雪がほとんど降らない地域に住んでいると、ウインタースポーツは身近ではありません。
「家族でウインタースポーツを楽しみたい」「子どもにスノーボードやスキーを体験させたい」と思っても、二の足を踏んでしまう方も多いでしょう。
我が家もそうでした。
そんなとき、中学生と高校生の息子たちが冬季オリンピックのスノーボードを見て「かっこいい」「やってみたい」と呟いたのを耳にし、思い切って出かけることにしました。
この記事は、福岡生まれ福岡育ち、スノボ経験は片手で数えるほど(しかも20年以上前)の筆者が、ほぼ同様の夫とともに、ウインタースポーツ未経験の息子2人と、広島県・妻鹿平温泉めがひらスキー場に行った体験談です。
ちなみに、親は連れて行っただけ、実際に滑ったのは息子たちのみです。
目次
スキー場まで楽に行けるレンタカーで出発

スキー場までの主な往復手段は、車(レンタカー)、スキー場に直行するスキーバス、公共交通機関(JRなど)の3つです。
今回、我が家はレンタカーで移動しました。
レンタカーを選んだ理由は「(体が大きいため)バス移動は疲れる」「JRの駅からスキー場までのバスがコロナ禍のため運休していた」の2つ。
自家用車は使わず、リラックスして過ごせる大型車をレンタルしました。
車を利用すれば荷物の量を気にせずに済み、ドアtoドアでとても楽です。
親はスノーボードをせずに、子どもたちを見守ると決めていたので、運転で疲れても問題はなく、それも車を選んだ理由の一つでした。
一方で、スキー場周辺は雪が積もっているため、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンの用意が必須です。
レンタカーショップでタイヤチェーンをレンタルしたうえで、高速道路のICから近い「めがひらスキー場」を選びました。
スキーバスや公共交通機関の特徴
スキーバスは、スキー場に直行でき、料金が手頃です。
車を運転する労力がいらないので、親もスノボやスキーを楽しもうと思っているならバスが楽でしょう。
ただし、休憩場所に決まっているPA以外で自由に乗り降りできないので、小さい子どもを連れての利用は難しいかもしれません。
公共交通機関を使う場合はスキー場と駅が近いことや、駅からスキー場への送迎バスがあることが最低条件です。
私が行ったときは、コロナを理由に駅からゲレンデへの直行バスが休止していました。
また、東日本にはJRの駅の目の前がゲレンデというスキー場もありますが、西日本では見つけられませんでした。
ウェアやボード、ブーツはスキー場でレンタル
スキー場内のレンタルショップでボードやブーツ、ウエアのレンタルができます。
スキー場の近隣にもレンタルショップはありますが、使いたいボードのブランドなどに特にこだわりがなければ、持ち運びの手間が少ないスキー場のレンタルが便利です。
今回は2日間利用だったため、割引料金になりました(返却・レンタルは1日ごと)。
帽子とゴーグル、手袋は事前に購入
帽子、ゴーグル、手袋はレンタルできないため、事前に購入しました。
小物がレンタルできるかどうかは、レンタルショップによって異なります。
レンタルできなくてもスキー場やレンタルショップで購入できることが多いですが、自分の好みの物をじっくり選びたいなら事前準備がおすすめです。
初心者向けスクールに参加
同行者の中にイチから教えてくれる友人、知人、家族がいない場合は、スクールに参加しましょう。
スキー場では、年齢やレベルに合わせた複数のクラスを開講しています。
資格保持者が教えてくれることもあり、スクールに参加すると格段に上達します。
私が行ったスキー場のスクールは事前予約ではなく当日申込制だったので、開始時間より早めに行って朝イチの回に申し込むことができました。
スクールには、家族連れ、子どもだけ、カップル、外国人など、さまざまな方が参加していました。
初心者にスクールが必要な理由
初心者向けのスクールに参加した方が良い理由は、用具の確実な装着方法、やってはいけない危険な行動、危険を避ける方法などを、しっかりと教えてもらえるからです。
ゲレンデでは皆がマナーを守ってスキーやスノーボードを楽しんでいます。
マナーを守らないと他の方を危険にさらしかねません。
自己流では学べない部分なので、身近に教えてくれる経験者がいないなら参加がおすすめです。
自分たちで滑ってみる!

スクールに参加したことで、子どもたちは基本の滑りとリフトの乗り降りができるようになりました。
スクールで何度か上り下りしたおかげで、すっかりゲレンデの様子を理解した息子たちは、兄弟仲良くリフトに乗り、何度も滑り降りて楽しんでいました。
一方その頃、親たちは……ゲレンデの隅で子どもの様子を撮影したり、休憩スペースに入って温まったりしていました。
そうしているうちに「あれ?次男が普通よりうまいぞ?」と気付きました。
長男も普通には滑れるのですが、次男の上達のスピードが早く、格好も様になっているのです。
本人も手ごたえがあったようで「高校にスノボ部があれば入るのになぁ~」と言っていました。
スノーボードをしなければ気付けなかった一面なので、連れてきてよかったなと思いました。
小さな子ども向けの雪遊びゾーンも
ファミリーゲレンデのそばには、小さな子ども向けの雪遊びゾーンがあり、そりで滑ったり、雪に触れたりして楽しむ様子が見られました。
多くのスキー場に雪遊びやそり遊びのコーナーが設けられているので、事前に確認してみると良いでしょう。
疲れたら休憩所や飲食コーナーでリラックス
休憩所では運転に疲れた大人や、ゲレンデで遊び疲れた子どもが、レジャーシートを敷いて寝転がっている姿を見かけました。
ラーメンや洋食、ハンバーガーなど飲食コーナーも充実していて、なかでもヴィーガンメニューがあったことに驚きました。
私が行ったときはコロナを理由に閉鎖されている休憩所があったので、通常どおり営業されているかを確認した方が安心です。
スキー場近くのホテルに宿泊
私の自宅がある福岡県から広島県のスキー場へは、前日の夜に出発して車中泊し、当日早朝からスノーボードを楽しんで、午後に帰途に就くスケジュールでも十分楽しめます。
今回は、コロナ禍でずっと旅行できていなかったことや、せっかくなら長い時間楽しみたいことを理由に、現地で一泊することにしました。
ゲレンデに隣接しているホテルに泊まりたかったのですが、満室で予約できなかったので近隣のホテルを予約。
車で5分程度と近かったので支障はなく、宿泊しているのはスキー客ばかりで、ホテルの方も慣れていました。
一方で、小さい子どもを連れていくなら、ゲレンデ隣接ホテルの方が楽だとも思いました。
子どもがぐずったときなどに、ホテルの施設を利用できるからです。
初心者向けスキー場の選び方まとめ
初心者がスキーに行くときにチェックしたいポイントは以下の6つです。
- スキー場までのアクセス、交通手段
- 初心者向けスクールの開講時間、申し込み方法
- レンタルできる道具の内容、必要な小物
- 初心者向けゲレンデの有無
- 宿泊する場合は、ゲレンデ隣接やスキー場周辺の宿泊施設
- スキー場の休憩所、飲食情報
なかには、スキーヤーだけが利用できる、スキー専用ゲレンデもあります。
スノーボードをしたい場合は、スノーボードができるかどうかも確認しておきましょう。
親子ともに初心者でも十分楽しめる!

子どもに教えるほどの経験が親になくても、スクールを利用すればスノーボードの基本を身に着けることができ、十分楽しめます。
息子たちは2日間の経験でスノーボードにすっかり夢中になりました。
今回、私と夫は、普段の運動不足からケガをしてしまいそうで滑りませんでしたが、同年代の初心者もスクールやゲレンデにはたくさんいました。
次回行くことがあれば、今度は私も雪山に……と少しだけ思っています。
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ママライタープロフィール

中学生と高校生の息子たちを子育て中のママライター。(※原稿執筆時)
息子たちの興味に合わせて、鉄道、天体観測、自学などを楽しんできましたが、思春期になったいま、息子との会話は専らスポーツ観戦です。
DIYやお笑い鑑賞、フリマアプリで不用品を売ったり、ポイ活をしたりと、種類を問わず興味のおもむくままに楽しんでいます。


































