寒い季節のランチにぴったりな、スープジャー。
お弁当箱として持っていけば、温かい状態で食べられるので人気の商品です。
スープジャーの使い方と選び方、そしておすすめレシピを紹介します。
実際に使ってみた感想もお伝えしますので、購入する際の参考にしてください。
スープジャーの使い方
スープジャーは真空二重構造になったステンレス製の容器です。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態で持ち運ぶことができます。
スープジャーを使う際は、以下のポイントを抑えておきましょう。
スープジャーの容器を温めておく
事前にスープジャーの容器を温めておくことで、保温が長持ちします。
やり方はとても簡単。
容器に熱湯を入れ、約2〜3分間経ったらお湯を捨ててください。
そのあと、熱々の容器に料理を入れて蓋をします。
容器を温めておけば、何もしないよりも温かさが持続するので、忘れずにおこなってください。
熱々の状態で入れる
スープジャーに料理を入れる際は、なるべく熱々の状態で入れましょう。
そうすることで、温めた容器と熱々の料理によって、食べるときまで温かい状態を保ってくれます。
料理のできあがり時間をみながら同時進行でスープジャーの容器を温めておくと、熱々の料理を素早く入れることができますよ。
決められた容量を入れる
スープジャーには、決められた容量を守って料理を入れましょう。
説明書には「止水部何センチ下まで」など、入れる量が記載されていますので確認してください。
入れる量が少なすぎると料理が冷めやすくなってしまいます。
また、入れすぎてしまうと蓋がきちんと閉まらなかったり、中から汁が漏れてしまう可能性がありますので注意してください。
入れる具材やメニューに気をつける
先ほど熱々の状態で料理を入れることをお伝えしましたが、保温機能があるからといって、中に入れたものが腐らないという訳ではありません。
例えばみそ汁は手軽に入れることができるメニューですが、容器内の温度が低かったり豆腐やじゃがいもなど傷みやすい具材を入れると、菌が繁殖し腐りやすいので注意が必要です。
スープジャーにみそ汁を入れる場合、具材はなるべく傷みにくい食材を使用し、みそ汁も熱々の状態にしたあとに入れ、なるべく早く食べるようにします。
その他、スープジャーにお湯を入れて持っていき、インスタントのみそ汁を食べる直前に混ぜるなどしたほうが良いでしょう。
スープジャーの選び方
スープジャーはさまざまな種類があり、どれを選べば良いのか迷ってしまいませんか?
選ぶ際はデザインだけでなく、以下のことをチェックしてみると良いでしょう。
容量
一番迷うのが容量なのでは?
一般的にスープジャーは200ml〜500mlが多いです。
mlで表示されていますが、数字だけだとイメージがつかみにくいですよね。
容量は以下を参考にしてみてください。
200ml〜 | みそ汁やスープなどをお椀1杯分を入れるのに適切な量です。 |
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300ml〜380ml | 牛丼や親子丼、ショートパスタや野菜など具材が入ったスープにちょうど良い量です。 |
400ml〜 | ポトフやシチューなど大きめの具材も入るサイズ。300mlでは足りないと感じる方にもおすすめ。 |
500ml〜 | 大容量サイズ。たっぷりの量をしっかりと食べたい方におすすめです。 |
保温時間
保温時間もチェックしましょう。
朝、スープジャーに料理を入れてお昼に食べることを考えると、6時間程度の保温時間があると良いです。
なるべく保温時間内に食べるようにしてください。
また、保温効力がわかる場合は確認しましょう。
一般的に20〜40度になると、菌が繁殖し食材が腐りやすくなると言われています。
サーモスの400mlの製品仕様一覧を見ると、保温の場合60度以上が6時間、保冷の場合11度以下が6時間持続するとあります。
使いやすさ
スープジャー全体の大きさや入れ口の広さ、蓋の開け閉めなど、使いやすさも重要です。
スープジャーは丸い筒型のものが多いですが、横幅や縦の長さはそれぞれ違います。
入れ口部分も容量によって広さが異なります。
入れ口部分が小さいとスプーンやお箸で取り出しにくい場合もあります。
蓋部分も、そのまま蓋を閉める一体型のものや飲み口を別でセットして蓋をするものなど、メーカーによって違うので確認してください。
また、使用後にパーツを取り外せるか、洗いやすいかもチェックしましょう。
内蓋やパッキンは食洗機で洗えるタイプもあります。
今回使用したスープジャーの紹介
※筆者撮影画像
今回、長男の高校生弁当用として、300mlと400mlのスープジャーを購入しました。
スープジャーをどのようにして選んだかや、実際の使用感を紹介します。
スープジャーを選ぶまでの経緯
スープジャーに牛丼や親子丼、カレーなどを入れて使いたいと思っていたので、容量は300ml〜400ml程度が希望。
また、使用している保温弁当箱の保温ポーチに、ご飯容器と一緒に入れて使いたかったので、ポーチに収まるサイズを探していました。
300mlを最初に購入したのですが、入れる料理によっては量が少し足りないと子どもに言われることもあり、悩んだ末に400mlも購入することに。
300mlはスープジャーのみですが、400mlは保温弁当箱の保温ポーチには入らないサイズなので、おかず容器とポーチがセットになったものを選びました。
作る料理によって2つを使い分けています。
参考:
アイリスオーヤマ:ステンレスケータイ フードジャー300ml
サーモス:真空断熱ランチセット(スープジャー400ml・容器400ml)
使ってみた感想
※筆者撮影画像:「写真左:アイリスオーヤマ300ml ・写真右:サーモス400ml 」
300mlのスープジャーは入れ口が400mlに比べると小さいので、料理を入れる時にこぼれないように少しずつ入れています。
入れるものによっては、具材を入れたあとにスープを注ぐなどの工夫が必要です。
400mlはたっぷり入るのでごろごろした大きめの具材でもたくさん入ります。
温かいお弁当が食べられてうれしいと子どもからの評判も良いです。
※筆者撮影画像
また、現在使用している保温弁当箱のおかず容器のスペースに、300mlのスープジャーがぴったりと収まるサイズ。
上記画像のように保温容器に入ったご飯とスープジャーに入れたおかずが保温ケースにぴったりと入ります。
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スープジャーのおすすめ簡単レシピ
スープジャーがあれば出来立て熱々の料理や汁物を持たせることが可能です。
ここでは筆者おすすめの簡単レシピをご紹介します。
牛丼
※筆者撮影画像
容器は300mlを使用。ご飯は保温ランチジャー360mlです。
牛丼は少し濃いめに味付けをしました。
朝、牛丼を作るだけなのでいつもより短い調理時間で完成しました。
子どもに感想を聞いたところ、温かくお弁当を食べたそうですが、おかずが少し足りなかったので、パンを買い足したとのこと。
ガッツリと食べる場合は400mlの容器にする、もしくは別におかずを持たせると良さそうです。
肉じゃが
※筆者撮影画像
容器は400mlを使用。これに保温ランチジャーのご飯360mlを持たせました。
肉じゃがは前日作っておいたものを温め、容器も熱々のお湯を入れて温めました。
おかずの量は足りたようです。
ほかほかの肉じゃがはおいしいと好評でした。
具材は熱々にして入れ、じゃがいもは傷みやすいので、なるべく早めに食べることをおすすめします。
カレー
※筆者撮影画像
容器は300mlを使用。ご飯は保温ランチジャー360mlです。
無印良品の牛すじレトルトカレー(180g)を温めて入れました。
容量に対してカレーの量が少なかったので、お昼まで冷めてしまわないか心配でしたが、温かい状態だったとのこと。
温めるだけなので、時間がないときのお弁当作りにもおすすめです。
カレーを入れたあとは蓋部分のゴムパッキンにカレーのにおいが残っていました。
洗ってもにおいが気になる場合は、重曹を入れたお湯につけおきを試してください。
まとめ:スープジャーでほかほかのお弁当を食べよう
我が家の長男は冷めたお弁当を嫌がるので、寒い時期になるとどうしようかと悩んでいました。
スープジャーを使えば、塾や学校で温かいお弁当を食べさせてあげることができます。
また、冷たいものを入れることができるので、夏も活躍しそうです。
サーモスではスープジャーで保温調理できるレシピを公開していますので、ぜひ参考にしてください。
ママライタープロフィール
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高1の長男を筆頭に3児を子育て中のママです。(※原稿執筆時)
春からお弁当作りがスタートしたので、時短&簡単レシピに興味があります。
趣味はフルート。もう少し子育てに余裕ができたら、以前習っていたフルートのレッスンを再開したいです。