そろばんは何歳から始めると良いの?おすすめの年齢とそろばんを始めるメリットをご紹介

そろばんで計算をする子ども

そろばんは、計算道具として使用されることはほとんどなくなってしまいましたが、子どもの習い事としては今なお根強い人気があります。

計算が得意になる、脳を鍛えられるといったメリットがたくさんあるので、習わせたいと思う方が多いのではないでしょうか。

でも「何歳くらいから始めたらいいのか」と、そろばんを習い始める時期を迷うかもしれませんね。

この記事では、子どもにそろばんを習わせるメリットや習い始めるのにおすすめの年齢をご紹介します。

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そろばんを習い始めるおすすめの年齢

何歳から始めるべきか明確な答えがないだけに悩んでしまいますが、子どもがそろばんに興味を持ち始めたら習い始めるタイミングです。

「長時間座れない」「大人の言うことを聞けない」など、子どもの成長度合いを見てまだ早いと感じる場合は、多少遅らせても良いでしょう。

年齢ごとにそろばんを習うメリットをご紹介します。

3~4歳(年少)

3歳になった子どもは、徐々に数の概念を理解できるようになります。

3歳児を受け入れている教室があれば、習わせることも可能です。

ただし、先述したとおり子どもの成長度合いによっては、じっと座っていることが難しく、そろばんに集中できなくなる子もいます。

また、そろばんの扱い方や先生の話が理解できないといったケースもあるでしょう。

小さいうちから始める場合、子どもの様子をよく観察したうえで始めるといいかもしれません。

5~6歳(年中~年長)

3~4歳で早くても、4~5歳の年中・年長くらいになると、数の概念を理解でき、数字を読める子も増えてきます。

また、幼稚園や保育園といった集団生活のなかでじっと座って話を聞けるようにもなるため、そろばんを始めるのには良いタイミングといえますね。

就学前に数字や計算に慣れ親しんでおけば、入学後の算数が得意になったり、計算への苦手意識を持ちにくくなったりするメリットがあります。

6~9歳(小学校低学年)

未就学児とは異なり、数や計算を積極的に理解できるようになります。

学校で習う算数に加えて、そろばんでの計算に慣れていけば、算数でも計算が得意になったり、計算速度が速くなったりします。

算数は高学年になるにつれて、苦手意識を持つ子どもが増えていく傾向にあります。

そのため、低学年のうちから計算に自信を持っていれば、算数や計算に苦手意識を持たなくなる効果も期待できます。

9~12歳(小学校高学年)

すでに数や計算に関しての理解が深まっています。

子どもの脳は成長とともに急速に発達し、12歳くらいでほぼ完成すると言われているので、高学年から始めても決して遅くはありません。

未就学児や小学校低学年のうちは、かけ算やわり算など学校の授業で習っていないことを理解するところから始めなければなりません。

しかし、小学校高学年ならすでに学校で習っているので、そろばんを効率よく学べます。

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そろばんを習うメリット

そろばんと計算問題と鉛筆

そろばんを習うことで子どもにどのような能力が身につくのか、詳しくみていきましょう。

集中力が身につく

そろばん教室では、時間内に決められた計算をして素早く回答していかなければなりません。

たとえ複雑な計算でなくても、はじく珠を一つ間違えればその後の計算も間違えてしまいます。

計算を間違えないように、自然と子どもはそろばんに集中するようになります。

特に低学年のうちは、40~45分の授業中にずっと座り続けられない子もいます。

学校以外の場で座って何かに取り組むことに慣れていけば、学校でも最後まで座って授業を受けられるようになっていくでしょう。

計算が得意になる

学校の算数の授業では、学年が上がっていくうちに計算も複雑になってきます。

そろばんは計算力が磨かれるので、計算が得意になり、苦手意識を持ちにくくなるメリットがあります。

そろばんを習っていない子と比べて計算が速くなったり、テストで結果を出すことで自信がついたり、算数を好きになってくれるでしょう。

右脳が活性化する

そろばんは、珠の数で数字を表します。

例えば、梁の上にある5玉が下がっていれば「5」、さらに梁の下の1玉が2つ上がっていればそれは「7」を表すというように、珠の数を見て視覚で瞬時に判断します。

これによりイメージをつかさどる右脳が活発化し、イメージ記憶が強化されます。

記憶力が良くなったり、たくさんの情報を視覚で処理できたりといった能力は、その後の受験や大人になってからでも活かされるはずです。

そろばん教室に関するQ&A

部屋で納得のジェスチャーをする若い女性

ここでは、そろばん教室への入会を検討している方があらかじめ知っておくと良いQ&Aをご紹介します。

Q1.月謝はいくらですか?

地域や教室、1週間あたりの授業回数によっても異なりますが、4,000~12,000円くらいが相場と言われています。

例えば、東京都内で週3回×1時間とすると6,000円程度が目安です。

週1回の水泳教室でも8,000円かかるところもあるので、比較的リーズナブルな習い事といえますね。

別途入会金や教材費、会場費が必要となるところもあります。

詳しくは、入会を検討しているそろばん教室にお問い合わせください。

Q2.週に何回通う必要がありますか?

週1回で受け入れている教室もありますが、2~3回程度が望ましいとされています。

週2回以上のほうが上達が早くなり、習熟具合も週1回よりも差が開くので、できれば週2回以上習うことがいいようです。

週1回だとテキストがなかなか進まず、上達が遅くなるうえに、間隔があいてしまうためにそろばんの扱いに慣れるのも遅くなることがあります。

他の習い事との兼ね合いや本人の意向などを確認し、先生と相談しながら回数を決めても良いでしょう。

Q3.計算が苦手な子でもついていけますか?

計算が苦手であればなおさらそろばんをおすすめします。

そろばん教室なら学校の授業とは違い、苦手なところを放置せず、わかるまで丁寧に教えてくれるからです。

「数」に触れる機会を増やし、たくさん計算をこなすことで徐々に苦手意識も薄れていくはずです。

子どもが算数や計算に苦手意識を持っていると気付いたら、そろばんを習い始めるよう、親御さんから提案してみてはいかがでしょうか。

まとめ

そろばんと鉛筆

そろばんを始める時期と習うことで得られるメリットをご紹介しました。

そろばんは右脳のはたらきを活発化させることがわかっています。

集中力や計算力を子どものうちから身につけておくことは、大人になってからも有利になるはずです。

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