子どものマイナンバーカードの取得方法が知りたい!注意点や活用できる場所って?

シャボン玉をする子供達

マイナンバーカードはもう取得しましたか?

マイナンバーカードの保有率は、令和5年8月末時点で70%を超えており、ずいぶん普及してきました。

年齢別の保有率としては、55歳以上が75%以上で最も高くなっており、30代・40代の子育て世帯は70%前後と若干低く、その子どもの世代はそれよりも少し低い保有率になっています。

一番保有率が低いのは0〜4歳の小さな子どもですが、子どもの分の申請は後回しになっていたり、子どもの分を申請できることを知らない保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

参考:マイナンバーカードの交付・保有枚数等について(令和5年8月末時点)

子どものマイナンバーカードの取得方法や注意点を、わかりやすくお伝えします。

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ママライタープロフィール

ryo

小3の息子、小1の娘を持つママライター。(※原稿執筆時)
ズボラな性格も相まって家事時短ライフハックに興味津々。
食べることも好きで、簡単でおいしいレシピを集めています。
キャンプや野外フェスなど、アウトドア活動が大好きです。

マイナンバーカードって?

数字のブロック

マイナンバーとは、日本に住民票を有するすべての方(外国人も含む)に付与される12桁の個人番号のことで、マイナンバー制度は、税・社会保障・災害対策の3分野で、個人の情報の統一を目的として導入されました。

マイナンバーカードは、マイナンバーが記載されたカードのことです。

マイナンバーは出生届を出して日本国内に住民票が登録された時点で作成されるため、生まれたばかりの0歳の赤ちゃんでもマイナンバーカードを作ることができます。

申請者が15歳未満の場合は、法定代理人である親が代理申請することで、マイナンバーカードを取得できます。

マイナンバーカードの基本概要

マイナンバーカードの表面には、本人の顔写真と氏名、住所、生年月日、性別が記載されており、本人確認書類として利用できます。

カードの裏面には、ICチップとマイナンバーが記載されており、税・社会保障・災害対策の手続きをおこなう際の番号確認に利用できます。

ただしICチップ自体には、税や年金、特定健診結果や薬剤情報などのプライバシー性の高い情報は入っていないうえ、不正に情報を読み出そうとする場合、ICチップが自動で壊れる仕組みになっています。

参考:デジタル庁 マイナンバーカードとは

これまでは、行政機関で手続きをする際に多くの提出書類が必要でしたが、マイナンバーを提示することで、添付書類が減り手続きが楽になります。

行政機関側の確認作業がスムーズになり、手続き時間の短縮にもつながります。

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マイナンバーカードの発行の流れ

15歳未満の子どもがマイナンバーを取得するためには、法定代理人である親による申請が必要です。

申請手続きの流れは、大人のときとほとんど同じです。

マイナンバーカードを申請する方法は、郵送、オンライン、役所での直接申請、証明写真機など、いくつかあります。

ここでは一番手軽なスマートフォンでのオンラインの申請をご紹介します。

マイナンバーカードを申請する

オンラインで申請する場合、登録用のメールアドレスが必要になるため準備しておきましょう。

スマートフォンを使って申請するには、交付申請書にあるQRコードを読み取り、申請用のWebサイトにアクセスして行います。

参考:マイナンバーカード総合サイト オンライン申請

オンライン申請サイトにアクセスしてメールアドレスを登録します。

顔写真を登録する

登録されたメールアドレス宛に通知される申請者専用Webサイトにアクセスし、顔写真を登録します。

赤ちゃんでも顔写真が必要です。

赤ちゃんの場合は、白い布の上に寝かせるなど、他の方や派手な背景が映り込まないよう気をつけて撮影しましょう。

スマートフォンでの申請の場合、事前に写真を用意していなくても、操作中に撮影が可能です。

その他申請情報を登録する

生年月日や電子証明書の発行有無、氏名の点字表記希望の有無などの申請情報を登録します。

送信

必要事項を入力したら送信します。

登録したメールアドレス宛に申請が完了した旨のメールが届いたら、申請手続き完了です。

審査後に発行、受け取り

申請手続き完了から1ヵ月ほどすると、市区町村から交付通知書(ハガキ)が自宅に届きます。

必要書類を持って、交付通知書に記載された交付場所に期限までに、本人が受け取りに行きます。

申請者本人が15歳未満の場合は、本人と法定代理人である親が一緒に受け取りに行きます。

交付窓口で本人確認、暗証番号設定の手続きを済ませると、マイナンバーカードが交付されます。

マイナンバーカード申請の注意点

マイナンバーカードの写真

マイナンバーカードを申請するときの注意点や、受け取ったあとに気をつけるべき点をお伝えします。

カードの発行までの期間

マイナンバーカードの交付申請を行ってから1ヵ月ほどすると、交付通知書(ハガキ)が自宅に届きます。

申請後、マイナンバーカードを受け取らずに市外に引っ越した場合には、新しい市区町村で再申請が必要になるためご注意ください。

窓口や予約の確認

交付通知書が届いたら、申請者本人が受け取りに行きます。

15歳未満の子どもの場合は、子ども本人と法定代理人が同行して受け取りに行きます。

事情により申請者本人である子どもを窓口に連れていけない場合は、お住まいの自治体窓口に相談してみましょう。

お住まいの市区町村によっては、事前予約が必要です。

交付場所や受付時間など、交付通知書をよくご確認ください。

個人情報の取り扱い

マイナンバーカードは盗難にあったり、紛失することもあります。

マイナンバーカードには、個人番号・住所・氏名・誕生日が記載されているため、個人情報漏洩のリスクがあります。

アプリやコンビニの端末でマイナンバーカードを使用する場合、4桁の暗証番号さえわかってしまえば悪用されてしまう可能性があります。

暗証番号は誕生日や電話番号など予測しやすいものは避け、他人に知られないよう管理しましょう。

盗難・紛失した場合は、24時間365日受け付けている個人番号カードコールセンターに電話して一時停止を依頼しましょう。

有効期限の確認

マイナンバーカードには有効期限があります。

20歳以上なら、発行の日から10回目の誕生日まで、20歳未満の場合は、容姿の変動が大きいことから、5回目の誕生日までとなっています。

有効期限が切れると、身分証明証として使えなくなるため、忘れずに更新手続きをしましょう。

有効期限まで3ヵ月を切った日から更新の手続きができます。

マイナンバーカードはどんなところで活用できる?

マイナンバーカードは、本人確認書類や健康保険証として使えたり、各種証明証をコンビニで発行できたり、さまざまな活用方法があります。

子育て世帯の活用方法

マイナンバーカードを使って、政府が運営するオンラインサービスであるマイナポータルへログインできるようになります。

マイナポータルでは、妊娠の届け出や児童手当の手続きなど、子育てに関する手続きの電子申請ができます。

マイナポータルで預貯金口座の情報を登録した場合は、よりスムーズに給付金を受け取ることができるようになります。

学生の活用方法

自治体によっては、マイナンバーカードを図書館カードとして利用できます。

国民年金の保険料の免除・猶予、国民年金への切り替えの手続きをマイナポータルで行えます。

まとめ

公園で遊ぶ兄弟

マイナンバーカードは、マイナポイントなどデジタル庁の普及活動の甲斐もあって国民の7割が保有するまでになりました。

一方で、15歳未満の子どもたちの普及率はやや低い状況にあります。

マイナンバーカードは今後もスマートフォンへの搭載や運転免許証との一体化など、生活の利便性をあげるための施策が検討されています。

法定代理人である親がスマートフォンで簡単に申請できるので、これを機に子どものマイナンバーカードを申請してみてはいかがでしょうか?

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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。

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