数年間続いた行動の規制がようやくなくなり、お祭りやイベントも復活し、しばらくぶりに家族旅行を計画している方も多いことでしょう。
しかし、子ども連れの家族旅行は友達同士や夫婦旅、一人旅よりお金がかかりがちです。
今回は家族旅行の予算の立て方や、家族旅行のための計画的な貯金の方法まで解説します。
家族旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてください。
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家族旅行の平均費用や予算額はいくら?
家族旅行の平均費用や予算額を解説します。
家族旅行にもさまざまなスタイルがありますが、ここでは、国内に1、2泊程度の旅行に行った場合1人当たりの平均予算を中心にご紹介します。
国内旅行の平均費用と一人当たりの旅行費用は?
JTBが実施した「2023年 ゴールデンウィークの旅行動向」アンケート調査の発表によると、国内旅行の平均費用は34,800円、海外旅行で257,000円でした。
1人当たりの旅費の平均は、1~2万円未満が22.4%で最も多く、次いで2~3万円未満が20.7%となっています。
2022年から続く物価高の影響を受け、旅行にかける費用は全体的に抑えられ気味です。
一方で、早くから予約すれば宿泊費用が割引になるなど、工夫次第で旅行費用を抑えられるプランも充実しているため、積極的にお出かけの計画を考える家庭は多いようです。
1世帯当たりの旅行予算は?
レジャー・エンタメ定額制遊び放題サービス「レジャパス」を運営する株式会社ORIGRESS PARKSが、2023年に実施した「GWのおでかけに関するアンケート」によると、レジャー費用の平均は「3万円以下」が最も多い、50.8%となりました。
ついで、「3万1円以上~5万円以下」が25.9%と続きます。
3万円以下では、近場の日帰り旅行、もしくは1泊旅行程度となるでしょう。
やはり、昨年からの物価高騰の影響を受け、レジャー費用は全体的に節約傾向のようです。
参照:ORIGRESS PARKS|GWのおでかけに関するアンケート(ORIGRESS PARKS 調べ)
家族旅行の平均予算は?
家族の旅行予算を平均するとおおよそ1~3万円前後です。
しかし、家族旅行の平均予算は旅行の期間や目的地、人数、宿泊先、交通手段などによっても変わってきます。
例えば、家から遠い場所に飛行機を使って旅行すれば、宿泊費などを抑えても交通費などで費用は高額になります。
近場に自家用車で旅行すれば、多少宿泊費を奮発しても総合的な旅行費用は抑えられます。
また、子どもの年齢によっても旅行予算は変わってきます。
3歳までならば、布団や食事が必要ない代わりに宿泊費が無料の宿が多いでしょう。
しかし、小さい子どもや赤ちゃん連れで、コンパクトなビジネスホテルは利用しにくく、かえって宿泊費がかさむこともあるでしょう。
一方で、子どもが中学生以上ならば、大人と同じ料金がかかるので、旅行の予算額はグッと上がるでしょう。
家族旅行の予算の立て方は?
家族旅行の予算の立て方を解説します。
旅行は、行き先や目的に応じて予算がかなり変わってくるので、家族の構成や目的を考えて予算を組みましょう。
予算を立てる際のポイントも解説するので、参考にしてください。
家族旅行の予算の立て方のポイント
家族旅行で予算を立てる場合、まずは総予算を決めてから目的地を決めるといいでしょう。
子どもが小さければ遊びに行ける場所も限定されます。
また、夫婦と子ども3人の5人家族など人数が多いほど泊まれる宿が限られてきます。
総予算をまず決めてから目的地を探し、宿を決める順でプランを組み立てると良いでしょう。
家族4人で予算10万円の国内旅行なら?
家族4人(夫婦2人、小学生1人、3歳以下1人)の家族が、ゴールデンウィークなど比較的混むシーズンに予算10万円で1泊の国内旅行を考える場合、おおよその予算は以下のとおりです。
- 交通費:新幹線往復またはバスかレンタカー(約2万円)
- 宿泊費:ビジネスホテルや旅館(1泊1部屋3万円)
- 食事費:約2万円(昼食4,000円、夕食9,000円、朝食3,000円、昼食4,000円の4回)
- 雑費:入場料、休憩費、お土産代などの費用(約1万円)
自家用車で旅行をした場合、もう少し交通費を抑えられるかもしれません。
反対に、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなど、テーマパークに行く場合は、入場料だけで1万円を超える可能性もあります。
何かの費用が突出して高くなる場合は、食費や宿泊費を抑えられるか検討すると良いでしょう。
家族4人で予算3万円の国内旅行なら?
家族4人で予算3万円以内で国内旅行をする場合、以下のような予算の内訳が考えられます。
- 交通費:自家用車移動でガソリン代のみ(約3,000円)
- 宿泊費:1泊1.5万円
- 食事費:約1万円(昼食弁当持参、夕食5,000円、朝食2,000円、昼食3,000円)
- 雑費:入場料などのその他の費用(約2,000円)
宿代を抑えるには、オフシーズンを選んだり、早割りを利用したり、会社や保険の福利厚生を利用したりするなど工夫すると良いでしょう。
キャンプなどのアウトドアも工夫次第で低予算に抑えられます。
なお、子どもが小さい場合は、無理して遠出をするより近場でゆっくりしたほうが、余裕ある旅行ができるでしょう。
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計画的に貯金するコツ
家族旅行をするならば、できれば5万円以上の予算を用意しておきたいものです。
計画的に旅行資金を貯金するコツを紹介します。
旅行先と目標金額、期日を明確にする
まずはじめに、旅行先と期日、予算を明確にしましょう。
そうすれば、貯蓄目標額や月々いくら貯めていけば良いかわかります。
目標金額がわかっているほうが、漫然と貯金するよりやる気も出るでしょう。
また、旅行の日取りを決めることで、月々いくら貯金すれば目標に達成するのかもわかります。
節約も、期限が限られていれば頑張れるでしょう。
なお、海外旅行など費用がかかる旅行に使う貯金を貯める場合は、貯蓄期間も長めに設定しましょう。
毎月5,000円ずつ貯めるなど無理ない計画を立てる
毎月数万円を積み立てるのはなかなか大変ですが、5,000円前後なら、比較的余裕をもって貯蓄ができる方も多いのでは。
月5,000円ずつ貯めたら、1年間で6万円は貯蓄できます。
夫婦共働きならば、妻と夫それぞれ5,000円ずつを貯金すれば、1年で12万円の貯蓄が可能で、旅行先の選択肢も広がります。
無理な節約は長続きしないので、もうちょっと頑張れるかな?と思える額にしすると良いですよ。
旅行積立を利用する
旅行会社や航空会社が提供しているサービスに、旅行積立があります。
旅行を目的とした積み立てで、単に預金をしているよりも年利が良い場合があります。
例えば、国内旅行社の最大手、JTBでは「たびたびバンク」という商品名で旅行積立サービスをおこなっています。
自分で貯金をすると、つい他のことに使ってしまう場合は、このようなサービスを利用してみましょう。
まとめ:下調べは入念に
子ども連れの旅行は、大人だけの旅行よりイレギュラーな事態に対応しづらいです。
予算はもちろんのこと、できる限り下調べをして家族全員で楽しめるプランを立てましょう。
今後、お得なプラン、お金をかけなくても楽しめるプランが増えてくる可能性もあるのでまめにニュースをチェックして探しておくのもおすすめです。
同時に、計画的に予算を貯めて、家族旅行を楽しんでくださいね。
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