子どもが「幼稚園に行きたくない」と言うのはなぜ?どう対処するべき?

桜並木を歩く幼稚園の女の子

子どもに「幼稚園に行きたくない」と言われると、何かあったのではないかと心配になりますよね。

そのようなときは、幼稚園には行ってほしいものの無理に行かせるのも気が引けてしまうものです。

この「幼稚園行きたくない」問題は、ほとんどの親が通る道です。

過度に心配する必要はありませんが、子どもの話をじっくりと聞いて様子を見ながら対処していきましょう。

では、今回は子どもが幼稚園に行きたくないという理由やどのような対応をしたら良いのかを紹介します。

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幼稚園に行きたくないと言う理由は何?

腕組みをしてふくれている女の子

子どもが幼稚園に行きたがらないときさまざまな理由が考えられるでしょう。

どのような理由があるのか紹介します。

ママやパパと一緒にいたい

子どもが幼稚園に行きたくないというタイミングは、休み明けの朝が多くはありませんか?

子どもにとってママやパパは一番安心できて一番大好きな存在です。

そんなママやパパとたくさんの時間を過ごすことのできた休日を終えて幼稚園に行くのは、子どもにとってはとても寂しさを感じてしまうものです。

幼稚園に行けば、お友達や先生とたくさん遊べて楽しいことがあるとわかっていても、ママやパパと一緒に過ごすことはできません。

大好きなママやパパともっと一緒にいたいと感じるのは当然のことで、それが「幼稚園に行きたくない」につながるのです。

幼稚園で苦手なことがある

苦手なことがある場合、誰でもその場には行きたくないもの。

それは、大人だけでなく子どもも当然同じです。幼稚園で何か苦手なことがあると、行くのが憂鬱に感じてしまうこともあるでしょう。

例えば、給食の量が多い、外遊びが苦手など、大人にとっては些細に感じるようなことも「行きたくない」と思う原因になってしまいます。

他にも何か特別な行事の練習などがあり、人前で歌うのが恥ずかしいなど、日常と違うことがある場合も緊張や憂鬱を感じているかもしれません。

ほんの些細なことも子どもにとっては苦痛に感じていることもあります。

子どもとよく会話をし、変わったことはないか注意してみてみましょう。

お友達と何かあった

幼稚園に通う年齢になってくると、ひとり遊びからお友達と一緒に遊ぶことができるようになります。

そのため、幼稚園のお友達とのトラブルから人間関係に悩み「幼稚園に行きたくない」と感じてしまうことも起こります。

お友達とは仲良く遊んで欲しいものですが、一緒に遊んでいるうちにケンカになってしまったということもめずらしいことではありません。

また、嫌なことを言われたり、言ってしまったり、意地悪をされたということもあるでしょう。

特に入園したての時期は集団生活に慣れておらず、お友達とどう関わっていいのかわからずに戸惑ってしまう子どももいます。

環境が変わって戸惑っている

大人でも「嫌だな」と感じることがある環境の変化ですが、子どもはさらに変化に対して敏感です。

入園後や進級後は環境がガラリと変わるタイミング。

そこに心と体が慣れずストレスを感じてしまうこともあります。

また、毎日ママと一緒に過ごしていたのに幼稚園の入園後は離れ離れになってしまいます。

進級すれば担任の先生が変わり、知らないお友達がまわりにたくさんいるという状況になることもあるでしょう。

慣れた生活から変化を受け入れるまでに時間がかかるので、子どもが「幼稚園に行きたくない」と感じるのも仕方のないことです。

幼稚園に行きたがらない子どもへの対応

4人で手をつないで並ぶ園児

幼稚園に行きたがらない子どもへはどのような対応をしたら良いのでしょうか。

具体的な方法を4つ紹介します。

思い切って休ませる

どうしても幼稚園に行きたくないという場合は、思い切って1日お休みさせてみるのも悪くはありません。

1日のんびりママに甘えて過ごすことで気分が切り替わり、次の日は元気に登園できるということもあるでしょう。

ただし、行きたくないと泣いてグズれば、毎回幼稚園を休めると子どもが思わないように注意が必要です。

「今日だけお休みして明日は幼稚園に行こうね」などの声かけをし、「今日だけ特別」であることを理解させておきましょう。

笑顔で送り出す

幼稚園に行きたくないと言いながらも、がんばって登園できる日もありますよね。

そのようなときは、普段通り笑顔で送り出してあげましょう。

登園を渋りながらもがんばる姿に「大丈夫だろうか」とママやパパも不安になるかもしれません。

しかし、その不安な気持ちが子どもに伝わらないようにいつも通り明るく送り出すことを意識しましょう。

また、休み明けは「なんとなく不安」と感じていることもあります。

家では登園をグズっていても行ってしまえば案外なんともないかもしれません。

子どもの不安な気持ちを軽くしてあげるためにも、少しでも明るい気持ちで幼稚園に行けるように配慮してあげましょう。

たくさん甘えさせる

嫌がりながらもがんばって幼稚園に行けたら、帰ってきたあとは思いっきり甘えさせてあげましょう。

幼稚園を嫌がるような原因が思いつかなくても、子どもなりに小さなストレスを感じていることもあるかもしれません。

ママやパパに甘え、安心できる時間を作ってあげることで心の安定にもつながります。

甘えさせるといっても特別なことは必要ありません。

たくさん話を聞いてあげたり、抱っこやおんぶなどのスキンシップをとったりしてみましょう。

幼稚園の話をしない

「幼稚園に行きたくない」と聞いてしまうと、幼稚園でどのように過ごしているのか様子が気になってしまうものです。

しかし、「幼稚園楽しい?」「今日はどうだった?」などと様子を聞くことは避けましょう。

幼稚園の話題が出ることで、幼稚園でのことを思い出し「明日の幼稚園での時間」を考えて不安な気持ちになってしまうこともあります。

子どもが帰ってきたら笑顔で迎えてあげて、あとはおうちの時間をゆっくりと過ごすことで、明日への不安を軽減できます。

そうはいっても、子どもの様子から園でどう過ごしているのかを知りたいという場合もあるでしょう。

そのときは、連絡帳で聞いてみるか先生に直接聞いてみるのがおすすめです。

無理やり行かせるのはNG

大泣きして嫌がるなど、明らかに子どもの様子がおかしい場合は無理して幼稚園に行かせることは避けましょう。

人間は記憶が感情と結びついて残ってしまうことがあります。

「どうしても嫌」なのに無理やり幼稚園に連れて行かれることで、「幼稚園=嫌な場所」として残ってしまうかもしれません。

子どもの気持ちに寄り添って、行きたくない理由や思っていることを聞いてあげる時間もときには必要です。

しかし、「どうして行きたくないのか」を話したがらないこともあるでしょう。

そのような場合は、無理やりに聞き出そうとせず園に様子をたずねてみるなどの対応を考えてください。
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まとめ

座って遊んでいる園児

今回は、子どもが幼稚園に行きたくない理由や対処方法などを紹介してきました。

子どもの「幼稚園に行きたくない」に悩むママやパパはきっと少なくないでしょう。

幼稚園を休むことは必ずしも悪いことではありません。

どうしても登園したくないときなど、ときには休むのも「あり」です。

大人にとってはほんの些細な理由でも、子どもにとっては一大事ということもあります。

なぜ幼稚園に行きたくないのか、子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。

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