伊丹市は、大阪市や神戸市のベッドタウンとして人気です。
阪急伊丹線の伊丹駅とJR宝塚線の伊丹駅との距離は徒歩10分ほどで、これらの駅が一体化した市街地開発を進めています。
伊丹空港も使いやすい距離にあり、交通アクセスの良いエリアです。
この記事では、伊丹市が子育て世帯にとって住みやすい街かどうかを詳しく解説します。
これから伊丹市への引っ越しをお考えの子育て世帯の方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
伊丹市は子育て支援に力を入れている
伊丹市は、子育て支援に積極的に取り組んでいる街です。
実際、ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2022 in関西では、第7位に選ばれています。
それでは、伊丹市が実施している子育て支援制度を、詳しくチェックしていきましょう。
参考：【本当に住みやすい街大賞2022 in関西】第7位 伊丹
充実したICT環境で時代にあわせた学習が受けられる
伊丹市では、タブレット端末を子ども一人ひとりに用意するなど、充実したICT環境を整備しています。
これからの時代にあわせ、子どもたちが必要な力を身につけられるように注力している街です。
児童くらぶの待機児童数がゼロで利用しやすい
伊丹市では、すべての小学校で児童くらぶを実施しています。
そのうえ、児童くらぶの待機児童数がゼロで利用しやすいのが特徴です。
基本は17時までの保育時間ですが、19時まで延長も可能なため、遅くまで預かってほしい方にとっても安心できるでしょう。
伊丹市の子育て環境
伊丹市の子育て環境も、あわせてチェックしていきましょう。
子どもの人口
2023年6月1日時点のデータによると、伊丹市の子どもの人口(0〜14歳)は、26,349人です。
これは、伊丹市の人口全体の約13.4％に相当します。
教育施設の数
伊丹市の教育施設の数は、下記のとおりです。
| 幼稚園 | 16園 |
|---|---|
| 小学校 | 17校 |
| 中学校 | 8校 |
| 高等学校 | 5校 |
伊丹市立伊丹幼稚園は、市の中心部に位置する幼稚園です。
多様な生き物にふれあったり、園庭にある実のなる木などで四季を感じたりして、自然とふれあい、子どもたちの豊かな感性をはぐくんでいます。
参考：伊丹市立伊丹幼稚園
周辺環境
犯罪情報や交通事故の情報、防災情報など、伊丹市の周辺環境をチェックしましょう。
犯罪情報の確認
2023年4月末時点のデータによると、伊丹市で起こった刑法犯の認知件数は441件でした。
これは、前年同時点の368件と比べると、73件増加しています。
交通事故の多い場所を確認
2023年5月1日時点でのデータによると、当年中に伊丹市内で起きた交通人身事故の発生件数は146件でした。
人身事故は、一般市道や一般県道、国道171号などで多いようです。
交通事故には十分気をつけましょう。
参考：伊丹市内交通事故統計
参考：統計・マップ－伊丹警察署
防災情報の確認
想定されている災害リスクの情報は、伊丹市の公式ホームページなどからチェック可能です。
避難情報や河川の水位情報、伊丹市の防災の取り組みなど、さまざまな情報を確認できます。
引っ越し前にこれらの防災情報を確認し、日頃から十分に備えておきましょう。
参考：災害に備えて／伊丹市
スーパーや医療機関の数
伊丹市には、スーパーが約35店舗あります。
また、伊丹市にある医療機関の数は一般診療所が約170ヵ所、病院が10ヵ所です。
子育て世帯の方が引っ越し前に押さえておくべき周辺環境に関して詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
伊丹市の主な子育て支援制度
次に、伊丹市の主な子育て支援制度をチェックしましょう。
第2子の保育料無償化
伊丹市では、2023年9月から第2子の保育料無償化を実施します。
対象となるのは、年収360万円未満相当の世帯や、2人以上の子どもを保育所などに預ける世帯のうち、2歳までの第2子の保育料です。
子育てによる家計への負担軽減につながるでしょう。
また、すべての市立幼稚園における耐震化や冷暖房設備の設置を達成しています。
参考：第2子の保育料無償化
妊婦健康診査費助成制度
伊丹市には、赤ちゃんが生まれるまでの母体の健康をサポートする、妊婦健康診査費助成制度があります。
兵庫県下の協力医療機関・助産所で利用できるほか、県外に里帰り出産した場合でも後日銀行振込での助成が可能です。
9万8千円までの保険適用外の受診費用を、14回まで助成してもらえます。
参考：妊婦健康診査費助成制度
乳幼児等・こども医療費助成制度
伊丹市では、乳幼児等・こども医療費助成制度を実施しています。
乳幼児等・こども医療費助成制度とは、所得制限なしで子どもたちの医療費を無償化するもので、2023年7月からは高校生世代の入院費も対象です。
なにかあったときでも安心して医療機関を受診しやすくなるでしょう。
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伊丹市の待機児童数
2022年4月1日時点のデータによると、伊丹市の保育所などの待機児童数は0人でした。
伊丹市では、幼児教育や保育の質の向上のために、認定こども園の整備や民間保育所の誘致などをおこない、6年連続で待機児童0人を達成しています。
参考：伊丹市/市町の概要
伊丹市で子育てにおすすめの施設
最後に、伊丹市で子育てにおすすめの施設をチェックしましょう。
伊丹スカイパーク
伊丹スカイパークは、伊丹空港の滑走路の西側に隣接した公園です。
間近で飛行機の離着陸を見られ、ほかにはない迫力を感じられます。
ローラー滑り台や巨大立体迷路のほか、1～3歳の乳幼児用エリアもあり、さまざまな年齢の子どもたちが楽しめる施設です。
参考：伊丹スカイパーク
伊丹市昆虫館
伊丹市昆虫館では、生きた昆虫や標本の展示、体験型の特別展など、さまざまな方法で昆虫の魅力を伝えています。
講座や観察会に参加すれば、子どもが生き物への親しみや興味を深める機会になるでしょう。
参考：伊丹市昆虫館
伊丹市立みどりのプラザ
伊丹市は、生業や文化としてみどりと親しんできた400年以上の歴史があります。
伊丹市立みどりのプラザでは、先人の知恵を生かした緑化の啓発などをしているほか、隣接する荒牧バラ公園で美しい自然とふれあえます。
参考：伊丹市立みどりのプラザ
まとめ：伊丹市に家族で住むならファミリー向けの賃貸物件が豊富な賃貸サイトを利用しよう
伊丹市は、関西地方のなかでも本当に住みやすい街として支持を集めている街です。
充実したICT環境で時代にあわせた学習が受けられること、乳幼児等・こども医療費助成制度が充実していることなど、子育て世帯へのサポートがしっかりとした街でもあります。
また、伊丹スカイパークや伊丹市昆虫館など、休日のお出かけスポットも充実した街です。
兵庫県への引っ越しを検討されている方は、伊丹市も候補の一つに入れてみましょう。
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