三重県津市は三重県の県庁所在地であり、子育て世帯に優しい街として知られています。
市全体が充実した子育て支援制度を展開しています。
教育機関やスーパー・医療機関の数も多く、自然が豊かで、親子で遊べるスポットが充実していることも魅力です。
この記事では、引っ越し前に知っておきたい、津市の子育て支援制度や周辺環境などをご紹介しています。
津市への引っ越しを考えている方はぜひ参考にしてください。
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目次
津市は子育て支援に力を入れている
三重県津市は、伊勢平野の中心に位置しており、東は伊勢湾、西は奈良県境と、自然に恵まれた街です。
三重県の県庁所在地であり、電車はJRや近鉄、バスは三重交通が走っています。
また、伊勢自動車道や国道が整備されているため、近隣県への移動もしやすいです。
三重大学をはじめとして、さまざまな高等教育機関・研究機関が存在しているのも特徴です。
そんな津市は、子育て支援にも力を入れています。
以下では、津市が子育てしやすい街と評価される理由を具体的に二つご紹介します。
安心して子育てできる支援制度が充実
津市は、安心して子育てできる子育て支援制度が充実しているのが魅力です。
幼稚園と保育所を一体化してこども園の整備を進めたり、地域子育て支援センターや病児・病後児保育の充実、放課後児童クラブの整備をおこなったりなど、市が中心となって、安心して子育てするためのさまざまな取り組みを推進しています。
子ども・子育て支援を社会保障の一つとして位置付けており、安心して子育てできる街です。
育休退園を廃止
津市は、育児休暇を取得した場合に保育園を退園になってしまう「育休退園問題」に取り組み、育休退園を廃止しました。
育休退園を廃止することで、保護者の就労継続を支援できたり、子どもに与えられる環境変化によるストレスを軽減できたりします。
育休を取得しても保育園を継続して利用できるのは、共働きの子育て世帯にとって大きなメリットです。
津市の子育て環境
続いて、津市の子育て環境をご紹介します。
子どもの人口
2022年6月30日現在、津市の0～14歳の子どもの人口は32,752人です。
津市の人口全体の約12.0％に相当します。
教育施設の数
津市の教育施設の数は、2020年度時点のデータで下記のとおりです。
| 幼稚園 | 34園 |
|---|---|
| 小学校 | 50校 |
| 中学校 | 23校 |
| 高等学校 | 12校 |
なかでも、いなべ市社会福祉協議会 石榑保育園は、自然に触れ合う機会が多く設けられている私立の保育園です。
園庭にたくさんの果樹が植えられており、四季を感じることができます。
また、季節の行事も多く、友だちと元気に遊ぶ経験を通して、のびのびと子どもを育てられる保育園です。
周辺環境
犯罪情報や交通事故の情報、防災情報など、津市の周辺環境をチェックしましょう。
犯罪情報の確認
津市内の犯罪統計をチェックすると、2021年の津市の犯罪認知件数は1,169件でした。
前年に比べると355件減少しています。
内訳を見ると、窃盗犯が817件と最も多くなっています。
窃盗犯には、侵入盗・乗り物盗・非侵入盗があります。日頃から防犯対策を徹底することが大切です。
交通事故の多い場所を確認
「令和4年刊 三重県統計書」によると、2020年に起きた津市内の人身事故は388件でした。
路線別に見ると、発生件数が最も多いのは市町道やその他道で起きた人身事故が158件、次いで国道23号線で起きた人身事故が117件となっています。
国道23号線は、三重県の南北を結ぶ幹線道路として重要な役割を果たしており、交通量が多い道路です。走行する際は特に注意しましょう。
参考：令和4年刊 三重県統計書 244交通事故発生状況－警察署別－(人身事故)
防災情報の確認
津市で想定される自然災害によるリスクやハザードマップは、津市防災マップのページから確認できます。
津市では、洪水や土砂災害、ため池ハザードマップが公開されています。
ハザードマップは、災害時の危険地帯や避難場所などが記された重要な情報です。
お住まいの地域のハザードマップや防災情報を確認し、日頃から備えてください。
参考：津市 ハザードマップ等
スーパーや医療機関の数
津市にはスーパーが約65店舗あります。
また、津市にある医療機関の数は一般診療所が約220ヵ所、病院が約20ヵ所です。
子育て世帯が引っ越す際は、周辺環境を念入りに調査しましょう。
引っ越し前に押さえておくべき賃貸の周辺環境に関しては、以下の記事を参考にしてください。
参考：NAVITIME 三重県津市のスーパー
JMAP地域医療情報システム 三重県津市
津市の主な子育て支援制度
津市が実施している子育て支援制度に関して、ここでは具体的に3つご紹介します。
赤ちゃん訪問・未熟児訪問
赤ちゃん訪問・未熟児訪問は、生後4ヵ月までの子どもがいる家庭を保健師や助産師などが訪問し、子育てに関する相談を受けたり情報提供をおこなったりする仕組みです。
また、低体重児出生届を出している家庭を対象に、家庭訪問もおこなっています。
子育てに関する悩みを相談でき、便利な情報も得られるため、子育て世帯に役立つ制度です。
津市ファミリー・サポート・センター
津市ファミリー・サポート・センターは、育児の支援を受けたい方と育児の援助をおこないたい方が集まっている相互援助の組織です。
ファミリー・サポート・センターがマッチングをおこないます。
有償ボランティアとなっており、育児の支援を受けたい方は比較的低価格でサービスを利用でき、援助をおこないたい方は報酬を受け取れるシステムです。
このように、地域が一体となって子育て世帯を助け合う制度が整っています。
子育てハンドブック
子育てハンドブックは、津市の子育て支援に関係する情報をまとめた便利な冊子です。
pdfで気軽に閲覧できます。各項目ごとに知りたい情報が多く掲載されているため、子育て世帯に欠かせません。
参考：津市 子育てハンドブック
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津市の待機児童数
津市では2020年10月1日現在、待機児童が54人発生しています。
年度当初はゼロを達成していますが、毎年年度途中に待機児童が発生しています。
今後も、継続して子どものための教育・保育給付に力を入れ、特に潜在保育⼠の掘り起こしに努める方針です。
津市で子育てにおすすめの施設
最後に、津市で子育てにおすすめの施設を3つご紹介します。
にこにこキッズ
にこにこキッズは、津市北部市民センターで毎月2回おこなわれており、子育てボランティアと一緒に親子で遊べるイベントです。
夏は近隣の幼稚園で開催され、外で体を動かして遊べます。
ほかの家庭と交流できるだけでなく、子育ての相談もできるため、子どもだけでなく保護者にとってもうれしいイベントです。
亀山サンシャインパーク
亀山サンシャインパークは、東名阪自動車道の亀山パーキングエリアと、都市公園が一体となった施設です。
14.2haと広大な面積を誇り、のびのびと過ごせる芝生広場やバーベキューが楽しめるスペース、アスレチックが楽しめるキッズランドなど、親子で楽しめる遊び場が充実しています。
車でアクセスしやすく、ドライブ途中に気軽に立ち寄れるのも魅力です。
交流プラザ
交流プラザは、市芸濃庁舎南側芝生広場にあるげいのうわんぱーく内に設置された、屋内で体を動かせる施設です。
ボルダリングやアスレチックが楽しめるほか、読書や落書きで遊べるスペースも用意されており、天候を気にせずに遊べるのが魅力です。
また、屋外には芝生広場もあり、晴れている日には外で思い切り遊べます。
まとめ：津市に家族で住むならファミリー向けの賃貸物件が豊富な賃貸サイトを利用しよう
津市は、三重県の県庁所在地として交通機関や道路が整備された便利な街であり、自然も豊かで子育て世帯に住みやすい街です。
市全体がさまざまな子育て制度を積極的に展開しており、安心して子育てできます。
また、育休退園制度を廃止しており、共働き世帯にもうれしい街です。
親子で体を動かして楽しめる広いスポットも充実しています。
三重県への引っ越しを検討されている方は、子育て世帯が住みやすい津市も候補の一つに選んでみてください。
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