高校1年生の冬になると文理選択を学校で迫られます。
お子さんが文理選択に悩んでいたら、どんなアドバイスをしますか?
我が家の子どもが高校1年生の頃、夢がなく行きたい大学や学部もなく文理選択でとても悩みました。
今回は、夢や目標のなかった子どもが文理をどうやって選択したのか、さらにその後の受験勉強、大学入学後の状況を踏まえて親目線で見た文理選択の体験談をお伝えします。
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目次
ママライタープロフィール

悩んで育てた子育ても佳境に入ったので、自分の活動を再開したいと模索中。
家事は「無理をしない」がモットー。
料理は時短で、掃除は見た目キレイで済ませます。
家族の休日は自分も休みたく、週末にはデパ地下総菜が並ぶズボラ母です。
文理選択のリミットは高校1年生の冬
一般的に文理選択は高校1年生の冬に決定する学校が多いです。
高校2年生から文系・理系に分かれて授業を行うのが一般的なため、高校1年生の冬には、文理を迫られます。
娘の学校でも、高校1年生の冬休み明けが文理選択の最終締め切りでした。
そのため、夏休み前から進路について考えるように進められ、10月頃に文理選択の第一次締め切り、冬休み前に第二次締め切り、冬休み中にもう一度親子でしっかりと話し合うように学校から勧められ、冬休みが明けると、最終締め切りとなり、これ以降は進路変更ができませんでした。
文理を選択するまでの経緯
将来の夢も行きたい大学もなかった
高校1年生当時の娘には将来の夢がありませんでした。
憧れている職業があるわけでもなく、行きたい大学もなく、学びたい学問もなく、得意科目もなく、海外に興味もなかったので、どうやって文理を選択したら良いのかとても悩みました。
消去法で選択
すぐには将来の夢や目標は見つからず、結局、消去法で理系を選択しました。
文系を消去した理由は2つ。
1つは、文系には行きたいと思う学部がないということ、もう1つは、英語や国語に比べて数学の問題を解くのが好きだという理由でした。
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どのようにして将来の目標を絞り込んだか
学校が行った熱心な進路指導

将来の夢について熱量の無い子どもの引き出しをこじ開けようと、学校は進路についてかなり熱心に指導してくれました。
自分の興味・関心を重視し、将来の夢を探してから進路を決めるようにという話をかなりの時間を設けて子ども達に考えさせていました。
当時、学校が進路についてどのような指導をしてくれたかをご紹介します。
| 自分の興味・関心を掘り下げて、将来について考えること | 将来、どんな仕事に就きたいのか、そのために何を学べばよいのか、どの学部で学べばよいのか、やりたい仕事から逆算して文理選択するように。 |
|---|---|
| 今の自分の成績や得意科目、不得意科目で決めないこと | 数学が苦手だから文系、という選び方ではなく、将来の夢に近づくために必要ならば、苦手科目にも取り組む必要があると指導された。 不得意な科目も目標が明確であれば克服しようとする気持ちが強いため、成績は伸びる。 |
| イメージで大学や職業を決めないこと | イメージだけで大学や職業を決めてしまうと、実際に進学や就職した際、思っていたのと違うというミスマッチが起きるため、大学や職業については具体的に調べることが重要。 |
| 目標は高く設定すること | 最初から目標を低く設定してしまうと、それ以上伸びることができない、自分で自分の限界を決めてはいけない。 |
| 保護者とよく話し合うこと | 学費などの経済面は保護者の支援が必要なため、自分の希望は保護者の理解が必要。 |
将来やりたいことから逆算して学部や大学を決めないと、大学に進学した後で後悔する学生が多く、近年、せっかく入学した大学を辞めてしまう割合が増えているそうです。
そのため、自分が思い描く大学や学部へのミスマッチは少ない方が良いとのことでした。
夏休みにオープンキャンパスに行くよう進められる
学校からは、夏休み前に興味のある大学のオープンキャンパスに参加するように勧められました。
大学のイメージを具体的にし、モチベーションを上げるために最適のオープンキャンパスですが、娘が進んで「この大学のオープンキャンパスに行きたい!」と言うことはありませんでした。
そんな状態の子どもを見ていると親の方が焦り、「どこか興味のある大学はないの?」と急かし、勝手に資料を取り寄せたりしました。
ある日、子どもが夢ができたと言い始める
消去法で理系選択した娘でしたが、学校で行われていた熱心な指導のお陰で、高校1年生が終わりに近づいてきたある日、「自分には夢ができた、空間デザインの仕事がしたいから、建築学科に行きたい」と宣言しました。
それを聞いたとき、とても嬉しかったのを覚えています。
理系選択後の子どもの苦悩
夢はできたものの、その後の受験勉強にはとても苦労しました。
文理に分かれた2年生になった途端、授業進度が一気に加速。
理系科目が得意な子ばかりの中で、物理と化学、数学にも大変苦労していました。
迷ったら理系と聞くこともありますが、軽い気持ちで理系を選択すると、大変な目に遭うことを実感しました。
子どもの文理選択のために親がやったこと
職業に関する本を読ませた
将来の夢が見つからず、なかなか文理選択できない娘を本屋に連れて行き、職業に関する本を読ませました。
職業に関する本は、本屋にたくさん取り揃えています。
世の中にどんな仕事があるのか、少しでも将来の目標をつかむきっかけになればと思いました。
子どもが興味を持ちそうな職業を提案した
親であれば、子どもがどんなことに興味があるかを知っています。
娘は中学時代に化学部に入っていたので、理系に進みたいのではないかと思っていました。
そこで、自分の同級生など理系の女子たちが現在、どんな職業についているかを参考に、いくつか娘が興味を持ちそうなものを提案しました。
例えば、化粧品の開発や薬剤師、食品会社などです。
これらの話をしたことで、少しだけ将来の職業に興味を持ったようでした。
大学の資料を取り寄せた
行きたいかどうかに関わらず、主要な大学の資料を勝手に取り寄せました。
各大学のパンフレットには、学生がどんな勉強や研究を行っているか、どんな企業に就職したかが書かれていたので、その学生たちの言葉を読むように勧めました。
年齢の近い大学生の言葉は、親が話すよりも子どもに響いたようでした。
文理選択時の親の準備と大学進学後
学費について考えておく

親が準備することと言ったら、何といっても学費です。
まずは、文系と理系、私立大学と国立大学の学費にどれだけの違いがあるかを確認しておきましょう。
もし、子どもが理系に行きたいと言い始めたら、学費の負担が少ない国立大学を目指すように伝えるのか、学費の高い私立大学でも行かせてあげることができるのかを考えましょう。
自宅から通える大学を志望するのか、一人暮らしをするのかでも大きく出費が異なります。
奨学金を借りるのか、借りる場合はどれだけの金額を借りて、返済にどれだけかかるか、シミュレーションをしておくと良いでしょう。
また、第一志望の大学に手が届かなかった場合のことも考えておかなければいけません。
その場合、浪人するのか、第二志望の大学に行くのか。
大学受験は予想していない結果になることもあります。
自宅から国立大学の理系に進むと思っていたのに、県外で一人暮らしをしながら私立大学の理系に進む可能性もあります。
その場合、年間の出費が大きく変わることになるので、そうした可能性を踏まえて子どもと話をする必要があります。
大学に進学した大学生の子どもを見て思うこと
現在は、無事に某大学の建築学科に通っています。
大学では、引き続き、数学や物理の授業があるのはもちろん、「製図」や「模型づくり」の授業があります。
これらの作成にはとても時間がかかり、家に持ち帰って何時間もかけて夜な夜な作成する日も多く、興味がなければ、長時間の課題に取り組むのは苦痛で仕方ないでしょう。
高校時代に進路指導の先生が話していたように大学や学部にミスマッチがあると後悔するというのはこのことだろうと、今では痛いほど分かります。
実際、100人程の学科ですが、入学後半年経たずに辞めた人が数人いるということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、高校1年時の文理選択について、高校生の娘が悩んだ実体験をご紹介しました。
文理選択は、将来の夢や目標をもとに決めなければ後悔すると学校から口を酸っぱくして言われましたが、大学に進学した今、その通りだと実感しています。
夢や目標が定まっていることがその後の受験勉強のモチベーションを上げますし、
大学進学後のやる気にもつながります。
この記事を参考に、ぜひ、後悔のない文理選択をしていただけると幸いです。
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