子どもの承認欲求って?強い子の特徴や接し方が知りたい!

子どもの承認欲求って?強い子の特徴や接し方が知りたい!

承認欲求は誰にもあるものとされていますが、大人の承認欲求と子どもの承認欲求は少し意味合いが違います。

子育てをしているなかで子どもの言葉が気になる場合、もしかすると承認欲求の強さから来ているのかもしれません。

そこで、子どもの承認欲求とはどのようなものなのか、大人と子どもではどのように違うのか、承認欲求が強い子どもの特徴や上手な対処法などを詳しく紹介します。

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承認欲求とは?子どもの承認欲求の特徴を紹介

承認欲求とは?子どもの承認欲求の特徴を紹介

承認欲求とは何なのか、子どもの承認欲求とはどのようなものなのか、大人と子どもの承認欲求はどのような違いがあるのか、基本的なことを紹介します。

そもそも承認欲求とは?

そもそも承認欲求とは何なのでしょうか。

承認欲求とは他人に自分を認めてもらいたい、自分が価値のある存在だと思いたい欲求のことです。

承認欲求は子どもだけから大人まで、誰でもが持ち合わせています。

承認欲求と混同されやすいのが自己顕示欲です。

自己顕示欲は有名になりたい、注目されたいなど、自分の存在を他者に対してアピールしたいという欲求で、自分を目立たせるためにアクションを起こします。

一方、承認欲求はありのままの自分を認めて欲しいと考える点が自己顕示欲とは異なる点です。

マズローの欲求5段階説とは?

アメリカの心理学者、アブラハム・マズローが考案した「自己実現理論」によると、人間の欲求にはピラミッド状の5つの段階があり、下位の欲求が満たされると次の段階の欲求を持つようになるとされています。

5種類の欲求は下から順に「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」で、承認欲求は下から4番目です。

食欲や睡眠欲をはじめとする生命を維持するために最低必要な欲求(生理的欲求)、秩序のある安心な環境で暮らしたい欲求(安全の欲求)、社会的集団に所属して暮らしたい欲求(社会的欲求)が満たされたあとに承認欲求が発生します。

子どもの承認欲求とは?大人とはどう違う?

特に子どもの承認欲求は「自分の話を聞いてほしい」「自分が頑張っていることを褒めてほしい」などわかりやすいです。

大人で承認欲求が強い場合は「自分が活躍していることをSNSで注目されたい」「不特定多数の人に好かれたい」方が多く見られます。

それに対して子どもの場合は、親や周囲の方に自分をもっと見て欲しい気持ちと結び付けて話をすることが多い傾向にあるようです。

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子どもの承認欲求が強すぎるとどうなる?強い子の特徴

子どもの承認欲求が強すぎるとどうなる?強い子の特徴

子どもの承認欲求が強すぎるとどのようなことが問題になるのでしょうか。

承認欲求が強い子どもの特徴を紹介します。

子どもの承認欲求が強いとどうなる?何が問題?

「親や先生に自分を認めてほしい」「何かで一番になって目立ちたい」など、自分の存在に注目してもらいたい気持ちがもとになった言葉は子どもらしい承認欲求です。

「見て見て攻撃がすごい」と感じてしまうほど承認欲求が強い場合は、親自身が子育てのしにくさを感じてストレスになったり、周りの子どもとの関わりで悩んだりする可能性があります。

承認欲求が強い子の特徴

承認欲求が強い子どもは「〇〇ちゃんより自分のほうが上手にできるよ!」と他の子どもと自分を比較して自分のほうが優れていることをアピールする場合があります。

また、どのような話題が出ていても強引に自分の自慢話に話を持っていこうとするなど、自慢話が過剰で周りから煙たがられることも。

人の話を聞かずわがままな子だと周囲が感じてしまうようだと、承認欲求が強い子どもと思われてしまう可能性があります。

なぜ承認欲求が強くなりすぎるのか?

子どもの承認欲求が強くなる原因は、子どもの性格や個性、発達特性や発達段階、親との関わりや学校との関係、周囲との人間関係などさまざまです。

この他に、自己肯定感が低い、親や周囲が仕事や家事、他の兄弟の世話などで忙しくしているため自分をかまって欲しい気持ちの表れの場合も。

さらには、勝負事で勝って褒められた経験があると、勝つことに喜びや快感を見出し、競争に勝って満足感を得ようとすることもあるようです。

子どもの承認欲求への対処や接し方は?

子どもの承認欲求への対処や接し方は?

子どもの承認欲求が強すぎるなと感じた場合の対処の仕方や接し方を紹介します。

幼児期の自慢話は普通?接し方は?

5~7歳頃の子どもは思ったことをそのまま口にしがちです。

うれしい気持ちと自慢の区別がついていないことも多い段階なので「おもちゃをたくさん買ってもらったんだー!」「〇〇ちゃんより鉄棒が上手なんだー!」などと言ってくることがあります。

言葉自体は深い意味はなく、大人の世界なら自慢と取れることを軽く訴えてくることも子どもにはよくあるので、「そうなんだね!」と軽く受け流しても問題はありません。

自分の子どもが自慢ばかりするのが気になる場合は「人にそういうことばかり言っていると感じ悪く聞こえる場合があるから、あまり言い過ぎないようにしようね。ママはあなたのことすごいと思うけれど」と、フォローをしつつ軽くアドバイスすると良いでしょう。

「見て見て!」が多い我が子への対応ポイント

「〇〇点を取ったら」「〇位以内だったら」など、条件付きで評価をしないことが大切です。

兄弟や友達、過去の自分など他の子どもと比較しないようにし、子ども自身の頑張りを認めてあげましょう。

感謝や愛情を常に伝えるよう心がけることで、子どもは安心します。

子どものことを「ちゃんと見ている」「話を聞いている」と伝わるよう、時間をかけて接することも大切です。

こうした対応を丁寧に心がけていくことで、子どもの承認欲求は改善したり落ち着いたりすることがあります。

承認欲求が落ち着くのはどんな場合?

人には、集団やコミュニティに所属したいという所属欲求があり、所属欲求と承認欲求は密接な関係です。

家族や所属するコミュニティでの仲間に恵まれていて人間関係が良ければ、わざわざ褒めてもらうために自己主張したり認めてもらったりしなくても、満足できる可能性があります。

逆に、所属するコミュニティでの人間関係がうまくいかず、孤立していると感じる場合は、寂しさを埋めるために承認欲求が強くなりがちです。

まとめ:子どもへの接し方を見直すきっかけにも

子どもが自慢話をしてくるときは、うれしい気持ちを聞いて欲しくて大げさに報告している場合が多々あります。

一方、「自慢話が多い」「見て見て攻撃がすごい」と感じられる場合は、周囲の人間関係がうまくいっていない、何か満たされていないものがあるなど、子ども自身が不安を感じているのかもしれません。

その場合は、子どもへの接し方を見直してみることで承認欲求が落ち着いてくる可能性がありますよ。

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