暑い時期のお弁当どうする?食中毒を防ぐポイントは?

暑い時期のお弁当どうする?食中毒を防ぐポイントは?

幼稚園のお昼ご飯や週末のお出かけ時、夏休みの学童保育、給食のない学校など、暑い時期でも子どものお弁当を作る機会があるママ・パパは多いと思います。

気温が高い季節のお弁当作りで気をつけたいのが「食中毒」。

この記事では、暑い時期にお弁当作りをする際の具体的な食中毒対策や、食材の選び方などを詳しく解説します。

ぜひ参考にして、お弁当の食中毒対策に役立ててくださいね。

お弁当を作る前の注意ポイント

お弁当を作る前の注意ポイント

しっかりと食中毒対策をおこなうのであれば、お弁当におかずやご飯を詰める前の準備段階で、ママ・パパが気をつけておきたいポイントがいくつかあります。

まずはお弁当を作る前の注意ポイントを見ていきましょう。

手や調理器具をきれいに洗う

お弁当作りをする際は、調理の前に必ず手や調理器具をきれいに洗っておきましょう。

調理前だけでなく、調理中に生肉・魚介類・卵などを触ったとき、またトイレに行ったときなども、再度手をきれいに洗うことを忘れてはいけません。

もし手に傷がある場合は、ビニール製の手袋などをつけるといいでしょう。

また、まな板や包丁、お弁当箱など、直接お弁当作りに関わるアイテムは事前に洗剤を使ってきれいに洗っておくことが大切です。

そのあとしっかりと乾燥させたものを使うことで、食中毒を防ぎやすくなりますよ。

菜箸などの盛り付け時に使用する道具も、誰も口をつけていない清潔なものを使うよう心がけましょう。

暑い時期のお弁当作りのポイント

暑い時期のお弁当作りのポイント

次は暑い時期のお弁当作りに使う、食材の扱い方や選び方を紹介します。

おかず調理のポイントにも触れるので、ぜひ食中毒対策の参考にしてください。

野菜やフルーツは水気を切る

ミニトマトやさくらんぼなどのフルーツは、夏のお弁当にそのまま入れられる人気食材です。

しかし、そのまま入れられるのは便利ではあるものの、加熱されていない生モノをお弁当に入れることになるため、食材が傷まないか心配なママ・パパも多いでしょう。

加熱処理されていない食材をお弁当に入れる際はよく洗い、しっかりと水気を切ってから詰めることが大切なポイントです。

特に汁気が出やすいものは、別の容器に入れるなどの工夫をすることで食中毒を防ぎやすくなります。

ミニトマトは、必ずヘタを取ってから入れること。

また、気温が高すぎる日などは無理に生野菜や果物を使う必要はありません。

おかずには茹でた枝豆やとうもろこし、デザートには凍らせたゼリーを入れるなど、手間をかけずに用意できる傷みにくい食材で代用するようにしましょう。

ごはんやおかずはしっかり加熱して冷ます

食中毒対策を徹底するのであれば、お弁当に詰めるおかずは中心部までしっかりと加熱調理することが大原則です。

卵料理も半熟はNG、ハムやかまぼこなどの食材も、できれば加熱調理しておくことが望ましいです。

作り置きおかずを使用する場合も、傷むのが心配な場合は再加熱するようにしてください。

また、加熱後はしっかりと冷ましたものをお弁当箱に詰めるようにしましょう。

ごはんもおかずも、温かいうちにお弁当箱に詰めてしまうと蒸気がこもって水分となり、傷みの原因となってしまいます。

おにぎりはラップで握る、おかずの取り分けは菜箸を使うなど、なるべく素手で食材に触れないようにすることも食中毒対策には欠かせません。

NGな食材、おすすめのおかずは

混ぜご飯や生野菜、煮物などの水分が出やすい食材やおかずは、傷みやすいので暑い時期のお弁当には向いていません。

一方、お酢や生姜、梅干しなどの食材を使ったおかずは、殺菌効果が期待できるため夏のお弁当にぴったりです。

お弁当のメインおかずは、からあげなどの揚げ物や焼き物など、なるべく水分が少ないものを選ぶことが食中毒対策のポイントです。

冷凍食品も活用しよう

お弁当作りに大活躍してくれる冷凍食品も、食中毒対策を心がけるのであれば、「自然解凍OK」と書かれているものを使うのがおすすめです。

自然解凍OKの冷凍食品はお弁当の保冷剤的な役割も担ってくれるため、お弁当を傷みにくくする効果が期待できます。

ただし、お弁当箱に詰める際は、隣り合うおかずも冷めた状態であることを確認してから詰めるようにしましょう。

また、「自然解凍OK」の表記がない冷凍食品を自然解凍するのも避けた方が良いです。

使い捨てカップや仕切りを利用

おかずをお弁当に詰める際は、使い捨てカップや仕切りを活用することで食中毒を防ぎやすくなります。

使い捨てのアイテムを使用することで、食品からの水漏れや、他の食材に細菌が移るのを防ぐ効果が期待できます。

夏の暑い時期には繰り返し使用できるシリコンカップより、使い捨てカップを利用すると、より効果的な食中毒対策につながりますよ。

保冷剤や保冷バッグを活用

お弁当を作ってから食べるまでに時間が空く場合は、お弁当用の保冷剤や保冷バッグを使うのがおすすめです。

また、お弁当の保管場所はなるべく涼しいところを選び、あまり長時間保管しないよう気をつけましょう。

お弁当を作ってから食べるまでにかなり時間が経ってしまうことがあらかじめわかっている場合は、お弁当箱やお箸類なども使い捨てのものを用意するのがいいかもしれません。

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お弁当を食べる際の注意ポイント

お弁当を食べる際の注意ポイント

次はお弁当を食べるときと、お弁当箱を持ち帰ってきたときの注意ポイントを3つ紹介します。

食べる前には、手をきれいに

お弁当を食べる前は、必ず手をきれいに洗いましょう。

目に見えなくても、手にはさまざまな細菌が付着しています。

特に指と指の間や、爪の間などには汚れが残りやすいもの。

細かな部分まで念入りに手洗いをして、きれいな手でおいしくお弁当を食べられるよう意識することが大切です。

子どもが外でも自発的に手洗いができるよう、自宅でも食事の前に親子で一緒に手洗いをする習慣をつけられるといいですね。

変だなと思ったら食べないこと

お弁当の様子が少しでも変だな、と思ったら、いくらお腹が空いていたとしてもそのお弁当を食べるのはやめましょう。

子どもにお弁当を持たせる場合も、「お弁当の味やニオイがおかしい」「いつもと違う」などと感じるようであれば、すぐに食べるのをやめるよう事前に子どもに伝えておくことが重要です。

食べたあとのお弁当箱の洗い方

持ち帰ってきたお弁当箱を洗うときも、ただ闇雲に洗剤で洗えばいいというわけではありません。

フタのパッキンはきちんと外し、細かい部分は泡スプレータイプの洗剤やブラシなどを使って隅々まで洗うよう心がけましょう。

また、洗ったあとは十分に乾かしてから使うことで食中毒対策を防ぎやすくなります。

もしお弁当箱を洗った直後におかずを詰める必要があるときは、清潔なふきんやキッチンペーパーなどを使って、しっかりと水分を拭き取ってからお弁当を作るようにしましょう。

まとめ:傷みにくいお弁当作りを

今回は暑い時期や湿気の多い時期にお弁当を痛みにくくする方法や、食中毒を予防するポイントをお伝えしました。

ぜひ今回の記事を参考にして、夏の暑さに負けないおいしくて安全なお弁当作りを心がけてくださいね。

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