引っ越しの不用品を処分したい!おすすめの方法や注意点

引っ越し準備中の段ボール

引っ越しはいらないものを処分する良い機会です。

引っ越し先にいらないものを運んでしまうと、その分の運搬費用もかかり収納スペースも必要になってしまいます。

不用品を処分して運ぶ荷物を減らすことは、引っ越し費用を抑えることにもなります。

本当に必要な荷物だけを新居に持って行けるよう、不用品はできるだけ早いうちに計画的に処分しましょう。

この記事では、さまざまな不用品の処分方法と、処分するときの注意点を解説します。

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引っ越し時の不用品を処分するおすすめの方法

引っ越しの段ボール

引っ越しの際に大量に出る不用品はどう処分したら良いのでしょうか。

もしかしたら、捨て方がわからなくて、仕方なく取っておいたものもあるのでは?

ここでは、さまざまな処分方法を紹介します。

自治体の粗大ごみ回収

自治体では申し込み制で、決められた日に粗大ごみを回収しています。

地域のコンビニや取扱店で、粗大ごみの処理券を事前に購入し、品物ごとに決められた額の処理券を貼付します。

品物は1点につき数百円から千円前後の自治体がほとんどです。

安く処分できますが、粗大ごみの回収日に自宅前など指定された場所に自分で運び出さなければなりません。

自治体によっては、回収は月に1回、出せる点数は3点までなどの制限があるため、余裕を持って計画的に処分することが大切です。

回収日を待たずに、自分で処分場へ持ち込める自治体もあります。

予約の要不要、受け入れ可能日などを確かめておきましょう。

多少の手間はかかりますが、自分たちで粗大ごみを運べるなら、安く処分する方法としておすすめです。

民間の不用品回収業者

不用品を急いで処分したいときや、大量に処分したいときにおすすめなのが民間の不用品回収業者です。

ただし、業者により処分料金にはかなりの差があるため、下見で見積もりを出してもらい、料金に納得できたら回収してもらうと良いでしょう。

その場ですぐに回収してもらえることもあります。

養生や搬出はすべてやってもらえるため、手間をかけずに一気に処分できますが、そのぶん自治体の回収よりも費用は高額になるでしょう。

業者によりトラック1台分積み放題などの定額サービスもあるため、比較してみましょう。

引っ越し業者の不用品回収サービス

引っ越し業者のオプションで不用品回収をおこなっているところもあります。

回収できる品目が限られていたり、引っ越し業者の仲介による別の不用品回収業者が対応したりすることもあるため、必ずしも引っ越しと同時にさっぱり処分できるとは限りません。

引っ越し業者が不用品を回収してくれる場合は、引っ越し作業と同時に引き取ってもらえるため効率的です。

できるだけ手間をかけずに処分したい方や、忙しくて事前の準備ができない方におすすめの方法です。

リサイクルショップ

不用品のなかには、自分や家族はもう使わないけれど、まだまだ使えるものもあるでしょう。

そのような不用品は、リサイクルショップに買い取ってもらうのがおすすめです。

ただし、リサイクルショップの店頭に持ち込む場合は、自分たちで搬出・運搬しなければなりません。

査定後、買い取り不可となった場合は、持ち帰る必要があるのか、査定ゼロでも引き取ってもらえるのか確認しておくと良いでしょう。

重たい大きな荷物を運んで、結局買い取ってもらえず持ち帰るのでは無駄足になってしまうため、先に買い取り可能かどうか問い合わせてみることをおすすめします。

買い取ってもらいたいものがたくさんあれば、出張買い取りに対応してくれる業者もあります。

不用品でもごみとして処分するには惜しい、処分費用を浮かせて引っ越し費用にあてたい方にはリサイクルショップがおすすめです。

フリマアプリ・オークションサイト

フリマアプリを利用すれば、自分が提示した価格でほしい方がいれば買ってもらえます。

オークションでは、入手しにくい品が思わぬ高額で売れるかもしれません。

ただし、いずれも必ず売れるとは限らず、売れるまでに時間がかかる場合もあるでしょう。

出品するために写真を撮り、購入希望者とのやり取り、梱包、発送など、すべて自分でおこなわなければならないため、手間がかかることがデメリットです。

時間的余裕があり、多少の手間がかかっても少しでも高く不用品を買ってほしい場合におすすめです。

人に譲る

不用品を使ってくれそうな友人や知人がいれば、譲るのも一つの方法です。

また、SNSでもらってくれる方を募ったり、友人を自宅に招いて不用品のなかから好きなものを選んで持ち帰ってもらっても良いでしょう。

送る場合は、送料をどちらが負担をするか事前に決めておくと無用なトラブルを避けられます。

大型の家具や家電は、しっかりと梱包し、壁などを傷つけないように養生する必要があるため、搬出と搬入に手間がかかる点は否めません。

すべての不用品を譲って処分できることはないでしょうが、業者に処分を依頼する前にできるだけ量を減らしておけば費用も安く済むでしょう。

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不用品を処分するときの注意点

不用品について悩む女性

不用品を処分する際は、いくつかの注意点があります。

あらかじめ注意点を知っておくことにより、ありがちなトラブルを回避できます。

家電リサイクル法の対象品目は正しく処分する

家電のうち、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4種類は、国が定めた家電リサイクル法により、処分方法が決められています。

家電リサイクル法の対象家電は、不燃物や粗大ごみとして勝手に処分できず、購入した店舗や買い替えする店舗に引き取りを依頼して処分してもらう必要があります。

処分は有料で、規定されたリサイクル料金と、引き取りにかかる運搬手数料を支払うことになります。

購入店がわからない、すでに閉業している、遠いなどの場合は、自治体に処分方法を相談してください。

それぞれの家電は、大きさや種類によりリサイクル料金があらかじめ決められています。

ただし、引き取りの際の運搬手数料は、依頼する業者により異なります。

リサイクル料金の目安
品 目料金
エアコン990円~
ブラウン管式テレビ(小)1,320円~
ブラウン管式テレビ(大)2,420円~
液晶・プラズマ式テレビ(小)1,870円~
液晶・プラズマ式テレビ(大)2,970円~
冷蔵庫・冷凍庫(小)3,740円~
冷蔵庫・冷凍庫(大)4,730円~
洗濯機・衣類乾燥機2,530円~

※2022年5月25日現在(税込み)

※出典:
再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金) | RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター

違法業者・悪徳業者に気をつける

国民生活センターでは、不用品回収業者によるトラブルの事例を紹介しています。

それによると、無料と言っていたのに高額な積み込み料を別に請求された、不用品買い取りのはずが貴金属を買い取られたなどの相談が多く寄せられています。

不用品回収なら「一般廃棄物収集運搬業」、買い取りなら「古物商」の免許を持っているかの確認が重要です。

正式な許可業者なら、違法な高額請求などがなく安心して引き取ってもらえるでしょう。

まずは、トラックに積み込む前に、きちんと見積書を出してもらうことをおすすめします。

許可業者なら、会社名と会社印のある見積書を事前に無料で出してくれますし、見積もりの結果引き取りを断っても費用がかかることはありません。

※出典:
ネット広告で見た不用品回収 10倍以上の料金に(見守り情報)_国民生活センター
不用品買い取りのはずが貴金属を買い取られた!(見守り情報)_国民生活センター

余裕を持ったスケジュールで進める

不用品の処分は、余裕を持って計画的に進める必要があります。

引っ越し当日までに不用品の処分ができていない場合、見積もり時の費用に運搬料を上乗せされても文句が言えません。

万一、予定していたトラックに積み込みきれない場合、2度に分けて往復したり、大きなサイズのトラックに変更したりすると、予定外の費用が発生してしまいます。

粗大ごみを自治体に回収してもらう場合は、希望の日に対応してもらえない可能性があるため、早めに予約を取ることが大切です。

まずは、手軽に処分ができない大きな家具から処分を始めると良いでしょう。

不用品処分が引っ越し当日までに間に合わない場合は?

段ボールと電卓

引っ越しまでに自力での処分が間に合わないと判断したら、わかった時点で早めの対処が必要です。

すぐに対応してくれる民間の不用品回収業者に相談しましょう。

急ぐ場合は特に、違法の悪徳業者にだまされないよう注意しなければなりません。

優良業者のなかにも、トラックやスタッフの空きがあれば、即日や翌日に対応してくれる業者もあります。

不用品回収業者に依頼しない場合は、引っ越し業者に荷物が増えることを早めに伝えておく必要があります。

荷物量によっては、作業人数を増やしたり、トラックのサイズを変更したりしなければならず、当初の見積もりより費用が上乗せになる可能性があるでしょう。

まとめ

粗大ごみ

引っ越し費用を安く抑えたい場合は、極力荷物を少なくすることが鉄則です。

不用品をどのような方法で処分するかを決めて、早めの対応をおすすめします。

引っ越しの見積もりまでに、できるだけ大きな不用品を減らしておきたいですね。

あるいは、見積もりまでに処分ができなかった場合は、「これは運びません」とはっきり伝えて、見積もりから外してもらいましょう。

使えるものなら買い取り業者やフリマアプリなどを活用して、引っ越し費用の足しにするのもおすすめです。

本格的な荷造りが始まる前に、ゆとりを持って不用品を処分してくださいね。

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