【メンタルリープとは】いつまで続く?月齢別の特徴や計算法を紹介

【メンタルリープとは】いつまで続く?月齢別の特徴や計算法を紹介

メンタルリープとはどんなものかの基礎知識からメンタルリープの特徴や計算法、いつまで続くのかを紹介します。

メンタルリープを理解して、赤ちゃんが成長する段階で通過する理由のわからないぐずり期や、発達段階でどのように行動が変化していくのかを知っておくと、育児をするうえで気持ちが楽になり負担を減らせます。

ぜひ参考にしてみてください。

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メンタルリープとは?時期や計算方法を解説

メンタルリープとは?時期や計算方法を解説

メンタルリープとはどのようなものなのでしょうか。

時期や計算方法、いつまで続くのかなど、概要を紹介します。

メンタルリープって?

メンタルリープ(Mental Leap)とは、赤ちゃんの成長過程で脳が急激に発達する時期に、理由がわからず激しくぐずって泣くことです。

mentalは「精神の」「知能の」という意味があり、leapは「跳ぶ」「跳び越える」「急激な変化」を意味する言葉です。

メンタルリープはオランダのF. プローイユ博士とH. ヴァン・デ・リート博士の夫妻が発見したものです。

彼らが書き、世界14ヵ国語に翻訳されている『The Wonder Weeks』に詳しく記載されていて、メンタルリープ公式育児書となっています。

日本語訳は『不思議な週齢ワンダーウィーク』として出版されていますが、メンタルリープ公式アプリ『ワンダーウィーク』などもリリースしています。

メンタルリープが起きるのはいつからいつまで?

メンタルリープは生後20ヵ月までの間に10回起きるとされています。

出産予定日から数えて5週目、8週目、12週目、19週目、26週目、37週目、46週目、55週目、64週目、75週目です。

ただし、育つ環境や性格によって赤ちゃんの成長には個人差があるので、メンタルリープが起こる時期は1~2週間程度ずれることがあります。

メンタルリープの時期の計算方法は?

メンタルリープは赤ちゃんの誕生日ではなく、出産予定日から計算します。

メンタルリープ公式アプリ(有料)の他、無料で計算できるWebツールもあるので、利用してみると簡単に計算でき、いつメンタルリープの時期に差しかかっているかがわかります。

また、次のメンタルリープがどれくらいの時期に起こるかも予測できて便利です。

メンタルリープを知ると良いことは?特徴やメリットを紹介

メンタルリープ時期の赤ちゃんはどのような特徴があるのか、メンタルリープを把握しておくとどのようなメリットがあるのか、注意点も含めて紹介します。

メンタルリープ時期の赤ちゃんの特徴や症状

メンタルリープ時期の赤ちゃんは、夜泣きやぐずりがひどく、あやしても泣き止まない状態になり、どう対処したら良いのかわからないと不安を感じるパパやママは少なくありません。

また、これまでできていたことができなくなるなど、成長が退化しているかのように感じてしまう場合もあります。

メンタルリープを知るメリットと注意点

メンタルリープを知っておくと、赤ちゃんの状況を事前に把握できるので、発達段階に合った遊びやケア方法をあらかじめ準備できます。

赤ちゃんがぐずっていてもメンタルリープ時期なのだからと納得でき、パパやママのストレスも軽減されるでしょう。

ただし、メンタルリープはすべての赤ちゃんで同様の時期に同様の症状が出るわけではないので、あまり囚われすぎず参考程度にしておくのがおすすめです。

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【メンタルリープ一覧】時期別の特徴

【メンタルリープ一覧】時期別の特徴

10回のメンタルリープが起こる時期と特徴をそれぞれ紹介するので、参考にしてください。

1回目:五感のリープ(生後5週頃)

1回目のメンタルリープは、物事の感じ方が変化する生後1ヵ月頃に起こります。

周りで起こる出来事に興味を示すようになり、匂いや音などの刺激に不安を感じるようになります。

じっと何かを見つめたり、触れられると笑ったりする反応が見られる時期です。

2回目:パターンのリープ(生後8週頃)

2回目のメンタルリープは、身の回りの物事に規則性があることに気付き始める生後2ヵ月頃に起こります。

繰り返し見たものを覚え、感じられるようになり、自分の手足を動かすのを見る、「あー」「うー」などの喃語を発するようになる時期です。

この時期の赤ちゃんは、音のするほうに顔を向けるようになります。

3回目:推移のリープ(生後12週頃)

3回目のメンタルリープは、首が座り、体重も生まれたときの約2倍になり、体つきもしっかりしてくる生後3ヵ月頃に起こります。

五感もこれまで以上に発達し、模様や色など、一つひとつを点として理解していたものを線として理解できるようになります。

見たいものを見るときに身体をよじったり頭を向けたりして目で追うなど、心身ともに赤ちゃんの発達を強く感じられるようになる時期です。

4回目:出来事のリープ(生後19週頃)

4回目のメンタルリープは、日常の短い時間に連続して起こる現象を一連の現象としてとらえられるようになる生後5ヵ月頃に起こります。

理解力が急激に発達する時期で、リズム遊びやボールの動きにも反応するようになります。

5回目:関係のリープ(生後26週頃)

5回目のメンタルリープは、目で見えるものの位置関係や距離など、物事の関係性が分かるようになる生後6ヵ月頃に起こります。

ママがそばにいないことや離れることに不安を感じて、ずりバイやハイハイをしながらママの後追いをしてくるようになり、目が離せなくなる時期です。

6回目:分類のリープ(生後37週頃)

6回目のメンタルリープは、見たものを分類できるようになる生後9ヵ月頃に起こります。

さまざまなものを探求するようになり、手に持って観察したり、食べ物をつぶしたりつかんだりして、他の似たものとの違いを理解できるようになります。

人の言葉も少しずつ理解できるようになる時期です。

7回目:順序のリープ(生後46週頃)

7回目のメンタルリープは、物を分類するためにバラバラにした分類のリープの頃とは逆に、物事に順序があることを知り、自分で組み立てられるようになる生後11ヵ月頃に起こります。

積み木を積んだり型はめパズルにどの形があてはまるかを考えて適切な組み合わせを考えたりできるようになる時期です。

8回目:工程のリープ(生後55週頃)

8回目のメンタルリープは、赤ちゃんから幼児に移行する1歳頃に起こります。

物事の順番や工程を理解できるようになり、何でも自分でやりたがる時期です。

でも、やりたいことを途中で止められたり、うまくいかなかったりすると、叫んだり怒ったりしてヒステリー状態になってしまうこともあります。

9回目:原則のリープ(生後64週頃)

9回目のメンタルリープは、学んできたものごとにルールや原則があることを理解し、守らせようとする1歳3ヵ月頃に起こります。

自我が強くなり、自分の思いどおりにならないと暴力的になることもある時期です。

10回目:体系のリープ(生後75週頃)

10回目のメンタルリープは、これまで学んできたことを体系的に理解し、大人と同じように物事を見てとらえられるようになってくる1歳7ヵ月頃に起こります。

状況に応じて態度を選んだり加減したりできるようになる時期です。

善悪の判断もできるようになってきて、環境に合わせた適応もできるようになってくるものの、以前よりも体力がついているので、かなり激しくぐずる可能性があります。

まとめ:子育ての悩みの参考になりますように

まとめ:子育ての悩みの参考になりますように

メンタルリープの時期を知っていると、赤ちゃんがなぜぐずり泣きをするのか、赤ちゃんのなかではどのような変化や成長を遂げているのかがわかるようになります。

ぐずり泣きの時期は悩みが尽きないかもしれませんが、時期が来れば自然と収まるので、少しでも気持ちを楽に過ごせますように!

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