引っ越しする際、意外と悩みがちなのが化粧品の梱包方法です。
無造作に箱に放り込むと、割れたり折れたりして、使えなくなってしまう恐れがあります。
また、化粧品は引っ越し当日も使うものも多いので、いつ、どのタイミングで荷造りするか悩む場合もあるでしょう。
今回は引っ越しする際に化粧品を上手に梱包する方法を紹介するポイントや、注意点を紹介します。
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何から手をつける?化粧品を荷造りするときの順番を解説
はじめに、引っ越しする際の化粧品を荷造りする順番を解説します。
引っ越し当日にも使うものも多いので、荷造りのタイミングに迷う方もいるでしょう。
梱包の順番に迷っている場合はぜひ参考にしてください。
荷造りの順番の基本を解説
化粧品を梱包する順番のおすすめは、以下のとおりです。
- 予備やストックなど未開封の化粧品や使う時期が限定されている化粧品
- 引っ越し後1、2日以内には使いたい基礎化粧品などかさばる化粧品
- 毎日利用しており、引っ越し当日も使う予定があるメイク用品などの化粧品
引っ越し作業は、普段使わないものから梱包作業を始め、寝室や洗面所、キッチンなどとエリアごとに段ボールに詰めていくのが定番です。
1の予備やストックなどしばらく使う予定がない化粧品は、緩衝材などを巻いて段ボールに詰めて、洗面所など普段収納している場所に仕分けしましょう。
2のように手持ちで運ぶにはかさばるけど、引っ越し後なるべくすぐに使いたい化粧品は、前日や前々日に梱包してすぐ使うものを集めた箱に入れます。
掃除用具や荷解きに使うハサミやカッターなど、引っ越し初日に開けたい箱はガムテープの色を変えるなどしてわかりやすくし「すぐ使うもの」などと大きく明記しましょう。
3の引っ越し当日にも使う予定がある化粧品は、ひとまとめにして大きなポーチなどにいれておきます。
まちがって引っ越し荷物に紛れ込ませないように注意して、当日はカートやバッグの中に入れて引っ越し先に持っていきましょう。
使わない化粧品を処分するタイミングは?
使わない化粧品は、予備やストックを梱包する際に分別して処分したり売却したりしましょう。
中古の化粧品は一定の需要があります。
人気がある限定品の化粧品は、使いかけであってもフリマサイトなどで人気があります。
個人間の取り引きであれば、開封済みの化粧品であっても個人の責任で売買は可能です。
ただし、個人輸入で海外から取り寄せた化粧品や、自分で小分けした化粧品は販売できません。
化粧品は明確な消費期限はありませんが、未開封で3年間、開封済みで3ヵ月から1年間が目安です。
捨てる場合は、お住まいの自治体のルールに沿って処分してください。
化粧品の種類ごとに仕分けと梱包方法を紹介
化粧品には以下のような種類があります。
- ビンなど割れ物に入っているもの
- チューブになっており、強く押すとはみ出るもの
- ケースの中に入っているが衝撃で割れる恐れがあるもの
- 細々とした化粧道具
ここでは、種類ごとの梱包方法や注意点を紹介します。
基礎化粧品:化粧水などのかさばるボトルに注意
基礎化粧品は、化粧水、乳液、美容液などボトルやケースに入ってかさばるものが多いのが特徴です。
開封した化粧品は液漏れしないように蓋を硬く閉め、必要ならばマスキングテープで止めたり、ビニール袋に入れたりしましょう。
そうすれば、万が一こぼれても安心です。
瓶類は緩衝材を捲き、スプレーやシャンプー、ボディーソープなどバス周り用品や洗面用具などとともに梱包するのがおすすめです。
大容量の化粧水や乳液は手で持ち運ぶのもかさばるため、ミニサイズのボトルに移し替えるなどして、引っ越し当日や翌日の分を確保しておきましょう。
コスメ:チューブ式のファンデーションなどに注意
化粧下地やファンデーション、口紅などはチューブ状になっているものも多いです。
何らかの拍子で圧力がかかると、中身があふれる恐れもあります。
丈夫な箱に緩衝材を詰めてコスメ類をひとまとめにして、段ボールに入れるのがおすすめです。
量が多くなければ、化粧水や乳液などの基礎化粧品と一緒にすれば、段ボールを1個あけるだけで化粧品がすべて取り出せます。
化粧品が多い場合は化粧品単独で一つ段ボールを作っておきましょう。
化粧道具:細々したものに注意
細々としたメイク道具は、ちょっとした衝撃で割れてしまう可能性があります。
小さめの箱を用意して、緩衝材を1個1個巻いた上で収納し、段ボールに入れて中で動かないようにしましょう。
パウダーファンデーション、チーク、アイシャドウなど、乱暴に扱うと割れてしまうものも緩衝材などで包んだうえで隙間なく箱に詰めるのがおすすめです。
化粧道具が入っている段ボールは、「割れ物注意」のシールを貼ってもらいましょう。
数が少ない場合は、スーツケースなどで他のものと一緒に運ぶのも一つの方法です。
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引っ越しの化粧品梱包の注意点
最後に、引っ越しで化粧品を梱包する際の注意点を紹介します。
化粧品やメイク道具は高価なものが多いため、破損や漏れを防ぐための工夫も紹介します。
メイクボックスはどうする?
メイクボックスは、化粧品をまとめるのに便利な収納ケースです。
旅行などに持って行けるようにファスナーなどでしっかり蓋が閉まるものならば、化粧品に緩衝材を巻いて中で動かないようにしたうえ、そのまま段ボールにしまってもいいでしょう。
引っ越し先でそのまま取り出せて使えます。
引き出し式のものや、カゴのような簡単な作りのメイクボックスは、中の化粧品や化粧道具はすべて取り出して、メイクボックス単体で段ボールに入れてください。
トラックが揺れれば、引き出しが開いて中のものが飛び出てしまう危険性があります。
また、ガムテープなどで固定すると、表面の塗装が剥がれるので注意しましょう。
自分で持ち運ぶメイク道具は最後に
引っ越し当日、もしくは翌日に使うメイク道具は一つのポーチにまとめて手荷物に入れておきましょう。
化粧水・乳液やメイク道具のほか、コットンや綿棒なども入れておくと何かと便利です。
東京をはじめとする大都市に引っ越す場合は、近場のドラッグストアなどを調べておき、現地である程度調達する方法もあります。
なお、飛行機で移動するような距離へ引っ越す場合は、アルコールを含んだ化粧水など一部は機内持ち込みができません。
飛行機に持ち込める化粧品と持ち込めない化粧品をあらかじめ調べておきましょう。
まとめ:荷造りの時間も考えよう
化粧品の梱包は意外と時間がかかります。
特に女性が複数いる家族の場合は、1人一つの段ボールが必要な場合もあるでしょう。
化粧品やメイク道具がたくさんある場合は、さらに時間が必要です。
引っ越しの作業はやることがたくさんあるため、予備やストックの化粧品は早めに梱包し、不要な化粧品を処分する方法も調べておくと良いですね。
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