【下松市の求人】山口県にUターンした人が仕事探しで役立つ地域情報

下松市の求人アイキャッチ

転勤やUターンなどの引っ越しで新しい土地に来た方、またはこれから移り住む予定の方にとっては、一日も早く新しい生活に慣れるため、その地域がどんな場所なのかを知りたいと考えている人も多いのではないでしょうか?買い物や遊ぶ場所もそうですが、パートなどの仕事を探す際にもこうした情報を知ることは役に立つと思います。

今回は、山口県で最も住みやすいと評される下松市について仕事探しにも役立つ地域情報を紹介します。

山口県で一番住みやすい街下松市の情報

下松市の基本情報

山口県の中央からやや東よりに位置する下松市は、隣接する周南市に囲まれるような形で位置しています。これは、平成の大合併で下松市が合併に応じず周囲の市町村が合併したことが関係しています。幹線道路や市街地は周南市と地続きで車で30分以内で往来できようになっています。一般的には「周南地域」と呼ばれ、ひとつの生活圏として扱われることが多い地域です。

下松市の人口は55,819人(2021年推計)、面積は89.35㎢、そして人口密度は624/㎢で、人口密度としては山口県で一番高くなっています。

求人に関するデータに目を移せば、令和4年3月現在、公共職業安定所の下松地区に限定した求人統計によれば、有効求人倍率は1.76です。山口県の平均が1.49で、これは山口県内で一番高い倍率となります。また、正社員の求人だけに限定してみると、有効求人倍率は1.77、山口県平均が1.26で、正社員の求人に関しても県で一番高い倍率となっています。

(参考)山口労働局:山口県の雇用情勢について

中四国で一番住みやすい街

下松市は、住みよさという所において、山口県内はもとより中四国で1番と言える実績があります。

これは「週刊東洋経済」「会社四季報」などの経済・ビジネス書の出版で知られる東洋経済新報社が毎年発表する「住みよさランキング」に基づくもので、自治体の財政力や商業、住居水準などの複数の指標を偏差値化してランクづけしたものになります。

その住みよさランキングにおいて下松市は中四国で2018年まで10年連続1位を維持しているのです。(最新の2019年は3位でした)

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下松市の特徴とお仕事事情

大規模商業施設の集積

下松市の商業事情はとても充実しており、人口当たりの大型小売店面積が全国市町村でトップクラスと、先ほどの住みよさランキングで高いランクを維持する最も大きな要因となっています。

市内中心部には代表的な2つの大型商業施設が2キロ以内で立地しており、その内一方は周南地区唯一のシネコンと、市民文化ホールが併設、道路向いには大型家電量販店と隣の周南市や光市を含めて、周辺自治体商圏の核エリアとして長年存在しています。

このエリアはこれら商業施設内の飲食・小売り・サービスなどの各種テナントに関連した求人が期待できる場所と言えるでしょう。

複合型レジャー施設

上記のような大型商業施設もさることながら、下松市にはもう一つ、レジャー・スポーツの分野でも大きな核が存在します。

地元下松市のレジャー・スポーツ関連企業が運営する、スーパー銭湯・レジャープール・屋内スケートリンク・ゴルフ場が一体となった複合型レジャー施設があります。さらに車で5分ほどの場所にはボウリング場・テニスコート・ゴルフ練習場もあります。

これだけの規模のスポーツ・レジャー施設の集積は山口県内でも随一であり、地元ではCMがよく流れるので山口県民の知名度は高いものになっています。

これらのスポーツ・レジャー施設関連での求人もさておき、決して広くはない面積と人口規模の街で買い物や娯楽などにおいて山口県内でこれほど充実した環境の街はありません。住みよさランキングの上位もある程度納得ができます。

鉄道車両製造と造船ドッグ

造船ドック

商業やスポーツ・レジャーに関する求人ばかりが注目されがちですが、下松市は瀬戸内に面しており、お隣の周南市と同様に重工業も盛んであることが知られています。

下松市海沿いの工場エリアは国内指折りの鉄道車両製造工場があり、日本や海外も含め多種多様な鉄道車両を日々生産しています。

また、橋で渡れる離島の笠戸島には造船ドッグがあり、大型船などの製造を行っています。

これらに伴って製造に関連する求人も見受けられます。

まとめ

下松市は上記の大型商業施設が開店した1993年を皮切りに商業施設の進出が相次ぎ、近隣市町村の商業勢力図を塗り替えると共に宅地開発や人口増を実現させました。今後もこの地域の商業の中心地として住みよさを維持していくことでしょう。

(参照)山口労働局:山口県の雇用情勢について
(参照)東洋経済オンライン:住みよさランキング2018、中四国・九州沖縄編
(参照)東洋経済オンライン:「住みよさランキング2019」九州沖縄・中四国編

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