「イースター」と聞いても、あまりなじみがないと感じる方もいるでしょう。
しかし、イースターは国によってはクリスマスと同じか、それ以上に大切なイベントとして過ごすものだそうです。
最近では、日本でも春先にイースターを意識したイベントをおこなう行楽地もあるので、知っている方も増えているのではないでしょうか。
この記事では、イースターについて解説し、イースターエッグなどの制作アイデアをご紹介します。
イースターを知ろう!
イースターはキリスト教のとても大切な行事で、日本語では「復活祭」と呼ばれるものです。
その名のとおり、イエス・キリストが十字架にかけられて処刑された3日後に復活をとげた奇跡を祝うイベントです。
また、イースターは春の女神の名前「エオストレ」に由来しているともいわれています。
そして、その女神の使いがうさぎで、うさぎが復活の象徴であるイースターエッグを持ってくるという説があります。
うさぎは、子どもたちへのプレゼントとして卵を庭のあちこちに隠して持ってくるそうです。
イースターについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをチェックしてみてください。
イースターエッグ
イースターエッグを作って、伝統的なエッグハント(宝さがしのような遊び)にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ここでは、子どもと一緒に楽しく作れるイースターエッグの作り方をご紹介します。
本物の卵で作る
本格的に作りたい方は、こちらがおすすめ。
小さい子どものいる家庭でも、卵の中身で部屋を汚さずに作れますよ。
- 【準備するもの】
- 生卵
- フォーク
- 爪楊枝または竹串
- 絵の具、ペン、ポスターカラーなど
- 【作り方】
- 卵の中身を抜く
フォークの先を卵の底に当て、少しずつ力を加えて穴を開けると良い - 卵の底の穴を3~5ミリメートル程度まで広げる
- 穴から竹串や爪楊枝を差し入れ、中の黄身をつついてほぐす
- 中身を出して卵のなかを水で洗い、よく乾かす
- お好みで自由にペイントする
- 卵の中身を抜く
卵の中身を出すときは、殻が割れやすいので慎重におこなってくださいね。
取り出した中身はあとから調理に使えるので、殻が入らないように気を付けましょう。
中身を抜かずにペイントしても良いですし、ゆで卵を使う方法もありますが、落とすと周りを汚してしまうので気を付けてください。
紙粘土で作る
本物の卵を使うことに抵抗のある方や、さまざまな形を作って楽しみたい方は、紙粘土で作るのがおすすめです。
- 【準備するもの】
- 紙粘土
- 水
- 絵の具、ペン、ポスターカラーなど
- 【作り方】
- 紙粘土で卵の形を作る
- 卵の形を作れたら、丸一日ほど乾燥させる
- 絵の具などを使って、好きなようにペイントする
紙粘土で作る場合は、好きな形にできるのがメリットです。
卵にうさぎの耳を付けたり、鳥の形にするなどのアレンジをしても良いですね。
形を作るときにひび割れが気になったら、水をつけてひびを埋めていくとキレイに作れますよ。
マーブル模様をつける方法
マーブル模様も、マニキュアを使うと複数色でも簡単・キレイにできますよ。
- 【準備するもの】
- 模様をつける卵
- 紙コップなどの容器
- マニキュア(好きな色何色か)
- 水
- 爪楊枝
- 【模様の付け方】
- 容器に水を入れてマニキュアを数滴たらす
- 爪楊枝で混ぜて、模様を作る
- 卵を沈めて模様を写す
中身を抜いた卵を使う場合は、穴から水が入らないように気を付けましょう。
また、マニキュアが手に付かないようにビニール手袋をする、部分的に付けるだけにするなど工夫してみてください。
マニキュアを使うので、換気の良い場所でおこないましょう。
イースターリース
リースは部屋のなかに飾りやすいので、イースターらしい雰囲気を楽しむのにもぴったりです。
- 【準備するもの】
- 紙皿
- 折り紙、包装紙など
- 厚紙
- ハサミ
- のり
- 【作り方】
- 紙皿の中心をくり抜く
- 厚紙や折り紙などを卵やうさぎの形に切る
- 2に折り紙を貼る
- 1に好きなように貼り付ける
中心をくり抜いた紙皿の、周りの部分をリースの土台として使用します。
小さな子どもと作るときはハサミを使う工程は親がおこなうなど、子どもには無理のない範囲でやらせてあげてください。
できたリースは画びょうなどで壁やドアに直接貼っても良いですが、紐を付けてつるしてもかわいいですね。
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うさぎのオーナメント
かわいいうさぎに、子どものテンションもあがりそうです。
想像力をふくらませて、さまざまなうさぎを作ってみましょう。
- 【準備するもの】
- 紙コップ
- 折り紙
- サインペン
- ハサミ
- のり
- 【作り方】
- 折り紙を切ってうさぎの耳や洋服、手足を作る
- 1を紙コップに貼り付ける
- 目と鼻を書く
うさぎに洋服を着せるなら、色や模様を組み合わせると本格的になります。
にんじんや卵、カバンなどの小物を持たせてもかわいいので、折り紙で作ってみてください。
小さい子どもと作るときは、親がパーツを作り、子どもは貼ったり書いたりして楽しむと良いでしょう。
イースターモビール
ゆらゆらと揺れるモビールは、見ていると気持ちが落ち着くという方もいます。家のインテリアにもおすすめですよ。
- 【準備するもの】
- イースターエッグ(卵の中身を抜いたもの、または市販のもの)
- 好きな飾り(軽いもの)
- 木の枝や針金など棒状のもの
- 紐
- ハサミ
- テープ
- 【作り方】
- 飾りにテープで紐をつけるか、穴を開けて紐を通す
- 1本の紐を棒の両端に結びつける(モビールをつるすための紐)
- バランスを取りながら1を2に結びつける
モビールは、棒と紐、そして飾りのバランスを取るのが難しいですね。
コツとして、飾りは折り紙で作ったものなど、薄くて軽いものを選ぶと取り付けやすく、バランスも取りやすくなります。
反対に、手順2で紐を棒の中心につけるとバランスが取りづらくなり、飾りつけの難易度があがります。
このような制作が得意な方は、あえて難しくしてバランスの取れる形を探すのを楽しんでも良いですね。
イースターエッグは作らなくても、100円ショップなどで卵型のカプセルや発泡スチロールが手に入るので、そのようなものを利用すると手軽です。
落ち葉で作るウサギの絵
絵の好きな子どもなら、画用紙と落ち葉を使ってかわいいうさぎの絵を書いてみてはいかがでしょうか。
- 【準備するもの】
- 画用紙
- クレヨン、色鉛筆など
- 落ち葉、木の実、ビーズなど
- ボンド
- 【作り方】
- 耳を落ち葉にすることを考えて、うさぎの顔を書く
- 落ち葉を耳に見立ててボンドで貼る
- 木の実やビーズを目や鼻に見立ててボンドで貼る
イースターの制作をする春先の頃は、秋のように落ち葉が多くありません。
落ち葉を見つけたら拾って取っておきましょう。
木の実やビーズがなければ、目と耳は書いてもOKです。
まとめ
イースターはキリスト教にとっては大切な「復活祭」を意味します。
春という季節柄、新しい命の芽生えや子孫繁栄などの願いが合わさり、現在のようなお祭りとなっているようです。
イースターのイベントに登場するイースターエッグやイースターバニーは、子どもにもなじみやすい要素ですよね。
イースターにあまり縁がない方も、卵やうさぎなどをモチーフとした制作を子どもと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
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