いつものクリスマスツリーもいいですが、子どもと一緒にクリスマスツリーを手作りしてみるのはいかがでしょうか。
自分で作ったクリスマスツリーを飾れば、子どものテンションもあがるでしょう。
作品として残せるものを作れば、思い出作りにもなります。
この記事では、子どもと一緒に作れるさまざまなクリスマスツリーを紹介します。
材料は自然のなかにあるものや100円ショップで買えるものなど、手軽に揃えられるものも多いので、気軽にチャレンジできますよ。
松ぼっくりツリー
まずは、松ぼっくりで作るクリスマスツリーの作り方をご紹介します。
松ぼっくりの下処理
公園などで拾ってきた松ぼっくりは、水洗いと煮沸消毒をしてから使うのがおすすめです。
以下に、下処理の手順をご説明します。
- 水洗いをする
- 煮沸消毒をする
- 天日干しをする
水洗いのときに歯ブラシなどを使うと、隙間の細かい汚れまで落とせます。
煮沸消毒時は、松ぼっくりから色が出るので普段調理に使っていないものや、汚れても良い鍋を使いましょう。
煮沸消毒後は、松ぼっくりのカサが閉じますが、しっかりと乾かすとまたカサが開きます。
材料と作り方
- 【材料】
- 松ぼっくり(下処理済み)
- ペットボトルのキャップ
- ボンド
- マスキングテープ(リボンと両面テープでもOK)
- ビーズ、モールなど飾りたいもの
- 【作り方】
- 松ぼっくりにボンドで飾りをつける
- ペットボトルのキャップ側面にマスキングテープを巻き、土台を作る
- 土台に松ぼっくりを乗せて完成
松ぼっくりに絵の具で色を付けてもキレイなツリーが作れます。
本物のクリスマスツリーのように緑色や銀色など、好みの色で塗ってみましょう。
カサの先端だけを白く塗るのもキレイです。
また、筆を水で濡らさずに乾いた状態で絵の具を付けると上手に色付けできます。
雪に見立てて白色で塗ったり、綿をつけて雪が積もったように見せるのもいいですね。
シールで作るクリスマスツリー
続いては、シールなどを使って作るクリスマスツリーを紹介します。
- 【材料】
- 緑の折り紙や画用紙
- シール(星、丸など)
- 【作り方】
- 緑の紙をツリー型に切る
- 好きなシールを貼って飾り付ける
ハサミを使えない小さな子どもと一緒に作るなら、ママやパパが切って子どもは飾りのシール貼りをすると良いでしょう。
また、ハサミは使えるけれど、キレイに切るのが得意ではない子には、切り取り線を書いてあげるなど、年齢などによってサポートの仕方を変えてみてください。
クリスマスツリーの形に切った紙を壁に貼り、その状態でシールを貼ると、いつもと違う遊びになって子どもも楽しめますし、そのまま飾れるのでおすすめです。
クリスマススノードーム
- 【材料】
- 透明の瓶(フタ付き)
- 接着剤(耐水性のもの)
- スポンジ
- 洗濯のり(またはグリセリン)
- 水
- ツリーやサンタクロースの飾り(お好みで)
- ラメ、グリッターなど
- 【作り方】
- 瓶のフタに合わせてスポンジを切る
- スポンジに飾りを貼り付け、接着剤が乾くまで置いておく
- 瓶に洗濯のりと水を3:7の割合で入れる
- 3にラメやグリッターを入れる
- 2が完全に乾いたらフタを閉めてひっくり返す
スポンジは、飾りを乗せる土台の役割をします。
瓶の形にもよりますが、やや厚めのスポンジを用意して、飾りがしっかりと見える高さを確保してください。
また、瓶に充填する液体を作る際、洗濯のりは透明度の高いものを選ぶと仕上がりがキレイです。
グリセリンを使うと、少量で粘度を出せて、なおかつ透明度の高い液体を作れます。
ドラッグストアでグリセリンを売っているところも多いので、グリセリンを使いたい方はチェックしてみてください。
液体の粘度を確かめながら水と洗濯のり、またはグリセリンの比率を調整しましょう。
実際に入れるラメなどを入れて落ちる速度を確認しておくと、イメージどおりに作れます。
液体の中を舞う飾りはプラスチック製のラメ、クラッシュホロなどがおすすめですが、水に溶けたりふやけたりする素材は避けましょう。
また、フタを上にしたい場合は、瓶の底に飾りを貼り付けることになります。
貼りにくいですが、ピンセットやスプーンなどを使いながら、飾りを瓶の底にしっかりと貼り付けましょう。
段ボールで作るクリスマスツリー
- 【材料】
- 段ボール
- 木の枝
- ボンド
- どんぐり、松ぼっくり
- ビーズ、シールなど
- 麻紐
- 【作り方】
- 段ボールを三角に切る(二等辺三角形に切るとよりツリーらしくなる)
- 枝をツリーの幹に見立てて貼る
- どんぐり、松ぼっくり、その他の飾りを好きなように貼り付ける
- 麻紐を貼り付けて壁に飾る
一般的な段ボールの色が、どんぐりや松ぼっくりと合って自然な雰囲気になります。
色付きの段ボールや、絵の具で色を塗ってカラフルに仕あげても良いでしょう。
毛糸で作るクリスマスツリー
- 【材料】
- 緑の毛糸
- コピー用紙または厚紙
- 両面テープ
- ボンド
- ビーズやモールなど
- 【作り方】
- コピー用紙や厚紙で土台となる円すいを作る
- 縦に何本か両面テープを貼る
- 上から毛糸を巻き付けていく
- 飾りをボンドで貼り付ける
100円ショップやインターネット通販では、発泡スチロールでできた円すいのベースも売っています。
そのようなアイテムを活用するのも便利です。
太めの毛糸をフワフワと巻いていくとかわいらしく、細い毛糸をきっちり巻き付けていくとスタイリッシュな仕上がりになります。
遊べるフェルトの壁面ツリー
- 【材料】
- 大きめのフェルト(緑、白、黄、赤、黒)
- ボンド
- マジックテープ(テープで貼るタイプ)のフック側
- 両面テープ
- 【作り方】
- 緑のフェルトをツリー型に切る
- 黄色のフェルトを星形に切る
- 1と2を両面テープで壁に貼る
- フェルトとボンドで飾りを作る(サンタクロース、プレゼント、ステッキなど)
- マジックテープのフック側を3で作った飾りの裏に貼る
- 飾りをツリーに貼り付ける
ツリーはシンプルな二等辺三角形や、ギザギザ、または三角形を3~4個重ねるなど、好みの形に作ってください。
壁に両面テープを貼りたくない場合は、壁にマスキングテープを貼った上に貼ると壁を傷めません。
マジックテープのギザギザがフェルトに引っかかるので、貼ったりはがしたり自由にできます。
日によって飾り付けを変えると、毎日楽しめますよ。
まとめ
子どもと一緒に手作りできるクリスマスツリーにも、さまざまな種類があります。
材料は自然のなかにあるものや、100円ショップなどで売っているものならば、入手しやすいでしょう。
また、作り方も子どもの年齢やできることに合わせてあげられるのが、ホームメイドの良さですね。
子どもが作ってみたいものを一緒に作って、クリスマス気分をさらに高め、楽しい時間を過ごしてください。