近年、日本の各地でさまざまな災害が発生しているので、防災対策は欠かせません。
もしもの場合にも慌てずに対応するために、家庭でどのような防災対策をしたら良いのかを説明します。
安否確認や避難場所、家具の置き方から防災グッズ、非常用持ち出しリュックなど具体的な対策を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
家庭で重要な防災対策は

小・中学校や幼稚園・保育園では万が一の場合にも対応できるように、避難訓練をおこなっています。
家庭でも、日頃から防災対策をおこなっておくと良いでしょう。
子どもがいる家庭ならではの防災対策のポイントを中心に、安否確認や避難場所、家具の置き方などを紹介します。
家族同士の安否確認:家族の連絡先や連絡方法
防災対策としてまず取り組みたいのは、家族同士でどのように安否確認をするのか決めておくこと。
家族が仕事や学校に行っている際に災害が起こると、お互いの安全を確認するまでに多くの時間や手間が必要となります。
いつも一緒にいるとは限らないので、家族の安全をスムーズにおこなうためには、緊急連絡先や災害用伝言ダイヤルなどを確認しておくことが大切です。
携帯電話を持てない子どもには、公衆電話のかけ方や場所を教えておくと良いでしょう。
実際に電話をかけさせて確認しておくと、ベストです。
避難場所や避難経路の確認を
自治体で配布されている防災マップやハザードマップで、自宅や職場、学校など付近にある指定避難場所や避難経路を確認しましょう。
実際に避難経路を歩き、避難場所を見ておくことをおすすめします。
Webサイトやアプリだけでなく、冊子や地図なども用意しておきたいところです。
災害時は、インターネットを利用できない場合があります。
スマホの電池消耗も最低限に抑えて連絡のために使いたいので、さまざまな形のマップを持っておくと対応の幅が広がるでしょう。
住まいの環境点検:家具の置き方
地震が起きた際にケガをするリスクを下げるため、寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないのが望ましいです。
やむを得ず家具を置く場合は、なるべく背の低い家具を選びましょう。
家具の向きや配置を工夫して倒れたときに出入り口を塞ぐ位置を避けると、安全性が高まります。
マンションのベランダやバルコニーなども同様に、モノを置くのは避けたいですね。
災害時に早く安全に動けるよう、寝室や手の届く範囲に懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておくのもおすすめです。
家庭に備えておく備蓄と防災品まとめ

家庭での防災対策では、自宅からの避難を余儀なくされるケースも想定しておく必要があるでしょう。
ここからは、家のなかに常に備えておきたい家族用の防災グッズを紹介します。
防災グッズ
防災に役立つグッズとしてまず挙げられるのは、頭を守るヘルメットや防災ずきん。
成長するにつれて入らなくなる場合があるため、定期的に確認すると良いでしょう。
停電に備えて、懐中電灯やLEDライトなどの明かりも必須。
普段いる場所の近くに置いておくと、夜間でも安全に動けるでしょう。
アウトドアで使えるポータブル電源もスマートフォンや明かりの充電に使えて便利です。
容量次第では家電も使えますが電力に限りがあるので、優先度の高いアイテムの充電を優先しましょう。
防災用備蓄(食料・飲料・生活用品)
家には食事や水、衛生に関するアイテムを3日間〜1週間分は備蓄しておきましょう。
飲食に関するもので備蓄しておきたいのは、缶詰やアルファ米などの非常食・保存食、飲料水、生活水、紙皿・割り箸・紙コップなど。
飲料水を備蓄する量は、1人あたり1日3リットル程度が目安とされています。
備蓄しておきたい衛生用品としては、簡易トイレやティッシュペーパー、ウェットティッシュ、水を使わないシャンプーなどが挙げられます。
停電しても使えるカセットコンロや断水時に使える給水タンクなども、備えておきたいアイテムです。
非常用持ち出しバッグ
備蓄しておくものとは別に、非常時に持ち出すためのバッグも用意しておきたいですね。
両手を空けられるリュックサックが、おすすめです。
まず詰めて置きたいのは、3日分の非常食や飲料水、絆創膏などの救急用品、薬、マスク、懐中電灯などの明かり、現金や通帳などの貴重品。
赤ちゃんがいるなら、オムツやミルク、離乳食も必要ですね。
アレルギー持ちの子どもがいるなら、避難所で食べられるものがない場合に備えて、アレルギー対応食品も入れておくと安心です。
詰め終わったら、いつでもすぐに持ち出せる場所に置いておきましょう。
防災ポーチ
災害は、移動中に起こる場合もあります。
すぐに帰れなくなっても対応できるよう、現金や充電器などのアイテムをポーチにまとめておくと安心です。
他に入れておきたいのは、薬や絆創膏、ミニライト、ウエットティッシュ、生理用品、アメなどの非常食など。
家族分をそれぞれ用意しておき、仕事用のバッグや子どものランドセルなど普段使うカバンに入れておくと、いざというときに重宝するでしょう。
子ども用の防災ポーチには、緊急連絡先のメモや公衆電話用の硬貨を入れておくのもおすすめです。
定期的に防災訓練を

防災の意識は、常に持っておくことが大切です。
準備を万全にしていても、年月が経ち忘れかけている頃に災害が起きたら、迅速に対応できないかもしれません。
家族で防災について話したり、ときには職場や学校でやっているように訓練したりしてみましょう。
備蓄している食品もいずれは賞味期限が迫ってきます。
定期的に確認をして缶詰や飲用水などを日常生活で消費し、使用した分を新たに買い足す「ローリングストック法」がおすすめです。
無駄なく活用できるうえに災害時でもいつもの料理を食べられるので、子どもも安心できるでしょう。
まとめ:子どもの年齢に応じて防災対策をアップデートしよう
防災対策をおこなったあとも、たびたびチェックしましょう。
赤ちゃんの頃はオムツやミルク、離乳食の備蓄も必要ですが、1〜2年経つと次の食事に進むため不要となることも。
また引っ越ししたら、その先での避難場所や情報を新たに把握しておく必要があります。
常に情報や備蓄を確認して、防災対策の内容をアップデートしていきたいですね。


































