あわてずに救急車を呼ぼう!事前の準備と気をつけたいポイント

救急車の写真

救急車を呼ぶ際、どのような準備をしておくと良いのでしょうか。

備えていても、いざというとき、動揺して対応できないことも考えられます。

筆者は、同じ市内で一人暮らしをしている叔母が倒れ、救急車を呼ぶ経験をしました。

今回は、実際の体験談をもとに事前の準備とポイントをご紹介。

同居の家族が倒れたときだけでなく、離れた場所で暮らす家族にもしものことがあった場合、前もって意識をしておくことであわてずにすみます。

大切な家族のために知識として身につけておきましょう。

日頃から準備しておくこと

保険証とお薬手帳

救急車を呼んだら、どのように対応すれば良いのでしょうか。

一刻を争う状況であわててしまい、落ち着いて行動できないかもしれません。

筆者には、同じ市内に一人暮らしをしている叔母がいます。

コロナ禍で2回、骨折と体調悪化で救急車を呼ぶ経験をしました。

1回目は、自宅内で転倒して動けないと叔母から電話連絡があり、急いで駆けつけることに。

2回目は、叔母にたまたま用事があって連絡したところ、前日から体調を崩して寝ていると電話口で聞き、呂律も回っていない話し方にこれはまずいと思い、あわてて叔母の家へ向かいました。

ここでは、離れた場所に住む家族の救急要請をしたとき、準備しておきたいことを紹介します。

同居する家族の、もしものときにも役立ちますので、ぜひ参考にしてください。

住所と連絡先を確認しておく

119の電話口で住所をわかりやすく伝えるために、正確な住所を確認しておきましょう。

特に親戚で一人暮らしの場合、住んでいる場所の区や何丁目までは把握していても、意外と番地やマンション名は知らないことがあります。

また、病院で記入する書類には氏名や生年月日、住所のほかに連絡先の記入が必要なので、電話番号もわかるようにしておくと良いです。

保険証とお薬手帳の保管場所を聞いておく

保険証とお薬手帳の保管場所を事前に確認しておきましょう。

できれば、既往歴やアレルギーの有無なども把握しておいてください。

普段から保険証とお薬手帳をカードケースやポーチにまとめて入れておくと、取り出しやすくなりますよ。

家のスペアキーを預かっておく

もしものときに備えて、家のスペアキーを預かっておくことをおすすめします。

マンションがオートロック式の場合、鍵がないとなかに入れません。

実際、筆者が叔母の骨折でマンションに駆けつけた際、家のスペアキーを預かってなかったため、マンション入り口で足止めされる事態に。

夜中だったので管理人さんに連絡がつかず、本当に困りました。

結局、呼び出しボタンでお隣の部屋番号を押して事情を説明し、エントランスのロック解除をお願いしました。

何とかマンションの中には入れましたが、玄関の鍵は閉まったまま。

叔母は足を骨折して立つことができず、玄関まで這って移動してもらい、傘の先を使ってドアのサムターンを回し開けてもらいました。

時間はかかったものの、なんとか鍵を開けることができましたが、もし意識がなく倒れたままだったらと想像するとゾッとします。

事前に鍵を預かっていなかったことを、とても後悔しました。

救急車が到着するまでに準備したいこと

夜間の救急車

119へ連絡をして救急車の手配ができたら、到着するまでに必要なものをまとめて準備しておきましょう。

また、患者の状態に変化がないか、観察することも忘れないようにしてください。

保険証とお薬手帳を準備する

保険証は搬送先の病院で必要です。また、普段から飲んでいる薬の有無を聞かれるので、お薬手帳も準備しましょう。

日頃から常用している薬も必要に応じて持参します。

現金を準備しておく

診療時間外に診察してもらう場合、受付が終了し会計ができないため、預かり金が必要です。

いつもより高額になるため、現金を多めに準備しておくと良いでしょう。

後日、かかった診察代金を計算し、差額があれば返金してもらえます。

室内までの動線の確保

玄関から救急患者のいる部屋まで、隊員の方がスムーズに入れるようにしておきます。

玄関の靴や廊下に置いてある荷物などは、片付けておくか別の場所に置き、何もない状態にしておくのがベター。

また、マンションの場合、2名以上で対応できるときはマンション下に1名待機しておくと、到着する救急車を誘導しやすいです。

その他に準備しておきたいこと

救急車の車内

保険証や家のスペアキー以外に準備しておくと良いものを紹介します。

患者の携帯電話と充電器を準備する

そのまま入院になった場合、連絡手段があると便利です。

持参するかどうかは患者の方の病状や状況によって、確認・判断をしてください。

また、小銭があると、看護師さんに飲み物を院内の自販機で買ってきてもらえるようです。

靴やスリッパ、上着を持参する

靴を履かずに運ばれるので、靴やスリッパを持参しましょう。

処置をしてもらいその日に帰宅する場合、履くものがないと困ります。

また、部屋にいたときの服装で運ばれるため、帰宅する際に薄着のままでは寒い場合も。

特に寒い時期は上着やブランケットなど、羽織れるものがあると良いでしょう。

マスクを準備する

現在、マスク着用の緩和が進んでいますが、医療機関では引き続きマスクが必要な状況が続くことも考えられます。

叔母のときはコロナ禍だったため、救急車内でもマスクを着用しました。

今後どのようになるかわかりませんが、準備をしておいてください。

体験談〜救急車到着後から病院までの流れ

救急外来の入口

救急車に乗り込めば、やっと病院で診てもらえると思ってしまいますが、すぐに出発するわけではありません。

筆者が叔母に付き添ったときは、受け入れ先が決まらず30分以上も待機しました。

救急車の到着から病院に搬送されるまでの流れを、体験を交えて説明します。

自宅内でおこなわれること

救急隊員が到着後、患者の容態を確認し、聞き取りがあります。

すでに119の電話口で話していますが再度、発生状況や患者の状態を救急隊員へ説明してください。

患者へは意識確認や痛む箇所、氏名や年齢を聞き、病状に応じて応急処置をしたあと、救急車へと運ばれます。

救急車内でおこなわれること

今回、搬送されるまでにおこなわれたことは以下のとおりです。

病状によって対応が違ってくることもありますが、参考にしてください。

①体温や血圧、酸素量や心電図の計測

車内に入ったら体温や血圧などを計測します。

その他、病気やケガの状態に応じて車内でも応急処置がおこなわれます。

②状態の聞き取り

受け答えが可能なら、本人からも聞き取りをして状態を確認。

付き添いの方には、救急車を呼んだ経緯や患者との関係性などの聞き取りがあります。

③受け入れ先を探す

隊員の方が受け入れ先を探して電話をかけてくれます。

自宅から近いところから探し、かかりつけがある場合は、優先的に聞いてくれるようです。

コロナ禍のせいか、救急患者を受け入れていないところもあり、叔母の受け入れ先がなかなか決まりません。

8つ目の病院でやっと受け入れOKになりましたが、こんなにも受け入れ先が決まらないのかと感じました。

④受け入れ先の病院へ

受け入れ先が決まったら出発します。

今回、救急車に付き添いで乗る際、同乗者は1名までと言われました。

そのときの状況によって違うかもしれませんが、2名まで可能な場合もあるようです。

病院へ到着後、患者は処置室へ移動し、付き添いの方は保険証の提出や書類の記入などをし、処置が終わるまで待合室で待機します。

救急車を呼んだら落ち着いて対応しよう

救急車を呼んだら、落ち着いて対応してください。

実際に体験したエピソードを交えて紹介しましたが、患者の年齢や病状によっては多少違うところがあるかもしれません。

しかし、事前にどのような準備が必要で、どのようなことをすべきかを知ることで、あわてずにすみます。

今回の記事を参考に、救急車を呼ぶことを想定し、どのようにしておくか家族と話し合い、準備をしておきましょう。

ママライタープロフィール

sono

高2の長男を筆頭に3児を子育て中のママです。(※原稿執筆時)
春からお弁当作りがスタートしたので、時短&簡単レシピに興味があります。
趣味はフルート。もう少し子育てに余裕ができたら、以前習っていたフルートのレッスンを再開したいです。

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