子どもの自転車の練習は、いつ頃から始めたら良いのか考えたことがある方もいますよね。
特に、お友達が自転車デビューをしたと聞くと焦ってしまうものです。
しかし、子どもによって個人差のある部分なので、なかなかタイミングをつかめずにいる場合もあるでしょう。
そこで今回の記事では、自転車の練習を始める目安の年齢や練習のコツなどをご紹介します。
ぜひ、記事を参考に自転車デビューのタイミングを考えてみてください。
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自転車デビューの平均年齢は?
そもそも、自転車デビューの平均年齢は何歳くらいなのでしょうか?
日本トイザらス株式会社の自転車に関する調査によると、自転車デビューの平均年齢は4.9歳となっています。
最も多くの回答が「6歳」で31.2%、次いで「5歳」27%、「7歳」15.6%でした。
一方で、パパママ世代である20代以上が回答した「自転車に乗れるようになった年齢」の平均は5.7歳だったので、今の子どもたちの方が0.8歳早く自転車に乗れるようになっていることがわかりますね。
自転車デビューの平均年齢が下がっているのは、キックバイク人気やインチ幅が充実したことが要因となっているのではないでしょうか。
※出典:
【自転車に関する調査結果ご報告】子どもの自転車デビューの年齢が平均年齢5.7歳→4.9歳に | 日本トイザらス株式会社のプレスリリース
自転車の練習は何歳から?
自転車の練習は何歳から始めると良いのでしょうか。
ここでは、年齢別にできる自転車の練習方法をご紹介します。
【2歳頃から】キックバイク
2歳頃からおすすめなのがキックバイクです。
自転車練習にあたって必須のステップではありませんが、自転車に準じたキックバイクを前段階として取り入れると、その後の練習に進むときにスムーズです。
キックバイクに乗ると、バランス感覚やハンドル操作、体重移動の感覚が養われます。
実際に自転車に乗っての練習になったとき、すぐに補助輪なしの自転車練習へ進めるようになりますよ。
キックバイクは自転車の練習ではく、日常の遊びの一つとして取り入れてみましょう。
【3歳後半から】補助輪付自転車
キックバイクでバランスが取れる子どもは、すぐに補助輪なしの自転車で練習しても良いのですが、キックバイクを使わない子どもも当然いますよね。
その場合は、自転車から練習を始めることになるため、まずは補助輪をつけて練習を始めましょう。
補助輪つきの自転車では、ハンドル操作やブレーキ操作、ペダルの操作をおこなう必要があり、キックバイクよりも複雑になります。
まずは、スタンドを立てた状態で、操作に慣れるのもおすすめです。
補助輪つきでの操作に慣れてきたら、補助輪なしへ移行しましょう。
次のステップに進むのは、年齢ではなく子どもの様子をよく見て判断してください。
【5歳頃から】補助輪なし自転車
補助輪つきの自転車に慣れてきたら、いよいよ補助輪を外しての練習を始めます。
キックバイクに乗ったことがない場合は、最初はペダルを外してキックバイクのようにバランスを取る練習から始めるのがおすすめです。
バランスが取れるようになり、慣れてきたら再びペダルをつけて練習をしましょう。
子どもによっては、「地面から足を離すのが怖い」「転ぶのではないか」など恐怖心を抱く場合があります。
あまりに恐怖心が強い場合は、無理に練習させないようにしましょう。
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小学校入学までに自転車に乗れるようになっておく
お住まいの自治体の条例等によって異なりますが、ほとんどの県では保護者の自転車に子どもを乗せられるのは小学校入学前までとなっています。
以前は6歳未満でしたが、保育園などへの送迎に自転車を利用する保護者が多いため、その実情に合わせて「小学校入学前」へと変更されました。
自転車に乗せられる期間がわずかに延びたものの、小学生になると乗せられなくなるため、自転車移動が多い場合は、小学校入学前までに子どもだけで自転車に乗れるようになっておきましょう。
補助輪を外した状態の自転車に乗るのが難しい場合でも、補助輪つきの自転車に乗れるようにしておくと子どもが自力で自転車をこいで移動できます。
まずはそこを目指してみましょう。
※出典:
自転車の幼児用座席に乗車可能な年齢が6歳未満から小学校入学までに拡大 – 埼玉県警察
上手に乗れる自転車の練習のコツ
自転車の練習をスムーズに進めるにはいくつかコツがあります。
ここでは、どのようなポイントを押さえたら良いのかをご紹介します。
安全な場所で練習する
子どもに自転車の練習をさせるために、まず大切なのは練習場所が安全であることです。
人通りや車通りが多い場所は危険なため、安全に練習ができる交通公園やグラウンドなどの広い場所を選びましょう。
まだ自転車に乗れない子どもに練習をさせるためには、道路での練習はもちろん危険ですし、人通りが多い場所では練習に集中できなかったり、練習中に怖い思いをしたりする可能性があります。
見本を見せる
自転車の乗り方を口頭で説明されるだけではなかなか理解しづらいものです。
パパやママが実際に乗ってお手本を見せるのも、スムーズに練習を進めるコツの一つです。
聞いただけでは難しくても、実際にお手本を見ることで理解しやすくなります。
お手本を見せる際、ただ乗るだけでなく、ハンドル操作やブレーキ操作も実際にどのようにおこなうのかをやってみせて、子どもに真似させてみましょう。
視線を前に向けさせる
自転車に初めてのるとき、恐怖心から足元ばかりを見がちになります。
視線が下がることで姿勢も崩れ、バランスを崩しやすくなってしまいます。
グラグラしてしっかりこぎ出せないばかりか、転倒の可能性もあるため、視線が下がるのは危険です。
自転車をしっかりとこぎ出せるようになるためには、正しい姿勢で前を見て乗ることがコツです。
進行方向にママやパパが立ち、「前を見るんだよ」など正しい姿勢を保てるように声かけをしてあげましょう。
前向きな声かけをする
練習を続けてもなかなか乗れないと、自転車の練習が嫌になってしまう場合があります。
「さっきより長く乗れたね」「上手になったね」など、ポジティブな声がけをしながら練習をすると、子どものモチベーションにつながります。
逆に、きょうだいやお友達と比べて「あの子はもう乗れるのに」など、マイナスの言葉がけをしてしまうと子どもの焦りやプレッシャーにつながってしまうので注意しましょう。
自転車練習とともに交通ルールも教える
自転車デビューをしたら、最終的に公道に出ることになります。
自転車は歩いたり走ったりするよりも速く便利な乗り物ですが、ルールを守らないと事故につながる可能性があります。
公道に出る前に、子どもに必ず交通ルールも教えておきましょう。
交通ルールは警視庁のサイトで子ども向けにまとめられているため、子どもと一緒にチェックしておいてください。
また、ある程度自転車に乗れるようになったら、一緒に近所を走りながらルールを教えていくのも大事なことです。
ただし、いきなり公道で自転車に乗り出すのは危険です。
手で押しながらルールの確認をするところから始めましょう。
まとめ
今回の記事では、我が子の自転車デビューのタイミングを考えている方に向けて、自転車の練習を始める年齢やおすすめの練習方法、練習のコツなどをご紹介しました。
自転車に乗れるようになると子どもの世界はぐっと広がります。
移動に便利な乗り物ですが、ルールをしっかり守らないと危険な乗り物でもあります。
練習に加えて、しっかりと交通ルールの確認をおこない、安全に自転車デビューをしましょう。
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