苫小牧市は、新千歳空港や苫小牧港、JR千歳線、室蘭本線、日高本線、高速自動車道などがある、陸海空のどの交通網でも利用に便利な街です。
その立地をいかし、産業拠点都市として発展しています。
また、ラムサール条約に指定されたウトナイ湖や世界的にも珍しい三重式火山の樽前山など、自然も豊かなエリアです。
この記事では、苫小牧市が子育て世帯にとって住みやすい街かどうかを詳しく解説します。
これから苫小牧市への引っ越しをお考えの子育て世帯の方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
苫小牧市は子育て支援に力を入れている
苫小牧市は、子育て支援に積極的に取り組んでいる街です。
苫小牧市が実施している子育て支援制度を、詳しくチェックしていきましょう。
子育て応援とまっこLINEで情報を入手できる
苫小牧市では、子育て世帯が必要な情報を子育て応援とまっこLINEで配信しています。
妊娠期や子育て期など、その時期にあったアドバイスや市のサービス情報を適切に入手可能です。
参考:「子育て応援とまっこLINE」について|北海道苫小牧市
3種類の一時保育を利用可能
苫小牧市では、非定型的保育サービス・緊急保育サービス・私的理由による保育サービスの、3種類の一時保育を利用できます。
対象となるのは、満1歳から小学校就学前までの子どもの預かり保育です。
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苫小牧市の子育て環境
苫小牧市の子育て環境も、あわせてチェックしていきましょう。
子どもの人口
2023年5月31日時点のデータによると、苫小牧市の子どもの人口(0〜14歳)は、19,401人です。
これは、苫小牧市の人口全体の約11.58%に相当します。
教育施設の数
苫小牧市の教育施設の数は、下記のとおりです。
幼稚園 | 11園 |
---|---|
小学校 | 23校 |
中学校 | 16校 |
高等学校 | 7校 |
なかでも駒沢苫小牧幼稚園は、仏教精神をもとにした学びが受けられる幼稚園です。
さまざまなことに感謝し、他人を思いやる優しい心を育て、交流を通して集団生活に適応できるように子どもたちを育てます。
周辺環境
犯罪情報や交通事故の情報、防災情報など、苫小牧市の周辺環境をチェックしましょう。
犯罪情報の確認
2021年のデータによると、苫小牧市の犯罪認知件数は734件でした。
前年度と比較すると74件増加していますが、過去10年間では右肩下がりに減少しています。
ただし、道内での特殊詐欺の被害件数は大幅な増加傾向にあるため、犯罪に注意しておきましょう。
交通事故の多い場所を確認
2023年7月2日時点のデータによると、当年中に苫小牧市内で起きた交通事故の発生件数は149件でした。
この値は、前年同時期よりも38件減少しています。
苫小牧市では、特に秋から冬にかけて、野生のシカとの交通事故が多いです。
交通事故には十分気をつけましょう。
参考:交通事故状況(苫小牧警察署資料より)|北海道苫小牧市
参考:野生のシカとの交通事故にご注意ください|北海道苫小牧市
防災情報の確認
想定されている災害リスクの情報は、苫小牧市の公式ホームページからチェック可能です。
防災ハンドブックやハザードマップ、日頃の備えなど、さまざまな情報を確認できます。
引っ越し前にこれらの防災情報を確認し、日頃から十分に備えておきましょう。
スーパーや医療機関の数
苫小牧市には、スーパーが約30店舗あります。
また、苫小牧市にある医療機関の数は一般診療所が約70ヵ所、病院が約15ヵ所です。
子育て世帯が引っ越し前に押さえておくべき周辺環境に関して詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
苫小牧市の主な子育て支援制度
次に、苫小牧市の主な子育て支援制度をチェックしましょう。
幼児教育・保育の無償化
苫小牧市では、幼児教育の重要性や子育て世帯の負担軽減などの観点から、幼児教育や保育の無償化を実施しています。
無償化の対象者は、住民税非課税世帯の0~2歳までの子どもと、すべての世帯の3~5歳までの子どもです。
参考:幼児教育・保育の無償化
お米・牛乳子育て応援事業
苫小牧市では、食料品などの物価高騰の影響を考え、お米・牛乳子育て応援事業として対象の世帯に商品券を配布しています。
この事業の目的は、子育て世帯の負担軽減と道産品の消費拡大です。
物価高騰時にこのようなサポートがあることで、少しでも生活しやすいようになるでしょう。
参考:お米・牛乳子育て応援事業
どさんこ・子育て特典カード
苫小牧市では、北海道と連携して、どさんこ・子育て特典カード事業をおこなっています。
どさんこ・子育て特典カード事業とは、社会全体で子育て世帯を応援するための仕組みです。
配布された特典カードを協賛店舗で提示することで、さまざまなサービスを受けられます。
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苫小牧市の待機児童数
2023年4月1日時点のデータによると、苫小牧市の保育所などの待機児童数は0人でした。
前年度の同時期の待機児童数も0人です。
ただし、10月1日時点のデータでは0歳児の待機児童が多数いるようでした。
苫小牧市で子育てにおすすめの施設
最後に、苫小牧市で子育てにおすすめの施設をチェックしましょう。
アブロス日新温水プール
アブロス日新温水プールは、夏に限らずに水泳が楽しめる温水プールの施設です。
子ども水泳教室や成人講座のレッスンなどを実施しています。
また、トレーニングジムや多目的スタジオとしての利用も可能です。
参考:アブロス日新温水プール
拓勇公園
拓勇公園は、充実した設備がある公園です。
園内にはパークゴルフ場や噴水、大型複合遊具、カナール、大築山、大型シェルターなどがあります。
広い園内で、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。
参考:拓勇公園
出光カルチャーパーク
出光カルチャーパークは、現在の国交省から道内初のカルチャーパーク(文化公園)として指定を受けた公園です。
園内には、多目的広場や少年野球ができるグラウンド、池、人工滝、噴水、滑り台、ムービング遊具などがあります。
また、市立中央図書館やサンガーデン(植物園)、美術博物館などの社会教育施設も配置されていて、公園と一緒にこれらの施設にも親しめます。
参考:出光カルチャーパーク
まとめ:苫小牧市に家族で住むならファミリー向けの賃貸物件が豊富な賃貸サイトを利用しよう
苫小牧市は新千歳空港や苫小牧港、JRの駅などがあり、陸海空どの交通機関でも使いやすく交通アクセスが便利な街です。
また、幼児教育・保育の無償化など、子育て世帯へのサポートがしっかりとした街でもあります。
拓勇公園や出光カルチャーパークなど、休日のお出かけスポットも充実しています。
北海道への引っ越しを検討されている方は、苫小牧市も候補の一つに入れてみると良いでしょう。
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