子どもが成長し、学習の難易度が上がると、親は子どもに勉強を教えることが難しくなります。
そんなときにありがたいのが、弟や妹から見た兄や姉の存在です。
兄や姉が弟や妹に勉強を教える姿は、親から見ると微笑ましいものですが、一方で、兄・姉による家庭教師がうまくいくには、ちょっとしたコツが必要。
「英検3級を受験する中学生の弟に、高校生の兄が勉強を教えたときのエピソード」から、そのコツを探ってみましょう。


マンガ:サダイチ
高校受験にも有利!英検を受験する中学生は多い
英検は子どもがチャレンジしやすい資格試験です。
特に、中学生になると英検資格を保有している割合が増えます。
高校入試時に調査書(内申書)に記載してもらえたり、入学試験の点数に加算されたりするからです。
英語の実力を測るためにも、中学生は英検3級や英検準2級を目指すケースが多いですが、英検3級は中学卒業程度、英検準2級は高校中級程度のレベルが必要。
中学在学中に受験すると、まだ習っていない分野が範囲に含まれることになります。
合格するのに満点は必要ありませんが、完全な自学のみで対策するのは大変。
不明点を教えてくれる人がいるのは心強いものです。
兄・姉が弟・妹に勉強を教えるときの注意点
兄・姉が弟・妹に勉強を教えるときに注意したいのは「家庭教師となる兄や姉に負担を負わせないこと」です。
最も重要なのは、兄・姉が弟・妹に勉強を教える気持ちがあるかどうか。
好きなタイミングで時々教えるのは良くても、親から弟や妹の勉強を見るように頼まれたとなると、負担に思う兄・姉もいるでしょう。
多くの場合、兄や姉は部活動や勉強で忙しいはずです。
我が家でも、弟が兄に「お兄ちゃん、この問題の解き方教えて」と勉強を教えてもらうことはよくありました。
しかし、今回の英検対策はそれまでと違い、1ヵ月以上、みっちりとお願いしたかったので、兄本人の意思を確認し、親のお手伝いとしてお小遣いを渡し、合格したときには合格報酬も約束。
そのうえで「自分の勉強を優先すること」「忙しいときは無理をしないように」と伝え、父親が兄に具体的な英検対策の内容を依頼して、兄が特別な準備をする必要がないようにしました。
兄姉・弟妹間の家庭教師がうまくいくには
兄は家庭教師を楽しんでいたようで、弟に根気強く教えていました。
試験対策や受験会場への付き添いもしてくれて、親としてはとてもありがたい家庭教師でした。
教えている様子を覗いて見ると、兄は親切丁寧に教えていて、弟は素直に聞いており、息子たちのいつもと違う一面を見られたのもうれしかったです。
弟や妹に勉強を教えるように頼むときは、兄や姉が勉強を教えるのが好きなタイプかどうか、弟や妹が素直に言うことを聞くタイプかどうかもポイントだと思います。
ちなみに息子たちの年齢は3歳差。
年齢差による学力差があることで、教える側と教えられる側がはっきりしていたのも良かったのかもしれません。
※記事中の登場人物は、私、父親(夫)、兄(長男)、弟(次男)です。私から見て「息子」と書くべき箇所がありますが、兄弟関係が分かるように「兄」「弟」と表記しています。
ママライタープロフィール

中学生と高校生の息子たちを子育て中のママライター。(※原稿執筆時)
息子たちの興味に合わせて、鉄道、天体観測、自学などを楽しんできましたが、思春期になったいま、息子との会話は専らスポーツ観戦です。
DIYやお笑い鑑賞、フリマアプリで不用品を売ったり、ポイ活をしたりと、種類を問わず興味のおもむくままに楽しんでいます。

































