子どもの知育に最適!かるたのメリットと楽しみ方

百人一首で遊ぶ1コマ

かるたは昔から多くの子どもたちが親しんできたカードゲームです。

小さな子どもでも幼児用のかるたを使えば、遊びながらさまざまな知識が身につきます。

さらに子どもの成長に合わせて、百人一首やことわざかるた等のような難易度の高いかるたも楽しむことができます。

この記事では、かるた遊びのメリットをまとめ、かるたの種類や子どもの年齢に合わせたおすすめかるたを紹介します。

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ママライタープロフィール

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nob

小学6年生の娘を持つママライター(記事執筆時)。
塾講師など教育経験が長い、元大学教員の博士ママ。現在はフリーで活動中。
厳選した蔵書は300冊以上の絵本マニア。
絵本、ボードゲーム、勉強法など、子どもの学習のお悩みや子育てのヒントになる情報を発信しています。

かるたの歴史や起源

かるた専門の資料館である大牟田市立三池カルタ・歴史資料館は、カルタの始まりを次のように説明しています。

16世紀の半ば頃からポルトガルと日本との交流がはじまり、日本人は初めて堅い紙で作られたカルタを知ります。

ポルトガル語で「四角い紙」を表すカルタ遊びは当時の人々に受け入れられ、日本ですぐに複製品が作られ始めます。

大牟田市立三池カルタ・歴史資料館 より

このように、かるたはポルトガルのカードゲームが起源と考えられています。

やがて日本に根付くと、「百人一首」や「いろはかるた」といったかるたのバリエーションが生まれました。

かるた遊びのメリット

カルタで遊ぶ少女

かるたは単なるカードゲームとしてだけではなく、子どもにとってさまざまなメリットが考えられます。

一つ目に、読み手が読む歌や言葉を聞き取り、その内容を記憶し、適切なカードを速やかに取る動作は、集中力や反射神経を育てます。

二つ目に、2人以上で遊ぶことによって、家族や友だち同士がコミュニケーションを取ることができます。

三つ目に、言葉やことわざ、歌などの知識を、ゲームを通して楽しみながら身につけることができます。

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定番のかるたと基本ルール

定番のかるたには、「いろはかるた」と「百人一首」があります。

それぞれの特徴と基本ルールを確認しましょう。

いろはかるた

「いろはかるた」は、いわゆるいろは歌が元になっています。

いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ  つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす

この順に、いは「犬も歩けば棒に当たる」、ろは「論より証拠」……のように、ことわざが当てはめられて、かるたとなっています。

基本的な遊び方は、次のようになります。

まず、カードは読み手と取り手の二手に分かれます。

読み手がカードの文を読み上げ、取り手がその文に対応するカードを素早く取ります。

例えば、読み手が「犬も歩けば棒に当たる」を読み、取り手は「犬が棒に当たる絵」を選びます。

このいろはかるたを通して、幼い子どもでも、「あいうえお」のひらがなやことわざを耳から覚えます。

歌かるた

百人一首の読み札

「歌かるた」とは、百人一首など和歌を使ったかるたのことです。

百人一首とは、100人の歌人から1人1首ずつ選んで作られた和歌集です。

例えば、次のような歌があります。

 あきのたのかりほのいおのとまをあらみ わがころもではつゆにぬれつつ

 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ

 (天智天皇)

保護者の方は学生時代に暗記したことがあるのではないでしょうか。

基本的な遊び方は、いろはがるたと同様に、読み手が読んだ札に合う取り札を、取り手が素早く取ります。

例えば、読み手が上の句「あきのたのかりほのいおのとまをあらみ……」と読んでいきますので、取り手は下の句「わがころもではつゆにぬれつつ」の札を取ります。

百人一首は競技大会があるほど全国的に人気があります。

幼児におすすめのかるた

幼児の場合、絵合わせのタイプから始めると良いでしょう。

絵柄は果物や動物、乗り物、恐竜といった、子どもに身近なイラストのものを選びます。

絵本でもよく登場する「りんご」や「いちご」といったものです。

成長に合わせて、ひらがなやカタカナで書かれた読み札のものも取り入れてみましょう。

最初は大人が読み手で子どもが取り手で遊びますが、ひらがなが読めるようになってきたら読み手を交代するためです。

かるたを楽しみながら、言語力や読解力が身についていきます。

無料の学習サイト「ちびむすドリル(幼児の学習素材館)」には、無料ダウンロードのかるたが掲載されていますので、そちらも活用してみてください。

参考:ちびむすドリル(幼児の学習素材館)

幼児のための手作りかるた

親子で手作りのかるたを作ってみるのも楽しいです。

まず、子どもに「りんご」など、絵を描いてもらい、取り札とします。

絵が難しい場合は、大人がイラストを用意し、子どもに色を塗ってもらう方法もあります。

次に、大人は「〇〇ちゃんがすきなりんご」のようにオリジナルの読み札を書きます。

このように子どもと一緒に読み札と取り札を作ります。

子どもが物の名前を覚える度に、一枚ずつ増やしてみてはいかがでしょう。

「お母さん」「お父さん」のような人物の場合は写真も活用してみてください。

作っている過程も楽しめるので、手作りかるたはおすすめです。

小学生におすすめのかるた

小学生には、先の百人一首の他に、学習に暗記が必要なものがテーマになったかるたがおすすめです。

歴史や地理、都道府県などのかるたや、ことわざのかるたです。

実際にわが家でも遊んでいる、おすすめのかるたを紹介します。

一つ目は、齋藤孝『齋藤孝の声に出しておぼえる ことわざかるた 新装版』(幻冬舎)です。

このかるたの特徴は、読み札がことわざの意味になっており、取り札はこの意味にあったことわざを選ぶという点です。

例えば、「頭かくして尻かくさず」や「論より証拠」などのことわざがあります。

読み札は難しい漢字が使用されていないので、子どもも読むことができます。

取り札には、ことわざに加えて、意味や解説、例文も詳しく書かれているので、遊べば遊ぶほどことわざを覚えることができます。

参考:齋藤孝『齋藤孝の声に出しておぼえる ことわざかるた 新装版』(幻冬舎)

二つ目の小学生におすすめのかるたは、秋山宏次郎『SDGsかるた』(幻冬舎)です。

これはSDGsをテーマにしたとてもおもしろいかるたです。

例えば、「暑くなる 地球の未来 ストップだ」という読み札に対して、温暖化を表すイラストの取り札を取ります。

この取り札には、「関連するSDGsの主な目標」や現状のまとめなども書かれています。

SDGsは小学校の調べ学習のテーマになることも多いので、学習にかなり役に立つかるたです。

秋山宏次郎『SDGsかるた』(幻冬舎)

小学生のおすすめ手作りかるた

夏休みの自由研究で、オリジナルかるたを作ることもおすすめです。

一つ目は、都道府県かるたです。

取り札には都道府県の絵を描き、読み札には都道府県の読み方を書きます。

書く作業の過程で、都道府県の漢字や形を覚えることができます。

また、授業で学んだ都道府県の特徴などを書き込むと良いでしょう。

学習したことの復習にもなり、自由研究にぴったりのテーマです。

二つ目におすすめしたい手作りかるたは、JASRAC PARK「しらべてつくろう 自分だけの歌かるたづくり」です。

自分の好きな歌を調べて、オリジナルの歌かるたをつくるというものです。

音楽が好きな方はぜひ以下のホームページをのぞいてみてください。

参考:「しらべてつくろう 自分だけの歌かるたづくり」

まとめ

家で遊ぶ子どもたち

かるたの良さは、子どもが遊びながらさまざまな知識を吸収できる点です。

そして、遊びながら自然と相手とコミュニケーションをとることができます。

この記事を参考にして、子どもの興味、関心に合ったかるたを選んでくださいね。

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