レンジで再現できる!?ほくほく焼き芋の簡単レシピ

レンジで再現できる!?ほくほく焼き芋の簡単レシピ

ほくほくの温かさと甘さがたまらない、「焼き芋」。

甘いにおいにつられて移動販売やスーパーでつい買ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は電子レンジで短時間でとても簡単に、お店で売っているような焼き芋を作れます。

「家で本格的な焼き芋を味わいたい!」「お腹をすかせた子どものためにすぐ作ってあげたい」方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

ほくほくの「焼き芋」が食べたい!

ほくほくの「焼き芋」が食べたい!

まずは、焼き芋におすすめのさつまいもの選び方や品種、旬などをお伝えします。

日本で栽培されているさつまいもは、約40種類。

焼き芋にはどの品種が向いているのかを知ることで、より一層おいしい焼き芋を作れるでしょう。

焼き芋におすすめの品種は?

ほくほく、ねっとり、しっとりなど、さつまいもの風味は品種によって多様にあります。

焼き芋には優しい甘さでほくほく系のさつまいもが一般的といわれていましたが、最近は甘みが強くトロトロ食感のねっとり系も人気。

8月下旬〜11月頃ならほくほく系の「鳴門金時」、10月頃ならねっとり系の「紅はるか」など、品種によって収穫時期は異なります。

そのため、時期によって品種を変えて、食べ比べるのがおすすめです。

品種の味や食感の違いを楽しめるでしょう。

おいしいさつまいもの選び方

ずっしりと重みがあり、ふっくらとした太いものが良品といわれています。

さつまいもの表面に傷や変色した斑点、シワがないこと、さつまいもの皮が色鮮やかでツヤのあることを確かめて選ぶと良いそうです。

また、細長すぎるさつまいも、ひげが堅いさつまいもは、風味や食感が劣るものが多いため避けたほうが安心です。

ただし黒い蜜が出ているものは糖度が高く、焼き芋に適していますよ。

さつまいもの旬はいつ?追熟の仕方は?

芋掘りが秋におこなわれるためか、「さつまいもの旬は秋」と思われがちですが、収穫直後が一番おいしい時期とは限りません。

さつまいもは2、3ヵ月ほど貯蔵すると、水分が適度に減ってデンプンが糖質に変わり、糖度が上がって一番味が良くなるのが特徴です。

品種によって異なりますが、9~11月頃に収穫されてから2、3ヵ月間の貯蔵を経た、11~3月頃がさつまいもがおいしい時期です。

家庭でも、2~3週間ほど湿気の少ない場所で常温保存すると追熟できておいしくなります。

冷蔵庫での保管は痛みやすいため、おすすめしません。


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電子レンジで作る焼き芋!

電子レンジで作る焼き芋!

焚き火の中に放り込んで作る焼き芋は、絶品ですし、オーブンやトースター、グリルでも、おいしい焼き芋が作れます。

でも、家には電子レンジしかない方も、大丈夫!

簡単に短時間で焼き芋が作れる方法を紹介します。

材料と用意するもの

さつまいもと新聞紙があれば、電子レンジで焼き芋を作れます。

新聞紙がない場合は、キッチンペーパーや電子レンジ対応のクッキングシートなどでも代用できます。

電子レンジの機種によっては加熱にムラが起こることもあるので、くまなく加熱できるように均一な太さのさつまいもを使うのがおすすめ。

大きすぎるさつまいもは、適度な大きさに切るのも良いでしょう。

複数本を同時に入れるのではなく1本ずつ作るのも、電子レンジでおいしいさつまいもを作るためにおさえておきたいポイントです。

作り方(1)洗って新聞紙に包む

さつまいもの皮には栄養がたくさん含まれているので、きれいに洗って皮ごと食べましょう。

洗ったさつまいもは濡れたまま新聞紙で包んで両端を軽くねじるか、キッチンペーパーで包んだ上にラップを巻きます。

しっとりとした焼き芋を作るには、蒸気を閉じ込めるため、隙間ができないよう密封するのがポイント。

また、さつまいもの水分が不足していると、電子レンジで加熱している途中で紙類が発火する危険性があるので、さつまいもがしっかりと濡れているかチェックしましょう。

さつまいもを念入りに濡らして適度な水分を確保したうえで、こまめに様子を見ながら加熱するのもおすすめです。

作り方(2)電子レンジで13分加熱

作り方(1)のさつまいもを2回に分けて、電子レンジで加熱します。

回数を分けて加熱するのは、まずは約70度に温めてからそのままの温度を保った状態で加熱を続けることによって、甘みが引き出せるからです。

まず、電子レンジ600wで3分加熱したあと、解凍モードか100〜200Wに切り替えて10分加熱します。

200Wや解凍モードの低い温度でじっくりと熱を通すのは、さつまいもの甘みを引き出すのにぴったりな方法です。

ただし、加熱時間はさつまいもの大きさによっても異なります。

加熱しすぎも発煙・発火の原因となるので、小さめのさつまいもは最初に1〜2分加熱するなど調整しましょう。

使用前に電子レンジ庫内の食品カスを取り除いておくのも、大切です。

電磁波によって、食品のカスから新聞紙への燃え移りが起こる場合があるからです。

作り方(3)完成!フライパンで仕上げしても

加熱して香ばしく甘い香りが出てきたら、焼き芋の完成です。

熱通りの目安は、竹串がすっと通るくらいにやわらかくなっていること。

固く感じられるようなら、紙類やラップで再び包んで電子レンジに戻し、200Wで30秒ずつ温め、竹串が通るまで続けます。

しばらく電子レンジ内に置いておくと、余熱でさらに甘みがアップ。

電子レンジから出したあとに、フライパンで表面に焦げ目を付けても良いでしょう。

フライパンでひと手間加えることでホクホクした食感や香ばしい風味がある、焚き火で焼いたような焼き芋が味わえます。

そのまま食べてもいいですし、スイーツに加工したり、粗熱を取って冷凍保存したりなど思い思いに、おいしい焼き芋を楽しんでくださいね。

まとめ:簡単にできるレンチン焼き芋

簡単にできるレンチン焼き芋

焼き芋は炊飯器やグリル、またはオーブンやオーブントースターでも作れます。

でも一番短時間で簡単においしくできるのは、電子レンジ。

他の料理を並行でしたい場合や子どもがすぐ食べたい場合にもおすすめの作り方なので、ぜひ一度試してみてください。

自宅でなら、さまざまな品種の焼き芋を作って食べ比べも楽しめますよ。

手軽においしく、焼き芋を味わいましょう。

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