一人っ子育児をしていると、一人っ子特有の性格や特徴が知りたくなることがあります。
さまざまな事情で兄弟のいない環境で育てているけれど、このままで大丈夫なのかと不安を感じている人もいるでしょう。
そこで今回は、一人っ子あるあるや一人っ子の良いところ、そして心配なところなどをまとめてご紹介します。
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一人っ子の性格はどんな特徴がある?

子どもは、育つ環境、特に兄弟や姉妹の構成で性格に特徴が出ると考えられることもあります。
「長男・長女はしっかりものが多い」、「末っ子に生まれると甘えん坊になる」など、生まれた順で性格に傾向が出ると聞いたことがある人も多いでしょう。
ここでは、一人っ子の性格に見られる特徴を、良いところと心配なところに分けてご紹介します。
一人っ子の性格、いいところ
一人っ子で育つと、下記のようなポジティブな面を見せてくれることが多いでしょう。
- ・高い集中力がある
- 兄弟喧嘩がなく周囲は大人だけという静かな環境に育つと、家庭内で邪魔されることがないため高い集中力を養うことができます。
- ・想像力が豊か
- 他に兄弟がいないと親の負担が減り、1人に集中して時間を割くことができます。
親が精神的にも体力的にも余裕がある状態だと、さまざまな経験をじっくりさせてあげられるため、想像力が豊かな子に育つでしょう。 - ・穏やかで優しい子が多い
- 兄弟がいないと喧嘩や取り合いをすることがなく、心穏やかに過ごせます。
このため、争いごとを嫌い、穏やかで優しい子どもが育つことが多いでしょう。 - ・マイペースでおっとり
- 年下の兄弟の面倒を見たり年上の兄弟に合わせて行動したりする必要がないため、マイペースでおっとりとした性格になることもあります。
家庭内で他の子どもとの比較がないため、親からよく見られようとしてガツガツすることは少ないでしょう。
一人っ子の性格、心配なところ
一人っ子の性格で心配になってしまう点として、下記のような特徴が挙げられます。
- ・甘えっ子やわがままになりがち
- 一人っ子は常に親を独占できるため、甘えっ子に育ってしまう可能性もあります。
また、親も子どもが1人しかいないことで甘やかしてしまう傾向があり、わがままになることもあるでしょう。 - ・打たれ弱い
- 家庭内で兄弟喧嘩をして揉まれる経験がないため、外の社会では打たれ弱くなってしまうこともあります。
また、家で競争する必要がないため、学校でも競争意識があまり芽生えないことがあるでしょう。 - ・社会性や協調性が低い
- 他の子ども達と協力して何かを行う経験が少ないため、社会性や協調性が低いことがあります。
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一人っ子育児のメリットは?
一人っ子育児には、数多くのメリットがあります。
家庭内で兄弟間の争いや葛藤がないため、優越感や劣等感をあまり持たずに成長することができます。
また、兄弟の多い家庭に比べると親の金銭的負担が少なくなり、時間的にもゆとりがあるでしょう。
外出・旅行などが楽なので、小さいうちからさまざまなことを経験させてあげられるのが大きなメリットです。
親がけじめを持ってしつけを行うことさえできれば、大人になるまで親と良好な関係を築けるケースも多いでしょう。
喧嘩や揉め事の少ない仲良し家族でいられます。
さらに、小さい頃から1人で過ごすことに慣れていると、他の人が孤独を感じやすい「一人時間」も充実した過ごし方ができるのも良い面です。
一人っ子あるある…親の悩みやデメリットは?

一人っ子を育てる親は、共通の悩みやデメリットを抱えていることも多いでしょう。
ここでは、一人っ子の家庭が感じているデメリットや大変な点、悩みなどをご紹介します。
デメリットや大変なところは?
一人っ子家庭では、家に同じ年代の遊び相手がいないため、つまらなく感じてしまう子もいます。
親が丁寧に子どもと向き合っていても、子どもの感覚で共感してあげられるシーンが少なく物足りなさを感じてしまう場合があるでしょう。
また、子どもに関する全ての行事やイベントが最初で最後のため、右も左もわからないうちに終わってしまう点が残念と思う親もいます。
さらに、普段から大人との関わりが多いため、近所で同じ年ごろの友達を探すなど、子ども同士の交流を増やす工夫が必要です。
親の悩みポイントは?
一人っ子家庭では、親が兄弟を作ってあげられない罪悪感を抱えることもあるでしょう。
さまざまな理由によって、子どもに兄弟が欲しいと言われても一人っ子を選択するしかない場合があります。
また、成長してから子離れ・親離れができるか不安になってしまうこともあるでしょう。
友達や親戚など周囲の人から「一人っ子はかわいそう」と言われて親が傷ついてしまうこともあります。
一人っ子の育児本を参考にしてみよう

一人っ子の育児本も出されているので、不安に思うことがあれば参考にしてみるのがおすすめです。
・『ひとりっ子の育て方~「友だちづくり力」「自分づくり力」「立ち直り力」。0~15歳児の親が最低限しておくべきこと。』(諸富祥彦/WAVE出版)
一人っ子の親が抱える不安や願望に答える本です。
兄弟がいなくても、親が接する態度を工夫することで将来への不安を解消できる可能性があります。
周りのプレッシャーや嫌味を気にせず、堂々と一人っ子を育てていこうと決心できるでしょう。
・『7歳までに知っておきたい!「ひとりっ子」の育て方』(和田秀樹/学研プラス)
子育てに悩みはつきものですが、特に兄弟のいない一人っ子では性格や将来のことが不安になりがちです。
一人っ子を育てるうえで重要なポイントを学び、心から楽しんで子育てできるようになるでしょう。
5人に1人が一人っ子!
1982~2002年では一人っ子家庭の割合が10%未満でしたが、2005年以降は晩婚化や少子化の影響で一人っ子家庭が急増しています。
一人っ子家庭の割合は2010年には15.9%、2018年は18.6%と増えています。
周囲の人から一人っ子であることを指摘されたり不安を感じたりしても、一人っ子家庭の数は増加しているので深く気にする必要はないでしょう。
5人に1人が一人っ子という時代なので、負い目を感じずにのびのびと子育てを楽しむのが一番です。
まとめ:一人っ子育児を楽しもう
一人っ子は他に兄弟のいない環境で育つため、マイペースで穏やかな性格の子に育ちやすいでしょう。
ただし、個性は子どもによって異なるため、一人っ子だからといってデメリットを気にする必要はあまりありません。
どのような兄弟構成であっても、親が楽しんで丁寧に子どもと向き合ってあげれば、子どもは長所を伸ばしながら健やかに成長してくれるのではないでしょうか。
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