雨で室内遊びが多くなりがちな梅雨の時期は、あじさいをモチーフにした制作にチャレンジしてみませんか?
折り紙やスポンジ・クレヨンなど身近にある材料を使い、子どもと一緒にオリジナルのあじさいを作って楽しみましょう。
この記事では、梅雨におすすめのあじさい制作アイデア6選をご紹介します。
折り紙をちぎったり、スポンジでポンポンしたりと、簡単で子どもが楽しめるアイデア満載です。
雨の日の室内遊びにぜひ取り入れてみてくださいね。
にじみ絵
- 【使うもの】
- 半紙 1枚
- 霧吹き
- 筆
- 水性カラーペン
- はさみ
- 【作り方】
- 半紙に水性ペンであじさいの絵を描く
- 霧吹きで1に水をかける
- 乾かしてあじさいの形に切る
半紙がない場合は、画用紙やコーヒーフィルターなども使用できます。
にじませるときはトレーに乗せておこなうと、テーブルが濡れないので片づけが楽になりますよ。
よりにじませたいところには、筆で水をのせましょう。
霧吹きと筆で色のにじみ方が変わるため、それぞれ試してみるのもおすすめです。
色をにじませた半紙をうちわの骨に貼り付ければ、涼しげな手作りうちわも作れます。
ちぎり絵
- 【使うもの】
- 折り紙(ピンク・紫・水色など)
- のり、両面テープ
- 台紙(あじさいの形に切っておく)
- 【作り方】
- 折り紙を花びらのように小さくちぎる
- 台紙に好きなように貼っていく
折り紙をちぎって貼るだけでとても簡単なので、乳児でも楽しく作れます。
1~2歳だと小さくちぎるのが難しかったり、折り紙を丸めてしまったりする場合もあるので、折り紙を細長く切っておくのがおすすめです。
ハサミを使える子の場合は、台紙に切り取り線を書いておき、子どもに自分で切ってもらうのも良いでしょう。
子どもの年齢に合わせて親が準備をしておくと、楽しく作れますよ。
スポンジスタンプ
- 【使うもの】
- スポンジ(2cm角くらい)
- 絵の具
- 筆
- パレット
- クレヨン
- 画用紙
- 【作り方】
- 絵の具各色をパレットに出す
- 筆でスポンジに絵の具をつける
- 画用紙にスタンプする
- 葉や茎をクレヨンで描く
スポンジは2cm角くらいのサイズで、丸や四角などの形に切っておきましょう。
あじさいに使う絵の具は、単色でも色を重ねてもOKです。
スタンプし終わったら、あじさいの周りに雨や葉っぱ・カエルなどを描いてもすてきですね。
スポンジは食器洗い用、メラミンスポンジなど、目の粗さが違うものを使うと仕上がりも変わるので、いくつか種類を変えて試してみるのもおすすめです。
折り紙で作るあじさいの花束
- 【使うもの】
- ストロー3本
- 折り紙
- セロテープ
- ハサミ
- 【作り方】
- 折り紙を2cm四方くらいに切る(12枚用意)
- ストローの片側に4カ所切り込みを入れる
- 2の切り込みを外側に開く
- 3の切り込みに1の折り紙をテープで貼る
完成したあじさいは、葉の形に切った折り紙を貼り付けたり、茎のストロー部分に緑のマスキングテープを巻いたりすると、さらに本物らしくなります。
今回ご紹介しているのは3本分の材料ですが、本数を増やせば大きな花束もできますよ。
あじさいの束を花瓶に入れて飾ればかわいいインテリアに!
ペーパーとリボンで本物の花束のようにラッピングしてもきれいですね。
プチプチのあじさい
- 【使うもの】
- エアキャップ
- ハサミ
- 油性マジック、絵の具
- クレヨン
- のり、ボンド
- 画用紙
- 【作り方】
- エアキャップの平らな面に色を塗る
- 1.をあじさいの形に切る
- 画用紙に貼って葉や背景を描く(色を塗った面が裏側)
小さなプチプチがあじさいの小花を表現し、平らな面に色をつけることで透けて見え、涼やかさが感じられる作品。
プチプチの大きさや形を変えたり、いろいろ組み合わせたりしても楽しいですよ。
押し花アート
押し花にしたあじさいを貼って作る押し花アートは、梅雨時期のインテリアにもピッタリ!
本物のあじさいのように組み合わせたり、小花を散らして貼ったりしてもきれいですよ。
ここでは、時間をかけずに簡単にできる押し花の作り方をご紹介するので、自宅にあじさいがある方はぜひ試してみてください。
アイロンを使う方法
- 【使うもの】
- あじさい
- 雑誌、新聞紙
- ティッシュ
- アイロン
- 【やり方】
- 雑誌や新聞紙の上にティッシュを広げておく
- 1の上にあじさいを並べ、もう1枚ティッシュを被せる
- 上からアイロン(低温)を30秒程あてる
- アイロンの熱が飛んだら、再度10秒程あてる
- 4を数回繰り返し、あじさいを乾燥させる
アイロンの熱で花の水分を飛ばすので、あっという間に完成します。
ティッシュの上にあじさいを並べるときは、アイロンの大きさに収まるよう並べたり、花同士が重ならないようにしたりと、アイロンをあてやすいように置くのがポイントです。
電子レンジを使う方法
- 【使うもの】
- あじさい
- 押し花用の乾燥シート(キッチンペーパー)
- 段ボール(乾燥シートよりもひと回り大きいもの)
- 輪ゴム
- 電子レンジ
- 【やり方】
- 段ボールの上に乾燥シートを乗せ、あじさいを並べる
- 1の上に乾燥シート、段ボールの順で重ね、しっかりはさむ
- 段ボールに輪ゴムをかける(十字になるように)
- 電子レンジ500wで1分加熱する
- あじさいがパリパリになっていれば完成。湿りが残っているなら4を繰り返す
まとまった量のあじさいを短時間で押し花にしたい方は、電子レンジを使う方法がおすすめです。
初めて電子レンジで押し花を作るときは、1分より短めに設定して様子を見ながら加熱しましょう。
乾燥シートは、100円ショップやホームセンターで購入できます。
キッチンペーパーでも代用できますが、押し花がくっついたり、キッチンペーパーの模様がついたりすることもあるため、注意しておこなってください。
あじさい制作で使える梅雨のモチーフ
あじさいの花に、葉や雨、カタツムリなど梅雨のモチーフを加えると、完成度がぐっと高くなります。
クレヨンやペンで描いてもかわいいですが、子どもと一緒に作ってみるのも楽しいですよ。
一日で終わらないときは、何日かに分けて作り、最後に組み合わせて完成させてもOKです。
ここでは、梅雨モチーフ作りにおすすめの方法をご紹介します。
梅雨モチーフの折り紙
カエル・カタツムリ・傘などを折り紙で折り、あじさいの背景にすると、立体感のある仕上がりに!
以下に紹介する『おりがみくらぶ』というサイトでは、折り紙の折り図や手順を動画で紹介しています。
梅雨モチーフ以外にも、月ごと、イベントごとにいろいろな折り紙を紹介しているので、一年を通じて使えますよ。
葉っぱのこすりだし
あじさいの葉を使い、いろいろな色で葉の形や模様をこすりだすと、幻想的な仕上がりになります。
- 【使うもの】
- あじさいの葉(他の葉でもOK)
- コピー用紙
- 色鉛筆
- 【やり方】
- あじさいの葉の上にコピー用紙を乗せ、色鉛筆で葉の形をこすりだす
先にあじさいを貼る位置を決めてから、ちょうど良い位置にこすりだしで葉を描いても良いですし、葉をこすりだしてからあじさいを貼ってもOKです。
コピー用紙以外の紙にあじさいを貼りたい場合は、こすりだしした葉を葉の形に切り取って使うこともできます。
まとめ
この記事では、あじさいをモチーフにした制作アイデア6選をご紹介しました。
ペンや絵の具の色をにじませたり、折り紙をちぎって貼ったり、スポンジを使ったスタンプでポンポンしたりと、簡単に揃う道具でさまざまなあじさいが作れます。
折り紙をちぎりやすいように切っておく、はさみの切り取り線を書いておくなど、子どもの年齢に応じて親が準備に一工夫して、親子であじさい制作を楽しみましょう。