待ちに待った可愛いわが子の誕生。
一日ごとに違う赤ちゃんのしぐさや様子に、メロメロになっているパパやママも多いのではないでしょうか。
そんな赤ちゃんの成長を、スマートフォンから手軽に残す方法をご紹介します。
ママライタープロフィール
小学3年生と年長の2人の男の子を子育て中。(※原稿執筆時)
普段は幼児教室やイベントも運営しているママライター。
いつもパワフル2男子を短時間でいかに満足させるか模索中。
近場で低価格で行ける屋外でのお出かけスポットを探しています。
赤ちゃんの成長記録を残す目的は?
最初は戸惑うことも多く、あっという間に過ぎてしまう赤ちゃんとの一日。
幸せな反面、慣れないお世話は一つひとつに時間もかかるものです。
そんななかで、記録までつけるのは大変!そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この章では、成長記録を残すメリットや目的をお伝えします。
可愛い今を残すため
赤ちゃんと過ごす時間のなかで、はじめての○○記念日はとてもうれしいもの。
目に焼き付けておきたいほどかわいい瞬間でありながら、日を追うごとに忘れてしまうのは人の悲しいさがといえます。
難しい言葉で残す必要はなく、今日起こった何気ないことを記しておくと、徐々にできることが増えていくさまが手に取るようにわかります。
今はあたり前の風景も、数ヵ月後、数年後に見返したときには、こんな頃もあったな〜と思い返して温かな気持ちになること間違いありません。
また、長期的にみると、成長曲線にのっているかなども時折確認できます。
急な体調不良に慌てないため
ついさっきまでにこにこしていた赤ちゃんが、突然嘔吐したり、急に体調が変わることは珍しいことではありません。
普段の様子を記録していると、定期健診や急な発熱で病院受診をしたときに、医師から食欲や排便状況を聞かれたときにも、日常との違いなどをすぐに答えることができます。
成長したわが子へ伝えたい
赤ちゃんの頃のことはおろか、2歳、3歳、はたまた小学校低学年の頃に好きだったものでさえも、子どもたちは忘れてしまいます。
でも、大好きなパパやママとどのように過ごしてきたかを聞いたり見たりすることは、子どもたちは大好きです。
筆者の息子も、母子手帳に走り書きしたメモや赤ちゃんの頃の写真などを、手に届くところに置いているとたまに自分で開いてみています。
成長記録を残すことは、一緒に過ごした時間や想いを伝えることでもあるのだと、息子を見ていて感じます。
また、小学校では小さかった頃のことを調べる授業があるのですが、記録が残っていると子どもに聞かれたときに慌てずに済みます。
次の章では、成長記録のさまざまなつけ方をご紹介します。
その1、成長記録アプリで残す
紙で日記をつけるほどマメじゃない。
そんな方へおすすめなのが、赤ちゃんを抱っこしていても片手で操作できる、スマートフォンアプリでできる成長記録。
授乳やおむつ交換をボタン一つの操作で入力完了できるものもあり、忙しいママも机に向かわなくても気軽に残せるのがアプリの良いところです。
特に、いつもと様子が違うときは早めに入力しておくと、その後の急な体調変化にも対応できます。
パパを含める家族で共有できるアプリを使うと、途中から受診をバトンタッチしても、家族の誰もがお医者さんへ赤ちゃんの状況を伝えることができるため、正確な情報を届けることができます。
以下にご紹介する2つのアプリは、いずれも家族で共有ができます。
ぴよログ
ぴよログは、リアルタイムで共有できる育児記録アプリです。
ボタン一つでミルクやおむつ交換、睡眠などの記録をつけることができ、長期的にみると生活リズムの傾向がわかります。
また、写真付きの日記を書いて、PDFに残せる点も魅力です。
成長曲線機能や食べた離乳食の食材リストなどをつける機能もあります。
(2023年2月時点の情報です。育児記録アプリは日々変化していますので、最新情報をご確認ください。)
パパっと育児
こちらのアプリもぴよログ同様、アイコンをタップするだけでさまざまな記録を残すことができます。
泣き声で感情を分析できるAI機能が搭載されており、無料で使うことができます。
初めてイベントの記録が何種類も用意されているところもおもしろいポイントです。
(2023年2月時点の情報です。育児記録アプリは日々変化していますので、最新情報をご確認ください。)
その2、写真に残す
最近のスマートフォンのカメラ機能は写真の解像度も高いため、子どもの日常写真はスマートフォンのみで撮影している方も多いのではないでしょうか。
ついつい撮りすぎてたまっていく写真も、スマートフォンアプリならお店に行くことなく簡単にアルバムづくりや現像ができます。
アルバムアプリ【ノハナ】
アルバムアプリ【ノハナ】では、20ページのフォトブックが作成できます。
毎月発行されるクーポンを使うことで、1冊無料(送料負担除く)でフォトブックの注文が可能でしたが、2022年5月より、注文した翌月のみ1冊無料に変更されました。
1冊390円(税込・送料別途275円)でフォトブックを注文すると、翌月1冊無料クーポンが届く仕組みです。(2023年2月現在)
毎月注文する方にはいいサービスだと感じます。(送料は別途275円発生します)
参考:フォトブック|ノハナ
ALBUS(アルバス)
ALBUS(アルバス)は、毎月選択した写真を8枚無料でプリントしてくれるアプリです。(送料別途242円・2023年2月現在)
現在、ましかくプリントのサービスを提供している会社は12社あるようですが、筆者はALBUS(アルバス)を使用していました。
ましかくに現像された写真を収納するアルバムなども追加料金で販売されており、おしゃれに残すことが可能です。
参考:毎月を宝ものに。ずっと残る家族のアルバム|ALBUS(アルバス)
SNS
写真のアルバム整理はできていないけれど、ブログやInstagramで順を追って成長を残しているという方もいらっしゃるかと思います。
Instagramでは、アカウントに鍵付きの設定をすると、その方が認証した”特定の知り合い”しか閲覧ができません。
家族や友人のみを閲覧可能としている鍵付きアカウントで近況報告をしたり、子どもの成長過程を共有しているといった声も、筆者の周りではよく耳にします。
その3、家族で共有する
パパのみでなく、コロナ渦でなかなか両親に会えない方、離れて暮らす方も近況を簡単に共有できるスマートフォンを使ったサービスは、他にもあります。
写真共有アプリ【みてね】
家族アルバムみてねでは、スマートフォンで撮影した子どもの画像や動画を簡単に共有できます。
見ることができるのは、招待した家族だけなので安心してアップロードできます。
さらには、アップロードするだけで自動で写真を整理する機能も付いています。
また、スマートフォンをなくしたときにも、みてねから大事な写真を復元できます。
参考:子どもの写真、動画を共有・整理アプリ|家族アルバムみてね
LINEアルバム
LINEの利用者数は9400万人以上。(2022年12月時点)
LINEでアルバムを作り、共有している方も多いのではないでしょうか。
アルバムはマンツーマンのトークでもグループLINEでも作ることができます。
また、各トークルーム100個までアルバムを作ることが可能です。
こちらも、万が一スマートフォンをなくしてしまっても、LINEのトークは消えてもアルバムは閲覧が可能なので、そこからの写真の再ダウンロードが可能となっています。
まとめ
さまざまな成長記録の残し方をご紹介しました。
育児の合間とはいえ、記録はときにはつけられなくてもOK!です。
写真も、たまってから手を付けてもまったく問題はありません。
無理せず楽しく続けていただけたら、と思います。
成長記録がいつか、未来で大きくなったわが子と、こんな頃もあったんだよと親子で振り返るコミュニケーションの時間になれば幸いです。