子どもからの「パパ嫌い!」。いつ終わる?パパやママができる対処法は?

子どもからの「パパ嫌い!」。いつ終わる?パパやママができる対処法は?

「パパがいや。ママがいい」「パパ嫌い!」などと子どもに言われると言われたパパはもちろん、聞いているママも傷つきますよね。

自分の何が悪かったのだろう、何に気をつければ嫌われないのだろうと悩む方も多いでしょう。

しかし、「パパ嫌!」というのは、子どもの成長途中で必要な感情や反応で、子どもが成長している証です。

嫌といわれることはつらいですが、子どもの成長途中で必要な感情だと理解してもらえるといいでしょう。

「嫌い」ということに深い理由がない場合もあるので、パパには必要以上に落ち込むことはないと伝えてくださいね。

子どもがパパ嫌いになる原因と理由、対策と注意点を年齢別に説明します。

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パパ嫌いはいつからいつまで?時期と理由

パパ嫌いはいつからいつまで?時期と理由

子どもが「パパ嫌い」と言ったり嫌う素振りを見せるのは何歳頃で、また、いつからいつまで続くのでしょうか。

子どもがパパ嫌いになるときとその理由は大きく4段階に分けられます。

その理由の多くは、子どもの年齢や成長・発達過程が原因です。

子どもの年齢によってパパを嫌いになる理由がわかるので参考にしてくださいね。

0〜1歳(赤ちゃん)のパパ見知り

産まれたばかりの赤ちゃんにとって、ママは特別な存在です。

ママの体温や心音は、赤ちゃんがもっとも安心するもので、お腹のなかにいるときから馴染みのあるものです。

それに比べてパパの抱っこにはなれておらず、赤ちゃんも緊張してしまい、泣き止まないことはよくあるようです。

また、多くの赤ちゃんは、生後5〜6ヵ月頃に人見知りが始まります。

ちょうどそのとき、パパと会わない時間が長くなると、パパの顔を見るだけで泣くことも多くなることも。

さらに、赤ちゃんに泣かれてイライラしてしまうとその緊張感などが赤ちゃんに伝わるという理由もあるようです。

パパとママでは体温や声の高さに差があることも原因の一つで、普段と違うことで、赤ちゃんの気持ちも落ち着かなくなってしまうという場合もあるようです。

2〜3歳のパパ嫌いは?

イヤイヤ期真っ最中である2〜3歳のパパ嫌いは、自己主張の一環です。

まだしゃべり始めたばかりの我が子がいう「パパ嫌い」に、大きなショックを受けてしまうこともあるでしょうが、深い意味はないので安心してくださいね。

まだ語彙も少なく、「ママがいい」それ以外は全部「嫌い」になることも。

たとえば「ご飯は嫌!パンがいい!」と言われて持っていったら「パン嫌!おにぎりがいい」と拒否されるのと同じようなものです。

しかし、そうはわかっていてもパパも傷つき、イライラすることもあるのでしょう。

そういう小さな繰り返しからパパも「どうせ嫌って言われるから」と距離を置いてしまいがちですが、子どものほうは次の日には忘れてしまっていることも多いようです。

4〜5歳のパパ嫌いは?

4〜5歳のパパ嫌いには、パパに怒られる、パパはすぐどなるから嫌、など理由があって「パパが嫌い」と言いだすことも多いようです。

パパはママと違って声が低いことも「怒られている」と感じる原因の一つかもしれません。

ほかにも、「もっとパパと遊びたかったのに」や「久しぶりのパパにテンションが上がってしまった」などの理由で興奮していることも考えられます。

このような場合は、理由を聞き出して改善すると避けられることがあるので、急がず優しく理由を聞いてあげてくださいね。

6歳〜小学生のパパ嫌いは?

6歳〜小学生くらいの子は、やんちゃなことや悪いことを覚えはじめます。「親のいうことを聞かないことがなんだか格好いい」と思う子もいるでしょう。

成長の過程で、中間反抗期やギャングエイジといわれる少し難しい時期です。

外ではいい子なのに、親にだけ反抗し、逆ギレや物を破壊するなどの行動が見られることも。

その一環で、パパだけに反抗したくなることもあるようです。

中学生・高校生のパパ嫌いは?

中学生・高校生くらいになると思春期になり、反抗期の訪れとともにパパ嫌いという現象が起こる子もいるでしょう。

特に女の子は、本能的にパパの匂いなどが苦手になることがあります。

これも成長の過程でよくあることなので、無理にパパと娘を近づけようとする必要はありません。

この時期はパパとべったり仲良しだという子のほうが少ないでしょう。

多かれ少なかれ異性であるパパと距離をとりがちな時期です。

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パパを嫌がる原因と対策、注意点

パパを嫌がる原因と対策、注意点

パパのことを嫌がる時期と理由がわかったところで、「じゃあ嫌われないためにどうしたらいいの?」とか「嫌われないための対策や注意点を知りたい」「嫌いと言われたあとの対応を知りたい」と思う方もいるでしょう。

ここでは、子どもがパパを嫌がる原因から具体的な対策をそれぞれ年齢別に紹介します。

0〜1歳(赤ちゃん)

0〜1歳の赤ちゃんがパパを嫌がる場合は、パパとの関わり次第で解決できます。

パパの声や匂い、肌触りなどによって、いつもお世話してくれている人だなと感じることができるといわれています。

どこまで理解できているのか少し難しいところですが、赤ちゃんはお腹のなかにいるときから周りの音や声が聞こえています。

おむつ替え、ミルク、抱っこや読み聞かせなど、お世話をしながらたくさん触れ合い、生まれたときから積極的に関わっているとパパにも安心感を感じてくれるようになるでしょう。

泣かれることがあっても、パパはママと同じように安心できる存在であると認識してくれるまで、くじけずお世話をし続けるのが大事です。

2〜3歳

イヤイヤ期は、場所を変えたり、本人の気持ちを聞いたり、いろいろ試行錯誤が必要です。

外の空気に当たると気分が変わり、イヤイヤが直る子もいれば、音楽やテレビの音でころっと機嫌が良くなる子もいます。

子どもによって対処法もさまざまです。

成長に合わせて時期がくれば自然と終わる一過性のものなので、親が悩み過ぎないことも大切です。

離れている時間が長いと、「本当に信頼できる人なのか」試すためにわざと困らせる行動をする子もいます。

パパにしかできないアクティブな遊びをしてもらったり、ちょっと普段は食べない特別なものを食べたり、子どもとの時間を少しずつ増やしていくとパパへの気持ちも落ち着くでしょう。

4〜5歳

子どもが4〜5歳くらいになると「子どもに嫌がられるから」と子どもと関わることを避けてしまうパパもいるでしょう。

何回も「パパ嫌!」と泣かれると、気持ちが折れてしまうのもわかります。

しかし、パパの方から子どもと距離を置くと、子どもはパパへの不信感が増す一方です。

いくらきつい言葉をかけられても「パパも嫌い」などと安易に言わず、落ち着いて「嫌いって言われるととても悲しいよ」と伝えると良いようです。

ママもパパと子どもの間に挟まれて大変でしょうが、どちらにも悪口をいうことなく中立な立場を貫きましょう。

パパには、言いたい言葉をぐっと抑えて「大好きだよ」など愛情を伝えるようにアドバイスしてください。

ママもパパの見ていないところでは、子どもたちから「イヤイヤ」と言われ、家の中でも外でも泣かれることは日常茶飯事だと知ってもらいましょう。

6歳〜小学生

「パパ嫌い!」などと子どもが興奮していて暴言をはいたりするとき、怒鳴りつけてしまうと逆効果です。

パパが言い返すことで子どもたちは「なんで自分の気持ちをわかってくれないのだろう」と思い、余計に逆上してしまいます。

そのうち、なんで怒っていたかわからないけど、それでも怒りが収まらない状態になる子もいます。

感情的にならずに、冷静に見守り、気持ちを受け止めることが一番です。

ママもパパの味方ばかりせず、子どもの気持ちをしっかり聞き、一つでも多く共感してあげましょう。

大げさに褒めてあげるのも有効な手段です。

中学生・高校生

中学生・高校生くらいになると体格も大人と変わらないこともあり、ついついお互いにヒートアップしてしまうことがあります。

本当に難しいことですが、怒りの感情を抑えて冷静に対処しましょう。

子どもと言い争いになっても、同じ土俵に上がるのは禁物です。

中学生・高校生は、将来に対して不安を感じる年頃でもあります。

他の子と比べたりせず、できるだけ気持ちが落ち着いているのを見計らって、話し合いをするようにし、興奮しているときはそっとしておいてあげましょう。

特に、女の子の場合、「パパ嫌!」というのが、本当にパパに向けた言葉なのか、一般的な大人の男性に向けものかの判断が難しいでしょう。

ママもパパと子どもの間に上手に入ってあげて、間にはいってもらうことも有効です。

まとめ:時代でパパも変わっている

時代でパパも変わっている

昔の父親像は「頑固で怖い」「子育てには非協力的」などというイメージがありましたが、いまはそんな時代ではありません。

パパもママも、自分が育てられた頃とは子育ての常識が違うということを理解し、できるだけ愛情を持って寄り添うようにしましょう。

子どもに「パパ嫌!」と言われても、その言葉は大人の言う「嫌!」とは違います。

そのうち終わりが来るものだと理解しておくと、気持ち的にも少し楽かもしれませんね。

ママもパパも、お互いが求められる役割が少し異なることも意識しつつ、無理のない範囲で対応していきましょう。

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