためにも、できるだけ標準的な接種時期を目安に予定を立てておくと安心です。

接種間隔は自己判断せず確認する

予防接種には、ワクチンの種類ごとに決められた接種間隔があります。

2020年の制度改正により、以前より接種間隔のルールは分かりやすくなりましたが、ワクチンの種類によって必要な間隔は異なります。

特に生ワクチンを接種した場合は、次のワクチンとの間隔に注意が必要です。

スケジュールに迷ったときは自己判断せず、かかりつけ医や医療機関へ確認しながら進めるようにしましょう。

参考:ワクチンの接種間隔|厚生労働省

同時接種について正しく理解する

一度に複数のワクチンを接種する「同時接種」に不安を感じるママ・パパもいるかもしれません。

しかし、同時接種は接種回数や通院回数を減らせるだけでなく、必要な免疫を適切な時期に獲得するためにも広く行われている方法です。

もちろん、子どもの体調や接種内容によって進め方は異なります。不安な点がある場合は、事前に医師へ相談しながら無理のないスケジュールを立てましょう。

今日からできる!予防接種のスケジュール漏れを防ぐ4つのアイデア

母子手帳に「次回の予定」をメモしておく

母子手帳の予防接種ページは、打った記録を残すだけでなく、これからの予定を立てるのにも大活躍します。

おすすめなのは、「次に受ける予定の日にち」をページに書き込んでおくこと。付箋などを活用するのも良いですね。

スマートフォンのリマインダーを活用する

スマホのカレンダーアプリを使っているママも多いと思いますが、スケジュール漏れを防ぐには「注射に行く日」だけでなく「予約の電話を入れる日」の2段階でリマインダーを登録するのがコツです。

例えば、小学校入学前の「MRワクチン2期」は、年長さんになったらすぐに受けるのが理想です。

そこで、年長さんになる4月1日のアラームに「小児科に予約の電話をする!」と登録しておきましょう。

こうすることで、卒園や入学準備のバタバタに追われて、気づいたら期限ギリギリ……という事態を防げますよ。

スケジュール表や便利なアプリをフル活用する

自治体から予防接種の案内が届くこともありますが、タイミングや届き方は地域によってさまざまです。

もっと分かりやすく管理したいときは、専門機関のスケジュール表を頼ってみましょう。例えば国立健康危機管理研究機構(JIHS)が公開している最新のスケジュール表(2026年4月版)は、無料でダウンロードして使えます。

また、日本小児科学会がおすすめしているスケジュール表は、受けるべき時期がパッと一目で分かるので、プリントアウトして冷蔵庫に貼っておくだけでも便利なチェックリストになります。

「自分で計算するのが面倒!」というときは、子どもの生年月日を入れるだけで自動で次の予定を計算してくれる「ワクチン管理アプリ」を利用するのもおすすめ。

紙とアプリ、両方でダブルチェックすると安心ですね。

参考:日本の予防接種スケジュール|国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト
参考:日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール 2026.4.1版|会員・医療関係者の方|公益社団法人 日本小児科学会

かかりつけの先生にスケジュールを相談する

とても心強いのが、いつも行く小児科の先生との事前の相談です。

最初のワクチンデビューのときや、1歳になったタイミングなどで、「これから1歳(または2歳)までのスケジュールを、ざっくり一緒に組み立てたいです」と相談してみましょう。

一度に何本打つかの組み合わせや、ワクチンの在庫の準備、乳幼児健診と同じ日に受けられるかなど、病院と直接やりとりしながら決めるのが、いちばん確実でママの手間も減らせる方法です。

知っておきたい予防接種の豆知識

乳幼児の予防接種では「太もも」に打つこともある

予防接種というと腕に注射をするイメージがありますが、乳幼児の場合は太もも(大腿部)に接種することもあります。

実際にどの部位へ接種するかは、ワクチンの種類や子どもの月齢などを考慮して医療機関が判断します。

参考:小児に対するワクチンの筋肉内接種法について(改訂第 4 版)|日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会

追加接種について相談するケースもある

乳幼児期に受けたワクチンの中には、時間の経過とともに免疫が弱まるものもあります。

そのため、子どもの年齢や生活環境によっては、任意接種について小児科で相談するケースもあります。

ただし、必要なワクチンや接種時期は子どもの状況によって異なるため、気になる場合はかかりつけ医に相談しながら検討しましょう。

入園や海外渡航の前は接種歴を確認しよう

保育園や幼稚園への入園時には、予防接種歴の提出を求められることがあります。

また、海外へ長期滞在する場合は、渡航先によって必要なワクチンや接種証明が異なることがあります。

入園や渡航が決まったら、母子手帳を見ながら接種状況を確認しておくと安心です。

接種漏れが見つかった場合でも対応できることがあるため、早めにかかりつけ医へ相談してみましょう。

子どもが体調不良に!予防接種のスケジュールがズレてしまったら?

子どもは予期せぬタイミングで熱を出したり、体調を崩したりするもの。

予定していた日に予防接種を受けられないことは、子育て中なら「よくあるあたりまえのこと」なので、焦らなくて大丈夫です。

治ったら「その日のうちに」次の予約を取り直す

軽い鼻水が出ているくらいなら注射ができるケースもありますが、発熱などの場合は無理をせず延期するのが基本です。

ここでやりがちのは、延期したまま予約を入れ忘れて、ズルズルと日が経ってしまうこと。

「お熱が下がって元気になったな」と確認できたら、忘れないうちにその日のうちに次の予約を取り直す習慣をつけておきましょう。

間隔があいてしまっても「続きから」で大丈夫

少し期間があいてしまっても、これまでに打ったワクチンの効果が消えてしまうわけではないので、「最初からやり直し」ではなく「続きから再開」すれば大丈夫です。

「どれくらい間隔があいても大丈夫なのか」「次は何から打てばいいのか」と迷ったときは、母子手帳を持ってかかりつけの小児科の先生に「スケジュールがズレてしまったのですが、次はいつ来たらいいですか?」と気軽に相談してみましょう。

まとめ

予防接種のスケジュールは複雑に見えますが、一つひとつ確認しながら進めていけば大丈夫です。

最近はワクチンの種類や制度の見直しも続いているため、「上の子のときはこうだったから」と思い込まず、最新の情報をチェックすることも大切です。

母子手帳や自治体からのお知らせを活用しながら、気になることはかかりつけ医に相談してみましょう。

子どもを感染症から守るための大切な一歩として、ぜひ今の接種状況をチェックしてみてください。


※本記事の内容は2026年4月時点の公表情報に基づいています。予防接種制度や接種対象、接種時期は変更される場合があるため、最新情報はお住まいの自治体や厚生労働省、かかりつけ医療機関でご確認ください。

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