反抗期がない子どももいる?反抗期がないのはおかしいこと?

怒っている女の子

お子さんを育てている方なら誰でも一度は悩まされる反抗期。

子どもと接するのが難しいと感じる時期ですよね。

最近になってこの反抗期がない子どもが増えているといいます。

子どもに反抗期がなければ、親は楽に感じるかもしれません。

しかし、思春期に反抗期がなかった結果、大人になってからその反動がある、などの親にとって心配になる情報も耳にします。

ただ、反抗期がないことは必ずしも悪いことばかりではありません。

ここでは一部の子どもに反抗期がない理由と親がとるべき行動をご紹介します。

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反抗期はいつ頃やってくるの?

子どもの反抗期は大きく分けて2回あります。

1回目の「第一次反抗期」は、子どもが1歳半~4歳ころ、いわゆる「イヤイヤ期」や「魔の2歳児」と呼ばれる時期です。

そして2回目の「第二次反抗期」は、小学校高学年から中学生頃の「思春期」と呼ばれる時期がこれにあたります。

もっとも、子どもの性格や成長度合いによって前後するので、これらはあくまで目安です。

そして、一般的に「反抗期がない」として取りざたされているのは、第二次反抗期です。

反抗期がない子どもの割合

悩む女子学生

実際に反抗期がない子どもはどれくらいいるのでしょうか。

明治安田生命福祉研究所と株式会社きんざいがおこなった「親子の関係についての意識と実態に関する調査」によると反抗期がないと回答した割合は下表のとおりです。

男性女性
子ども40.6%35.6%
親(子どもだった頃)28.1%26.4%

親には自身が子どもだった頃に反抗期があったかどうかを回答しています。

親世代が子どもだった頃と比較しても、男女ともに反抗期がなかった割合が増加していることがわかります。

※出典:
親子の関係についての意識と実態|調査研究・レポート|明治安田総合研究所

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反抗期がないのはなぜ?

頬を膨らます女の子

成長の過程にあるはずの反抗期が、なぜないのでしょうか。

反抗期がない理由によって「なくても問題がないケース」と、「気をつけた方がいいケース」があるので、その両方を紹介します。

【心配なし】親と価値観が似ている

子どもが反抗するのは親と意見が食い違ったり、自分がやりたいことができなかったりしたときです。

親子の意見が一致して価値観が似ているために、子どもにとって反抗する理由がないのです。

親としては安心ですが、子どもは家庭内で反抗しなくても、学校などの外の世界では反発心を持つかもしれません。

親子で話がきちんとできる関係性ですから、学校の様子などもよく聞いてみてください。

【心配なし】小さな反抗でおさまっている

反抗的な態度を見せることはあっても、親子で溝が深まる前に話し合って解決できている場合も心配いりません。

目立った反抗的な態度がないために親が子どもの反抗期に気づいていない可能性も考えられます。

【気をつけよう】子どもを甘やかしている

子どもを甘やかしたり過保護にしたりする状況は、子どもにとって自由で反抗する気持ちが生まれない環境でもあります。

親に何でもやってもらうか決めてもらう方が楽だと感じてしまうので、子どもが親に依存してしまうのです。

そうすると子どもの自立が難しくなり、大人になってから自分で物事を決められなくなるおそれがあります。

それまでは自分のわがままが通用していたため、周りから見て自分勝手な人に見られるかもしれません。

【気をつけよう】親の支配が強くて反抗できない

親が高圧的で子どもをコントロールしていると、子どもは恐怖で反抗できなくなったり、反抗しても無駄と考えたりするようになります。

暴力のような肉体的な支配や精神的な支配をするために、反抗したくてもできない状態になるのです。

このケースでは、親が子どもの気持ちや意見よりも親の考えを優先して決めてしまう傾向があります。

大人になって親から解放されたときに自分の気持ちをうまく表現できず、人間関係がうまくいかないことが「反抗期がなかった反動」として起こる可能性があります。

【気をつけよう】まだ反抗期が来ていない

先述した通り、反抗期がやってくる時期には個人差があります。

今はまだその時期ではなく、これからやってくるかもしれません。

まだ来ていないだけなら心配ありませんが、今後必ずやってくるとも限らないので、子どもの様子を注意深く見守る必要があります。

親子関係が悪い状態が続いているために、反抗期が来ない可能性もあるので、今の親子関係を見直してみるといいかもしれません。

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子どもに悪影響を与えないために親が気をつけること

考えるエプロン姿の女性

このように、子どもの反抗期がないことで場合によっては将来が心配なケースもあります。

「自分のせいかも」と心当たりがある方や、子どもに悪影響を与えないように気をつけたい方がどうすればいいのか、親が気をつけることをご紹介します。

子どもの行動を制限しない

子どものやりたいこと・したいことがあれば、肉体的にも精神的にも縛りすぎず、可能な限り受け入れ、見守る姿勢を見せましょう。

やりたいことをやらせてあげることは、子どもの自主性を高めることにもつながります。

ただし、人に迷惑をかけたり法律に触れたり社会的に問題がある行動をしないように注意しましょう。

子どもの気持ちに寄り添って対話をする

親に対して「自分の言うことは聞いてもらえない」「言っても無駄」と思っている子どもは、なかなか本音を言えなくなります。

本音を受け入れてもらえないためです。

子どもの本音を聞けていないと感じたら、自分(親)のどんな言動が嫌なのかを聞いて、態度を改めましょう。

話を聞いてもらえたという安心感から、徐々に本音を口にするようになります。

無条件の愛情表現をする

親に愛されていると感じている子どもは、安心して自分の気持ちを表現しています。

理由がなくても子どもを肯定し、愛していることを伝えましょう。

話をするときはしっかり目を見る、おはよう、おやすみの挨拶をする、ハグをするなど、言動で示すことで子どもは親の愛情をしっかりと感じられます。

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まとめ

反抗期がない子どもの特徴と親が注意したいことをご紹介しました。

反抗期がないことで、将来に反動があるのではと不安になりがちですが、反動が起こらないケースもあるので一概にはいえないのが難しいところです。

たとえ反抗期がなかったとしても、親は自分の価値観を押し付けずに、子どもの意見も尊重して良好な関係を築いていけるといいですね。

ぜひ参考にしてみてください。

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