【ママ座談会】小中学生のおこづかいどうしてる?お金の勉強につなげたい!

座談会の写真

先輩・現役ママたちが、子育ての悩みや解決のヒントを体験から語り合うママ座談会。

今回は、小中学生のおこづかいをどうしているかというテーマで、すでにおこづかいを渡している先輩ママ、これからおこづかいをどうしようか考えている現役ママで語り合いました。

今回座談会に参加してくれたママライターをご紹介します。(順番はアルファベット順)

aiko高2女子・中1男子の母 高校生の娘からお小遣いアップをねだられており戦い中。

sono 高1男子・中1男子・小5女子の母 高校生になったらおこづかいをと考えているが、その都度渡している状態。他の方はどうしているか知りたい。

tokami小4男子・小1女子の母 まだおこづかいは渡していない。他の方はどうしているか知りたい。

ryo 小2男子・年長女子の母 そろそろおこづかいをと考えているけど、どのように渡そうかと悩み中。【今回のライター】

座談会に参加できないメンバーからも事前に意見や質問をもらい、座談会ではこれらの内容も盛り込みながら話を進めました。

  • 上の子小学3年生、自分の頃は貰っていた年齢だなと思いつつも渡しておらず、子どもたちはお年玉やお盆に貰う親族からのおこづかいで日頃やりくりしています。
  • スマートフォンを持たせている子どもに、PayPayなどでお小遣いをあげている方はいらっしゃるかなと、気になっております。
  • 毎年、親戚の子どもたちにいくらお年玉をあげて良いのか、相場がわからず困っています。

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みんなは小中学生へのおこづかいどうしてる?

豚の貯金箱の写真

小中学生へのおこづかいはどうされていますか?

そろそろおこづかいをどうしようかなと悩んでいる小学2年生の息子を持つ今回のライターRyoが先輩ママたちへ質問してみました。

まずは、夏休み中に小学2年生の子どもと一緒に参加した『お金の勉強会』や、最近読んだ書籍から得た一般的なおこづかいの渡し方を、座談会参加メンバーに共有しました。

【おこづかいの渡し方】

  • 定額型……毎月や毎週など決まった周期で、決まった額を渡す方法。計画性が身につき、お金の管理ができるようになることが期待できる。一方で、定期的に定額をもらえるのが当たり前のように感じてしまうことも。
  • 報酬型……お手伝いや成績に応じて渡す方法。労働や努力に応じて報酬が得られるので、モチベーションアップにつながる。一方で、報酬がないと何もしない、やる気が出ないとなることも。
  • 目的型……欲しいもの、必要なものがあるときに都度渡す方法。お金の使い道を親が把握しやすい、子どものプレゼンテーション能力が上がるといった効果が期待できる。一方で、お金のありがたみを実感しにくい、お金の管理が身につかないという側面も。
  • ミックス型……上記の方法を組み合わせる方法。

関連記事:【小学生】お小遣いの平均・相場はいくら?いつからどうやって渡す?

我が家はこうしてます

ryo
みなさんのご家庭では小中学生のお子さんへのおこづかいをどうされていますか?
tokami
あまり参考にならないかもしれませんが、うちはあげてません。私は子どもの頃におこづかいをもらっていなくて、必要なものは親に伝えたら親が用意してくれる家庭でした。旦那さんにも聞いてみたところ同じような環境でした。かといって、二人とも金銭感覚はどちらかというとあるほうで、二人とも家計簿をつけているし、無駄使いはしないタイプです。子どもたちには高校生になったらあげようかなと考えています。
sono
自分自身は小学生の頃におこづかいを定額でもらっていました。ですが、うちも子どもたちには今のところおこづかいはあげていません。高校生になったらと思っていて、今年長男が高一なんですが、なんかバタバタしてて結局まだあげてません(笑)。大きいものを買うときはお年玉の一部を渡しているので、それでやりくりしているようです。今の子たちは、クリスマスや誕生日に両家の祖父母たちからもプレゼントをもらったりするので、欲しいものがあまりないみたいですよね。
aiko
うちは小学生の間は500円の定額にしていました。中学生になっても500円のままで、何かをがんばったらプラスで報酬としてあげています。おこづかい帳をきちんとつけることがルールで、おこづかい帳を見せたら翌月分を渡すというようにしています。うちも子どもたちって意外と使わないと感じています。必要なものは親が買うし、欲しいものがあまりないみたい。結局、下の子は今中学生だけど、今はいらないとなり、必要な時に必要な分だけ渡している状況です。

お年玉はどうしてますか?

ryo
事前のアンケートでもお年玉やお盆にもらうおこづかいでやりくりしているというご家庭もありましたね。お年玉ってパッと使ってしまって、すぐになくなったりしないものですか?
sono
それは子どもによって違いますね。
aiko
子どもの性格によりますよね〜(笑)。
sono
親のお金はボンボン使うけど、自分のお金はけっこう考えながら使ってるので、これはこれでお金の大切さはわかってるんじゃないかな(笑)。
ryo
お年玉の相場ってどれくらいでしょうか?
sono
うちは年齢ごとに決めています。小学校低学年が千円、高学年が二千円、中学生が三千円、高校生が五千円というように親戚間で決めています。
aiko
うちはお年玉は親戚で集まるという感じでもないので、祖父母から送られてきたりするくらいです。それを子どもたちに、使っていいよと一部を渡すけど、特に欲しいものもない様子ですね。

関連記事:お年玉はいくら渡せば良いの?年齢別の金額相場を知ろう

今どきのおこづかいの渡し方

sono
高校生の長男には、必要に応じて必要な金額をPayPayにチャージして渡しています。必要なものがあるとLINEで連絡が来ます。便利ですよね。コンビニで使ったり、Coke ONというアプリを使って自販機で使ったり、食べ物系が多いですね。

参考:Coke ON

aiko
子どもがコンビニとか行くようになって、スマホを持つ年代になってからだといいですね。
ryo
おこづかいの渡し方として『かぞくのおさいふ』というプリペイドカードで渡すのもありかなと検討しています。我が家は夫婦で利用しているのですが、事前にチャージしてクレジットカードとして使えるもので、おこづかいにもおすすめと謳われています。

参考:かぞくのおさいふ

sono
我が家でも楽天Edyを子どもに持たせようかと検討していました。登録までは済ませたけど、まだ使っていません(笑)。
ryo
プリペイド式で同じタイプですよね。今は現金よりも電子マネーやクレジットカードを使う機会が増えているので、それらを使う練習にもなるかなと考えたりしています。

参考:楽天Edy

aiko
今どきって感じですよね!

小中学生へのおこづかいは必要か?

小中学生へのおこづかいは必要でしょうか?

おこづかいをあげる目的やおこづかいの使い道を聞いてみました。

子どもがお金を見ている写真

おこづかいを渡す目的って?

ryo
おこづかいをあげる目的ってなんでしょうか?
sono
モノの値段を知ってほしいと思っていました。金銭感覚を身につけるというか。親が払っているお金の価値を知ってほしいなと思っています。
aiko
お金の管理を学んでほしいと思って、おこづかい帳をつけさせています。いつの間にかなくなっちゃった、何に使ったかわからない、という事態は避けたいので。

おこづかいはお金の勉強につながるか?

ryo
おこづかい帳はちゃんとつけてますか?
aiko
そうですね。つけなきゃいけないという意識はあるから、レシートとかちゃんと取ってましたね。お金の管理も多少は身についたかなと感じてます。
ryo
tokamiさんのところは、子ども時代におこづかいをもらってなかったから、おこづかい帳はつけてなかったと思いますが、どうしてご夫婦揃って大人になってちゃんと家計簿をつけられるようになったんでしょうか?すごいですよね!
tokami
アルバイトを始めてからつけるようになりました。自分も旦那さんも理数系というのもあるんじゃないかと思っています。数値化したり効率化するのが好きなんです。
sono
旦那さんがやってくれるっていいですよね!
tokami
買い物の経験も大事だと思いますが、何歳くらいから買い物に行かせていますか?
ryo
うちは小1から行っています。行っているというか、妹と一緒におつかいを経験させてみたという感じですね。
aiko
中学生になって部活を始めると、子ども同士で親の目の届かないなかで、買い物に行くようになりますね。
tokami
私が子どもの頃は近くに駄菓子屋さんがあったりして、小学生の頃から買い物してた記憶がありますが、今の子どもたちは買い物を経験する場が少ないと感じます。

小中学生はおこづかいを何に使ってる?

ryo
今の小中学生たちはどんなことにおこづかいを使うのでしょうか?
aiko
友達への誕生日プレゼントが多いですね。あとは文房具や書籍は親が買うので、娯楽につながる本、主に漫画かな。うちのお姉ちゃんは、貯めるのが楽しいタイプでしたね。ただ高校生になると自分の趣味に使うようになってきて、使う金額が変わってきました。推しができたりして、高校生になって初めてお金を使いたい!と感じている様子です。うちはあまり行かないけど、友達と遊びに行ったり、おしゃれに興味がある子はお金を使うようになりますね。
sono
ご両親が共働きで忙しい環境だと、大きな額をもらってパーッと使ってしまう子もたまにいると聞きます。家庭環境によっても使い方が変わってくるかもしれません。
tokami
女性は、洋服や美容に興味を持つとお金がかかるようになりますよね。

ママ賃貸

大人もお金の勉強が必要

お金に関する若い女性の悲しいニュースが話題に上がり、子どもたちがそういったお金のトラブルに巻き込まれないようにするために、私たちもお金の勉強をしなければならないという話になりました。

お金とミニチュアの写真

将来子どもたちがお金で危険な目に合わないために

tokami
今朝ちょうど、マルチ商法が原因で自殺に追い込まれた若い女性のニュースを見ました。お金のことで悩んでしまったみたいで、そういったことに子どもが巻き込まれないようにしたいですよね。
sono
成人年齢が18歳になって、クレジットカードを作ったりできるようになったりして、若い子がマルチ商法とかに引っかかりやすくなってしまいましたよね。一人暮らしの大学生とか。
tokami
大人になれば怪しい商法とかを見分けられるようになるけど、子どもたちは引っかかってしまう。
aiko
おこづかいからつながるお金の知識だけでは、そういったことは防げないですよね。やっぱり大人もしっかり勉強していかないと。

お金の勉強

tokami
投資でもなんでも、借金してまでやらないし、自分がわからないままに人に委ねてはいけませんよね。自分で動かしてみて、信頼できると思ったところに預けるということが大事だと思います。おこづかいをあげるにしても、なぜおこづかいを渡すのか、何を学んで欲しいのかというところをきちんと伝えたほうがいいですよね。
aiko
今どきは子どもが投資の勉強ができる場もいろいろありますよね。親の目が届く範囲で、そういった経験をさせるのもいいかもしれませんね。
tokami
根本的に、情報をたくさん持つようにしないといけないし、自分でちゃんと考えるようにしないといけないですよね。マルチ商法にしても、相手のほうが明らかに情報をたくさん持っていたら騙されてしまうかもしれません。私たち世代って、子どもも守らないといけないけど、親世代も守らなくてはいけないから大変ですよね。
一同
 たしかに〜!

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おわりに

円マークのブロックの写真

今回座談会に参加してくれた先輩ママたちたちは、意外にもおこづかいをあげていない方が多くて、子どもたちもあまりモノを欲しがらないというご家庭が多かったです。

ただ、おこづかいとして定期的に渡してはいなくても、なんらかの形でお金は渡していて、その渡し方や考え方もさまざまでとても参考になりました。

今はお金の渡し方も使い道も多様化していると感じました。

そして、子どもの性格によっても渡し方や金額は変えたほうが良さそうだと気付きましたので、やはり子どもをよく観察することが大切ですね。

おこづかいとして渡すにしても、必要なお金だけ渡すにしても、なぜ渡すのか、どう使ってほしいのかを伝えようと思いました。

お金を増やすために、減らさないために、子どもや親を守るために、大人も勉強していかないと!

ママ座談会の内容が、どなたかの参考になるとうれしいです。

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