子供の出産を機にそれまで勤めていた会社を退職し、夫と2人分の給与で生活していたものが突然1馬力になって生活苦に…。早く復職して生活水準を戻したいけど、今は子供との時間も大切にしたい。
そんなジレンマを抱えた主婦の方にオススメするのがスキマ時間を使ったポスティングのアルバイトです。
決められた期日までに配布すれば、後は自分の都合で好きな時間に配布できるのがポスティングの最大のメリットです。
また、より多くの部数を配布することでその分報酬が上がるわけですから短い時間で効率よく配布する方法を知っておいて損はないでしょう。
本業の傍らお手伝いという形でポスティングに携わって2年の筆者の実体験から得たポスティングのコツをご紹介していきたいと思います。
準備するべきもの
配布エリアの地図
ゼンリンの地図やWebの地図サービスを使用しますが、都合よく配布地域の地図が1枚に収まっていない場合は複数を繋げて1枚にしておきます。原本を残しておくと次回からは、コピーだけで済みます。
クリップボード
地図を挟んで持ち歩くために使用します。クリップボードが無いと地図が安定せず、印などをつける時が大変になります。
赤ペン
配布済みのお宅、注意点、ルートなどを地図に書くために使用します。
タオルと水筒
夏場は大量の汗をかきますので、タオルと水筒どちらも必須です。
肩掛けカバン
口の大きな肩掛けカバンをオススメします。一度に数百部を持ち歩くことができるし、チラシも取り出しやすい、肩掛けなので両手が自由になるのもメリットです。
指サック
冬場などの寒い時期に指先が乾燥する方は、指サックがあるとチラシが掴みやすくなるそうです。ちなみに筆者は乾燥しにくい体質のようで使用したことはありません。
配布エリアの土地勘を知るために下調べ
初めて配布する地域では、少しでも効率よく回るためにその土地勘を知る下調べをしておくことをオススメします。
筆者は、GoogleストリートビューやGoogleマップの航空写真をフル活用して、おおよその配布ルートをシュミレーションしてイメージを膨らませています。
また、車を停める場所を探すだけでも無駄に時間を浪費してしまうので、駐車候補を挙げておくことで時間短縮に繋がります。
最短ルートは3回目に確立させる
事前にシュミレーションしていても実際に足を運ぶと、想像していたよりも高低差があったり通り抜けできなかったりと予定通りにいかないことがあります。
そんな時は、焦らずにじっくりと観察しながら周囲の家や道などを覚えておきルートの環境を地図に残すようにしましょう。
2回目は、1回目で使わなかった道を積極的に試してみましょう。初めて通る道が実はショートカットだったりと思わぬ発見があったりします。
このように1回目~2回目で入念に土地勘を蓄えることで最短ルートが確立され3回目以降から飛躍的に効率があがってきます。
自転車や歩きの方が効率がよい
ポスティング未経験者の方は、車やバイクで回れば移動が楽だし早いだろうと想像するかもしれません。しかし、乗り降りしながらの配布は、余計な時間と手間が発生してしまいます。
車やバイクはあくまでも配布地域までの移動として使い、そこからは、歩きや自転車で配布する方が断然効率がよいです。
ちなみに筆者は、自転車を使いません。完全に歩きにこだわっています。何故なら高低差のある坂道では、自転車を降りて押しながらの配布となり大きな荷物が増えてしまうからです。
歩きだと狭い道であろうが砂利道であろうがスイスイと入っていけるし身軽なんです。
歩きはシンドイなぁと思うかもしれませんがダイエットにも繋がるのでオススメです。
ポストの形状を知る
オシャレでデザイン性を追求したポストは、どこが投函口か分からないことが良くあります。どんなポストがあるか種類と形状を知っておくことで、入れ方が分からずに現場であたふたすることも減ります。
スタンダードなポスト
昔ながらの壁掛けタイプのポストです。投函口もわかりやすく、片手でもサクッと入れやすいタイプのポストです。
オシャレな壁掛けポスト
投函口が正面に無いことが多く、ポスト上部の蓋をパカッと開けると投函口が現れます。
ポール型のポスト
ポール型のポストは正面のつまみを手前に引くことで投函口が開くタイプが多いです。勢いよく開けるとポールが激しく揺れてしまうので、そっと開けましょう。
住宅埋込型のポスト
住宅埋込型のポストは昔の住宅であれば差し込み口の蓋が比較的やわらかいので投函がしやすいですが、近年の新築住宅の埋込型ポストは丈夫で蓋も非常にカタイため投函するときは両手を使って丁寧にポスティングしましょう。
お手製のポスト
既製品以外の家主お手製のポストです。手作りなので壊さないように慎重に投函しましょう。
配布済みは地図に印をする
慣れてくると配布ルートが頭にインプットされるので地図を確認せずにスピーディーにポスティングができるようになります。
しかし、こんな時に注意すべきは重複配布です。戸建てが立ち並ぶ団地は似たような景色が続きます。1レーン配り終わって次のレーンに差し掛かったとき、角の住宅が配布済みであるか分からなくなることがあります。
ポストの中を除く行為は、怪しい人に見られるので避けなければなりません。
このような事にならないように少なくとも1レーン配り終わるごとに地図にチェックを付けていきましょう。
モラルを持とう
ポスティングのために踏み入れた敷地内は、全てそのお宅の所有物であることを忘れてはいけません。速さだけを優先してモラルを欠いたために家主からお叱りを受けてしまうより、モラルを持って気持ちよくスムーズに配布することが結果として効率化に繋がると思います。
筆者は、以下のことに気を付けながらポスティングをしています。
- 家主に会ったら笑顔で挨拶する
- 門の開け閉めは丁寧に
- 庭の植物やエクステリアなどに当たらないように気を配る
- チラシお断りと書かれていたら絶対に入れない
まとめ
いかがでしたでしょうか、
筆者の実体験に基づいたポスティングのコツでしたが少しでも参考になったでしょうか。
スキマ時間で働けるメリットを最大限生かして、子育てが落ち着くまでの繋ぎのアルバイトとして是非ポスティングを試してみてください。
また、これから勤める先の企業に明確なルールがある場合は、それを最優先で守りましょう。
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