親子喧嘩をしてしまったら?仲直りのコツと繰り返さないポイント

怒られて耳をふさぐ女の子

どれほどかわいく大切な子どもでも、ときにはイライラしたり喧嘩をしてしまったりすることがありますよね。

大人げなく怒鳴ったり何日も口をきかなくなったりすると、子どもも親も辛いですし、家庭内の雰囲気も悪くなってしまうでしょう。

ここで親子喧嘩をしてしまったときの仲直りの仕方や、喧嘩にならないためのポイントを紹介します。

親子喧嘩を必要以上に恐れず、適切に対処して子どもの成長の糧へつなげていきましょう。

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親子喧嘩をしたときの仲直りのコツ

手を繋いで向かい合う仲良しの笑顔の親子

「つい親子で喧嘩になってしまった……」そのようなときは、どうやって仲直りをしたら良いのでしょうか。

ここでは親子喧嘩のあとにスムーズに仲直りをするコツを解説します。

その日のうちに解決する

親子喧嘩は長引くほど仲直りが困難になる場合が多いため、その日のうちに解決へのアプローチをしましょう。

喧嘩から時間が経つとお互いの溝が深まり、どう声をかければいいのか、きっかけがわからなくなってしまうケースも珍しくありません。

ただし、1日で解決するのは難しい場合もあるでしょう。

子どもの怒りの感情が収まらずに、ポジティブな話し合いができないパターンもあるかもしれません。

そんなときでも仲直りをしたい意思表示を親側からしておきましょう。

できるだけ短時間で親子喧嘩を解決できます。

悪いと思ったことは素直に謝る

親と子の立場に関わらず、自分が悪いと感じたら子どもへ素直に謝るようにしましょう。

親が素直に謝ることは、子どもに安心や信頼を感じさせる行動でもあります。

親子喧嘩の原因が子どもの言動であっても、もし子どもが謝る様子が見られなかったら、親から仲直りのきっかけを作ってあげましょう。

このとき、親は素直な気持ちを表明することが大切です。

  • NG例:「ひどい言葉を言って悪かったけれど、あなたもここが悪い」
  • 上手な例:「さっきはひどい言葉を言ってごめんね。心配の気持ちが強すぎてあんな言葉になっちゃったの」

あいさつをする

就寝前の親子喧嘩や朝でかける直前の喧嘩だと、解決のタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。

お互いに意地になって、口もききたくない心理状態となってしまうのも仕方のないことです。

しかし口を聞かない時間が続くと、仲直りしたいと思っても何を話したら良いかわからなくなってしまいます。

そんなときは「おはよう」、「いってらっしゃい」などのあいさつで声かけしましょう。

日常のあいさつを通して子どもの様子を見れば、会話のきっかけを見つけられます。

外食やプレゼントできっかけを作る

親子喧嘩をすると家庭内の雰囲気が悪くなってしまい、自宅で仲直りのきっかけをつかめないパターンもあります。

そんなときは空気感を変えて子どもへ歩み寄るために、外食やプレゼントをしてはいかがでしょうか。

外へ食事に行くと、自宅よりもたくさん会話のきっかけが生まれます。

またプレゼントといっても、子どもの好きなお菓子や好物のおかずを用意するなどのささやかなもので十分です。

ご機嫌とりやモノで釣るわけではなく、子どもへ歩み寄るための一つの手段として取り入れてみてはいかがでしょうか。

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親子喧嘩をしないためのポイント

男の子を見守るママ

できるだけ親子喧嘩を避けるにはどうすれば良いのでしょうか。

ここで喧嘩をしないためのポイントを解説します。

イラっとしたら一呼吸置く

子どもの言動にイラっとしたら、感情をすぐに口にせずに一呼吸置くようにしましょう。

頭に血が上った状態だと、子どもを傷つけたり理不尽に思わせたりするような言葉を発してしまう恐れがあり、親子喧嘩がヒートアップしてしまいます。

そもそも人の怒りの感情は瞬間的なものといわれていて、少し時間が経てばわずかでも冷静になれるのだそう。

日本アンガーマネジメント協会によれば、怒りのピークは6秒であるといわれています。

イラっとしたら一呼吸置くほか、怒りを感じたら6秒数える、暴言を吐きそうになったらトイレに行くといった方法もおすすめです。

口を出したくてもスルーする

帰宅後すぐに宿題をしない、自室の整理整頓をしないなど、親として思わず口を出したくなるときもあるでしょう。

もちろん子どもの言動によっては、本当に叱らなければならないときもあります。

しかし、子どもの気になる点をいちいち指摘しないのも、親子喧嘩回避の一つの方法です。

「ここは見逃してもいいだろう」と思える部分は、見逃してみてはいかがでしょうか。

例えば、その日の宿題に手をつけない場合、平日であれば声をかける必要があるでしょう。

しかし週末なら帰宅後は見逃して、翌日に声をかけるといったやり方もあります。

日頃から良いところは認めてほめる

ささいなやり取りで親子喧嘩をしないようにするには、日頃から子どもの良いところをほめるようにするのも効果的です。

日常的に悪い点ばかり指摘していると、子ども側は「いつも注意ばかりされている」とネガティブに感じてしまいます。

そのような心理状態だと、子どももつい反抗的になることも。

その結果、ささいな言動がお互いの気に触って、喧嘩に発展してしまうかもしれません。

日頃から子どもが良いことをしたらきちんとほめて、「ママやパパは良いところも見ているよ」とわかってもらいましょう。

親子喧嘩で絶対にやってはいけないNG行為

指をさして怒る女性

最後に親子喧嘩ではタブーであるNG行為を解説します。

ちょっとした親子喧嘩が大きな確執へと発展しないよう気を付けたいポイントなので、ぜひ参考にしてください。

子どもの存在や人格を否定する

親子喧嘩では、子どもの存在そのものや人格を否定する言葉を絶対に言わないようにしましょう。

存在や人格を否定する言葉は以下のようなものが挙げられます。

  • 「何をやってもだめな子ね」
  • 「どうせできないと思っていた」
  • 「いつも信用できないのよ」

存在や人格を否定するような言葉は、ついうっかり出てしまったとしても子どもの心を傷つけます。

場合によってはトラウマとなる可能性もあるため、親子喧嘩をはじめどのような場面でも言わないように心がけましょう。

過去の喧嘩を持ち出さない

過去の喧嘩の内容を持ち出して叱るのも親子喧嘩ではNGです。

「いつも言っているけど」、「あの時も」、「いつもできていない」といった言葉は避けましょう。

怒っている親目線であれば、過去の出来事が目の前の出来事につながっているように感じられるかもしれません。

しかし怒られている子ども目線だと、過去の出来事と今の出来事の共通点がわからない可能性があります。

そうなると素直に心を開いて指摘を受け入れることが難しくなるでしょう。

ネチネチ過去を引きずられていることそのものに腹を立ててしまう懸念もあります。

まとめ

つないでいる手と手

子どもは大人から?られたり、ほめられたりする体験で道徳観を培うといいます。

親子喧嘩も子どもを育む大切な経験の一つ。

その日のうちに解決する、悪いと思ったことは謝るなどの仲直りのポイントを押さえておけば、必要以上に怖がる必要はありません。

イラっとしたら一呼吸置いたり、いちいち口を出さない言動を見つけたりできれば、不必要な親子喧嘩をしなくてもよくなります。

親子間に深刻な溝を作らないようNG行為にも気を付けてくださいね。

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