【足育って何?】家庭でできる足育アイデア&子どもに合った靴選びのポイント

【足育って何?】家庭でできる足育アイデア&子どもに合った靴選びのポイント

偏平足、外反母趾、巻き爪など、足のトラブルを抱える子どもは少なくありません。

子どもの足の健康の大切さが取り沙汰されており、学校教育の現場でも「足育」が注目されています。

足育とは何なのでしょうか。

家庭でできる足育アイデアや、子どもの足に合う靴選びのポイントなどを紹介します。

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足育って何?目的は?

足育って何?目的は?

足育とは何なのでしょうか?

具体的に何をし、何を目的とした教育なのかを紹介します。

足育とは?目的は?

「足育」は比較的新しく生まれた概念で、スローガンを掲げる団体によって「そくいく」と「あしいく」と異なる読み方があります。

「瞬足」などを作っているシューズメーカーのアキレスは、2013年に「アキレス足育(そくいく)宣言」を発表し、子どもの足を育てて楽しく歩く・走ることを普及させる取り組みをおこなっています。

一方、「あしいく」と呼ぶのは、同じく2013年に奈良県で設立されたNPO法人「日本足育プロジェクト協会(にほんあしいくぷろじぇくときょうかい)」です。

「日本足育プロジェクト協会」は、子どもから高齢者まで健康で快適な生活を送ることを目的として全国で足育アドバイザー®を養成しています。

また、2015年1月には医療、靴メーカー、靴小売り、サービスに至る他業種連携で組織された「足育研究会(そくいくけんきゅうかい)」が設立されました。

足育研究会の目標は、0歳から足の健康を守り、100歳まで自分の足で歩ける社会の実現です。

どちらの足育も広く注目され、学校教育のなかでもおこなわれており、正しい靴選びの大切さ、小さい頃から正しく足のケアをし、足の機能を守り育てることの重要性が認知されつつあります。

足育は、子どもに足や爪、靴や靴下に関する正しい知識や役割を伝え、理想的な足作りのためのサポートをすることが目的です。

足育で避けられる足のトラブルは?

足にさまざまなトラブルを抱える子どもが増えている傾向です。

土踏まずがなく足裏が平らな偏平足、指が地面に接していない浮き指、足指の変形、足の親指側が小指側に曲がって変形する外反母趾、爪の端が内側に巻き込む巻き爪などがあります。

昔に比べて外遊びをする時間が減少していること、足に合わない靴を履いていること、普段の生活習慣など、子どもの足にトラブルが起こる原因はさまざまです。

足に関する知識と意識を高め、足育を意識すればトラブルを回避できる可能性があります。

足育は何歳までが重要?

足育は0歳から始められます。

また、足の基本骨格構造は10歳頃に完成し、その頃まで足の骨格全体のバランスが崩れやすく不安定な時期です。

赤ちゃんから10歳頃までは、継続的に足育を意識していくと良いでしょう。

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家庭でできる足育や知っておきたいこと

家庭でできる足育や知っておきたいこと

家庭でできる足育や、親が意識しておきたいことを紹介します。

子どもの足の特徴や発達を理解しよう

子どもたちは歩けるようになるまでに、「ずりバイ」「ハイハイ」、お尻を高く持ち上げる四つん這いの「高バイ」を経て、つかまり立ち、よちよち歩きと、順を追って成長していきます。

一人歩きできるようになるまでの過程を十分に経ることで足の筋肉や骨格が育つので、成長の過程を大事にしましょう。

特に、「高バイ」は全身運動になるとても重要な過程なので、遊びのなかでも取り入れていきたい動きです。

その後も、子どもの足の基礎は6歳までに約8割が完成するといわれているので、その間は注意して見ているよう心がけましょう。

裸足で歩いたり外遊びをしたりする

家のなかでも外でも裸足になるようにし、歩く機会をたくさん増やしましょう。

足の指を広げたり縮めたりする「足指じゃんけん」、お風呂上りなどに足指の間に手を入れて指を反らしたり、指を一本ずつマッサージしたりして刺激を与える方法があります。

また、雑巾がけや四つん這いになって歩くクマ歩きなどをおこない、足を使ったり鍛えたりする機会を増やしましょう。

靴のお下がりはNG?理由は?

「子どもの足はすぐに大きくなるから、靴は大きめを選ぶ」「お下がりでもらった靴は大きめだけれど、そのうちぴったりになるからとりあえず履かせる」と考えている方はいませんか?

実は、靴は1時間履いただけで、その方の履き癖がついてしまうほどだといわれています。

お下がりの靴は、前に履いていた子どもの履き癖がついており、クッション材やインソールが消耗していたり、靴底の片側がすり減っていたりする場合も。

特に、長時間履く上履きやスニーカーの選び方は最も重要です。

サンダルやヒールのある靴、お出かけ用の靴、お下がりの靴などを子どもが履きたがるときは、禁止しなくても良いですが、短時間の使用にとどめましょう。

子どもに合った靴選びのポイント

子どもに合った靴選びのポイント

子どもに合った靴の選び方や履き方のポイントや基礎知識を紹介します。

サイズの選び方とサイズアウトに注意

足長、足幅、足囲を測定し、甲高幅広など足の特徴を知ることが、正しい靴選びの第一歩です。

3歳までは半年で約1cm、3歳以降は半年で約5mm、足のサイズが大きくなります。

そのため、3歳までは3ヵ月ごと、3歳半を過ぎたら半年ごとが靴を買い替える目安です。

ただし、足の成長のスピードは個人差があり、毎日少しずつ大きくなるので急な変化に気付きにくかったり、子どもが「靴がきつくなった」と言わなかったりする場合があります。

定期的に足のサイズを測ったり、靴のつま先を触ってきつくなったりしていないかを確認しましょう。

サイズ以外の正しい子どもの靴の選び方は?

子どもの靴は足のサイズに合っていることだけでなく、甲の部分が靴にフィットしていることも重要です。

甲の高さに合わせられるようにマジックテープや靴ひもで調整できるか、中敷きを取り外せるかなどもチェックしましょう。

また、靴の中で足指を自由に動かすスペースがある、かかとがフィットしている、靴底に適度な弾力がある、足が曲がる位置と靴が曲がる位置が同じ、つま先が少し反りあがっているなどのポイントを満たした靴を選ぶと良いですね。

正しい靴の履き方を知ろう

靴を正しく履くコツを知っておくことも大切です。

両手で靴をしっかりと持って足を入れましょう。

次に靴がかかとにフィットするように、かかとの部分を地面にトントントンと打ち付けます。

つま先を浮かせたまま、甲のベルトをしっかりと締めましょう。

靴を履いたら、足指が中で動かせるか、窮屈ではないか、歩いてみて靴に指が当たっていないかを確認します。

まとめ:足と靴を大事にしよう

足育は、いつまでも元気に自分の足で歩けるようにするための学びと実践です。

健康な足作りは、子どもの心身の健やかな発育に大いに影響を与えます。

大人も子どもも一緒に、足に関する知識や正しい靴の選び方、生活の中での意識を高め、健康な足作りを通して身体の健康も整えていけると良いですね。

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