急用ができて、少しの時間だけ子どもを家に置いて用を足したい……と感じたことのある大人は多いのではないでしょうか?
でも小さい子にお留守番をさせてしまって良いのか、迷ってしまいますよね。
この記事ではお留守番が何歳からが大丈夫とされていて、お留守番をさせる場合の事故や防犯対策を紹介します。
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留守番はいつからスタート?

小学校に上がると、お留守番をさせなくてはならないシーンが増えてきます。
ここでは、いつ頃から、どれくらいの時間を留守番させていいのかを見ていきます。
ぜひ参考にしてください。
初めての留守番は何歳から?
ベネッセ教育研究所が2013年におこなった年少〜小学生の子どもを持つ保護者約1,400名を対象におこなった調査を紹介します。
| 年少以下 | 4.3% |
|---|---|
| 年中 | 6.2% |
| 年長 | 11.3% |
| 小1 | 21.9% |
| 小2 | 14.0% |
| 小3 | 18.8% |
| 小4 | 16.0% |
| 小5以上 | 7.5% |
初めてお留守番をさせた年齢で最も多かったのが小学校1年生(21.9%)、2番目が小学校3年生、続いて小学校4年生と、小学生に入ってからのケースが多いようです。
年長からお留守番した子もそれなりにいますが、兄弟がいる子と一人っ子では状況が違うこともあります。
状況によってそれぞれ留守番を始める年齢が異なると考えられます。
小学生の留守番時間の長さは?
ベネッセ教育研究所は、小学生の留守番時間も調査しています。
| 1時間未満 | 29.4% |
|---|---|
| 1時間以上2時間未満 | 34.2% |
| 2時間以上3時間未満 | 21.7% |
| 3時間以上 | 14.6% |
一番多いのが1時間以上2時間未満の34.2%ですが、多くのケースで1〜2時間前後の時間を留守番をさせているようです。
留守番をお願いする理由として、仕事や買い物がほとんどという結果も出ていますが、他にも法事や兄弟の送り迎え、PTAや自治会の集会などの理由がありました。
学童保育は保育園のように急な延長や調整が難しく、長時間預かりもないため、小学校から帰宅後、親が帰るまで1、2時間待つこともあるケースもあるようです。
やむを得ず留守番をさせる機会が多いことが浮かび上がっています。
留守番の回数や頻度は?
留守番の回数や頻度も、2013年のベネッセ教育研究所による調査がおこなわれました。
| 週に1回以上 | 33.1% |
|---|---|
| 月に1回以上 | 38.9% |
| 年に1回以上 | 28.0% |
兄弟の習い事送迎や、仕事でどうしても1日以上残業がある日が決まっているなど、定期的に留守番のある機会がある方もいるようです。
保護者会や個人面談など、年に数回イレギュラーでお留守番の機会が発生することもあるでしょう。
なかには「留守番の経験をさせたかった」という保護者もいるので、ライフスタイルや価値観によって留守番の頻度は違うようです。
子どもだけの夜の留守番は何歳から?
では、夜のお留守番は何歳からが一般的なのでしょうか?
最近では、子どもに留守番をさせるタイミングをいつにするのが妥当なのか、インターネットで両親が質問しあう姿を見かけます。
一晩あけるなど夜の留守番に関する意見も交わされることもあり、そこで多かったのが中学生や高校生という意見でした。
それまではシッターサービスを利用したり、祖父母を頼るなどして対応している家庭が多いようです。
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子どもだけの留守番を禁止する法律はある?

実は、海外では子どもだけで留守番をさせることが法律に触れるケースがあります。
カナダをはじめ、多くの国では中学生以下の留守番を禁じていて、親が逮捕される場合もあるほどです。
旅行でのホテル滞在先で、子どもを留守番させたい状況が生まれても、通報されることがあるので注意しましょう。
一方、日本では子どもを家に一人でいさせることに対して、明確に年齢や時間を決めて取り締まる法律や条例はありません。
しかし18歳未満の子どもを「長時間放置」し、「保護者としての監護を著しく怠ること」はネグレクトとして認められる場合があります。
「児童虐待」と見なされ、通報されることもあります。
明確な規定はないのですが、例えば小学生以下で2時間以上の留守番が常態化し、その頻度も高くなるとネグレクトに当てはまる可能性があります。
留守番の注意ポイントと対策

子どもを留守番させるときにどのようなことを注意したら良いのでしょうか?
子どもが留守番を上手にできるかどうかも大事ですが、「もしも」のときにしっかり備えておくことが大切です。
防犯対策や防火対策、トラブルがあった際の親や大人との連絡方法など、具体的な注意ポイントを紹介します。
宅配業者を装うなど窃盗・誘拐などの犯罪対策
ベネッセ教育研究所の調査結果によると、約7割の保護者が子どもだけで留守番をすることに対して不安を感じていました。
なかでも、来客などの対応を心配する方が多く、犯罪対策を重点的におこないたいところです。
まず、親が子どもを置いて家を出る際は、しっかりと施錠確認をおこないましょう。
戸建ての場合は特に、玄関だけでなく、窓や勝手口などが空いていないかしっかり確認しましょう。
子どもだけでいることを悟られにくいようにカーテンを全開にしないなど工夫している方もいるようです。
また、宅急便や電話など、誰が来ても一切出ないようにするなど、子どもとしっかり確認しておきましょう。
出たほうが良いか判断に困ったときはインターホン越しで相手の顔を確認する方法を伝えておくのも良いかもしれません。
転落・水や火の事故を防ぐ対策を
留守番をさせているときに、起こってしまう事故などが心配な方もいるでしょう。
ベネッセ教育研究所の調査結果によると、実際にトラブルが起きたと答えた家庭は5%ほどで、多くは怪我や子ども同士の喧嘩でした。
しかし地震や火事などと回答した方もいるので、大きな被害を未然に防ぐための対策は講じておきたいものです。
お風呂の水は抜く、危ないものは集めて施錠しておく、ヒーターやガスは止めるなどの対策はおこなっておきましょう。
踏み台や梯子など、怪我につながりそうな道具やものはしまっておくことも大切です。
また、普段やらないようなことは絶対しないように約束しておくのも良いでしょう。
いたずら対策にモニターをつけておくなどの対策も、遠方から子どもの様子を確認できておすすめです。
親や大人に連絡を取る練習を
実際に何か起きてしまったときに、どうやって親や大人に連絡を取れば良いのかも必ず話し合っておきましょう。
キッズケータイを持っていれば使い方を確認し、親につながらない場合はどこに連絡するか決めておきましょう。
パソコンやタブレット、Echo端末などで通話できるように設定し、使い方を練習しておくのも良いでしょう。
また、他の大人などに「親に連絡して欲しい」と子どもからお願いしたい場面もあるかもしれません。
そういう場合を想定して、駆け込み先や親の電話番号を控えておくことも重要です。
まとめ:個々にあわせて対策を
子どもに留守番をさせる時期はいつからが良いのか、留守番をさせる場合はどうすれば良いのか、ある程度イメージができたのではないでしょうか?
子どもの年齢は一つの指標ですが、住宅事情や個人差もあるので、無理をせずに周りの人に頼るなど別の手段も検討してみてください。
緊急時に慌てないよう、5分程度の留守番の練習から始めてみるのもおすすめです。
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